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第70回NHK杯3回戦
先手:羽生善治 九段
後手:渡辺明 名人
矢倉のとても面白い将棋でした。
図は、79手目▲2三同飛成となったところです。
本譜は、△2二銀打としましたが、
感想戦で検討された△3二銀についてお聞きします。
これに対して観戦記には、 ▲2二歩 △同 銀 ▲5三龍 △7六歩 ▲1三歩
で先手が良い、と書かれています。
▲1三歩の意味が分かりません。
△同歩だとどう続けていくのでしょうか。
よろしくお願いします。

「NHK杯_矢倉_攻めを続ける」の質問画像

A 回答 (1件)

▲1三歩の意味は、1二のスペースを空けること。

△同歩の後、▲2三歩△同銀右▲2四歩△1二銀と引いて後手が逆用したかに見えるけど、▲2三銀と畳み掛けられて、後手は金気の持ち駒がないので受けがありません。この後はどう変化しても1二のスペースは先手にとって利益になります。
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この回答へのお礼

▲1三歩に代えて▲2三歩~▲2四歩としてみました。
相手の銀をうわずらしたり、2四に拠点ができたりしますが、一本調子の感じは否めません。
一方▲1三歩△同歩とさせておくことで、1二の地点が空いていたり、相手の駒で埋まっていたりしても2三に金駒を打ち込んだ時の迫力というか、攻めのつながりが感じられました。
これが▲1三歩の効果なのですね、なるほどです。
ありがとうございました。
(うわずらしたり:上擦らしたり)

お礼日時:2022/11/26 08:44

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