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法面を削り、ケンチブロックを積んでから20年ほど経ちますがブロックの一部(3面に分かれている)の天端が起き上がってきており、年を重ねるごとにズレが大きくなってきています。両サイドの面は動いていないのですが真ん中だけが起き上がってきており、現在で5cmほどのズレが生じています。高さ5mで延長が40mある内の1/3に相当します。
このまま放置しておいていつかは止まるものか心配です。幸いブロックの下は空き地になっていますがいずれは家が建つものと思われます。ケンチブロック積みは永久構造物かと思っていましたが違ったようです。
土建屋の施工が悪いのかもしれませんが専門的なアドバイスがありましたらよろしくお願いします。このまま放置しておいていいのか早急に直すのが良いのか悩んでいます。下に家が建ってしまうと工事するにも難しい条件になるため。

A 回答 (1件)

 ブロック積み擁壁の天端付近がはらんできている様ですが、いくつか確認事項があります。



1.擁壁の天端より上の地盤の形状はどのようになっていますか? 斜面でしょうか平場でしょうか?

2.上記の質問で斜面だとして、擁壁天端より上の方の地盤に亀裂などは入っていないでしょうか?

3.ブロック積み擁壁には水抜き穴があるはずですが、その穴からの排水がきちんとなされていますか? 穴が詰まっているなどの状態になっていませんか?

4.その擁壁は建築確認を行っていますか? (地上高さが2mを超える宅造構造物は建築確認が必要です)

 状況から見て、背面地盤が何らかの原因で安定しなくなっているかと思われます。亀裂などが確認できればほぼ間違いないでしょう。その場合は、単に擁壁を積み直すだけでは解決できません。水平ボーリングなどを行って、地盤の状況を確認し、場合によってはグランドアンカー工法などによる斜面安定処理を行う必要があります。

http://www.jisuberi-kyokai.or.jp/gijyoho/gijyutu …
http://www.d1.dion.ne.jp/~panwall/

この回答への補足

丁寧な回答に感謝します
なお、4つの質問にお答えします
1,天端に上は平場で6m離れて宅地がたっています。その後ろは山を  背負っていますのでかなりの水量は予測されます。
2,宅地の背負っている裏山で少し離れたところで10年ほど前に小さな  地滑りがおきていますが現在は止まっています。
3,水抜き穴のつまりはないと思いますがそこから排水されている様子  も伺えません。ケンチブロックの一番端で山に擦りつけてある箇所  の天端は20cmほどの地番沈下(オーバーですが)が見受けられ、  ブロックと自山との間に隙間が生じています。
4,業者を通しての建築ですが建築確認は取っていないと思われます。
  ちなみに個人擁壁に建築確認が必要とは知りませんでした。
  5m以上の高さは出来ないとの話はありましたが・・

以上の報告になりますが事態は最悪でしょうか?
ブロックを積み直すのとアンカーで止めるのとの予算比較はどのようなものでしょうか?
宜しくお願いします。

補足日時:2009/11/12 12:25
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