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DTMで、オーケストラをやっています。

トラックすべてをエフェクトセンドに送って、そこにリバーブをかけています。つまりトラック全体にリバーブをかけています。

最初、FREEVERB TOOを使っていたのですが、SIRの存在を知って使いはじめたのですが、全体にかけると音がぼやけてしまいます。それでトラックひとつひとつにかけたらどうだろうと思ったのですが、トラックひとつひとつにかけたら、音は全体にかけるより良くなるでしょうか?

A 回答 (3件)

答えとしては


「ケースバイケースです」
です。
マジで、これしか言いようがないです。

ただ、オーケストラ的に音場感を出すなら、全体にリバーブを掛けるのが基本形といえば基本形。
むしろ「全体にリバーブを掛けるが、音がぼやけないギリギリを狙う」というのが、一つのミックスダウン上のワザですね。

トラック一つ一つに掛けると言うよりは、細かいワザとして、「前の楽器群」「中程の楽器群」「後ろの楽器群」的にグループ分けして、グルーブ毎にリバーブを掛ける量(エフェクト送り量)を細かく調整するとか、大音量を出す楽器(群)は、大音量時にはリバーブ少なめ、通常時は普通…というように、曲中でも個別にリバーブ量を増減させるとか、そういった小技の集合体にしていくことも考えてみるべき。

そういう「リバーブの小回り確保」のために、個別もしくはグルーブ毎にリバーブを掛けるのは、有りといえば有りです。
が、あんまりやりすぎると、また複数のリバーブユニットを据えると『リバーブ音同士がケンカして、全体のボケ味が制御不能になる』ということもありますので、そこんとこはやりすぎは禁物です。

あと、音源使っておられるなら、音源音色によって、オリジナル元音状態で音自体に残響感があるもの、無い物、大きい物、タイトなもの…が有ると思いますから、音源音色に応じたリバーブ送り量というものもしっかりチェックしていく必要はあります。

また、近距離に置きたい楽音は、リバーブではなくショートディレイで処理したり、アーリーリフレクションだけ調整して、最後の最後に全体に薄くリバーブ掛けて一体感を出す…なんて手法もありますね。

とにかく、一つ一つにリバーブを掛けるのは、利点もないではないですが、ミックスは足し算なので、単音で調度良い感じに仕上げても、全部混ぜると「ウヲンウヲン」唸って収拾がつかなくなる危険性がつきまといます。
個別でも全体でも、「総合ミックスの結果がどうなるか」ということは、絶えず念頭に置く必要があります。
その意味では、リバーブは非常に手間の掛かる「魔物のエフェクト」です。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます!

とっても参考になりました。

リバーブって奥が深いですね。(^^)

お礼日時:2009/10/23 23:10

ども。



結論としては、
 「決して音が良くなることはない」
 と言い切ってしまっても良いと思います。

とは言っても、
 もちろんケースバイケースですし、使い方次第で
 ミックスダウン後に印象深い楽曲にまとまることは
 あります。

どういうことかというと、
 まず、DTMで一般的にトラック全体にリバーブを掛ける
 ことを何故セオリーにしているか、を考えたいです。

イメージとしては、「ホールで演奏を聞いている状態」。
 オーケストラの中で、1つの楽曲だけ残響音が響く
 っていう状況は、比較的少ないと思います。
 あくまでも「残響音」の効果を求めた場合、トラックによって
 リバーブをバラバラな設定にしてしまうことは、とても
 違和感のあるサウンドになることが多いです。

つまり、全てのトラックで同じ設定にするならば、ワザワザ
 PCの負荷を上げる様なことはしない方が良いということに
 なります。
 仮にトラックごとに同じ設定のリバーブを掛けても、劇的に
 サウンドの印象が変わることは少ないと思います。
 
では、どういう時に個別にリバーブを掛けるかというと、
 あくまでも「全体にリバーブを掛けた状態」で、演出的に
 ワザとリバーブを掛けて印象付けた時、などだと思います。

 例えば、バイオリンを2トラック以上で作成し、
 主旋律では無い方のボリュームを絞り気味にして、ディレイや
 リバーブでボヤかせてみるとか、ボヤけない程度のバランスで
 リバーブを掛けた時に、部分的に強めに残響音を出したい
 トラックにだけ個別に(追加で)掛けてみるとか。。。
 (ホントにケースバイケースです。)

最後に、正直リバーブはミックスダウン後に聞いてみると
 想像よりキツメに掛かることが(個人的な経験上)多いので
 本当に薄っすらと掛ける方が良いと思います。
 
これは、実際にスピーカーで音楽を聞くときにも、スピーカー
 からの出音や部屋の状態でリバーブの効果は少ないながらも
 発生するからだと思っています。
 
DTMで音楽を作る時に、実際の演奏風景を想像しながら
 空間系のエフェクタを使った方が、より臨場感のある
 サウンドが作れると思います。(これも少ないながらの経験上)

イロイロ書きましたが、参考まで。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます。^^

とっても参考になりました。

うっすらとかけた方がいいんですね。(^^)

お礼日時:2009/10/23 23:09

たとえばポップスなどで、


スネアドラムだけ強い残響(ロングリバーブ)が欲しいと思った際などは
個別のトラックに挿すことはあります。

が、普通はバスにセンドで対処するのがセオリーだと思います。
バスにはリバーブをウェット100%で挿しておきます。
(マスタートラックにかけるのではありませんよ)

音の分離が悪ければ、
各トラックにEQを挿して調整するだけでも随分違いますよ。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます!

とっても参考になりました。(^^)

お礼日時:2009/10/23 23:11

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