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「学校に行く」と「学校へ行く」の違いは何でしょうか。
御教示ください!

A 回答 (5件)

ちょっと思ったことを書いてみた、ただの参考意見です。



現在の言葉の使い方で、前後関係がなければほとんど同じ意味とも言えるのですが、いろいろな場合を想定してみると多少の違いがあります。

そもそも格助詞の「に」と「へ」では意味の守備範囲の違いがあります。
単純化すれば、「に」は「目的」に対する意識が強く、「へ」は「だいたいの方向」という意識が強いのです。
ただ、現在は「へ」の範囲に「に」が勢力を伸ばしていて、その違いはわかりにくくなっています。

「行く」の場合は「向かう」という方向意識が強いので、
「に」と「へ」の違いがわかりにくいのですが、
「着く」だと、
○「学校に着く」 △or×「学校へ着く」
と、比較的違いがはっきりすると思います。

ただ、「に」は目的意識が厳しすぎるので、言い方をやわらげたいときは、
△「学校に届ける」……ふつうの言い方
○「学校へ届ける」=「学校のほうに届ける」……ちょっとやわらげた言い方
と、違いが出てくるように思います。

「進学して学問を身につける」という「目的」だけを意識した意味では、
○「学校に行く」 △「学校へ行く」 という感じがします。
ほとんど行ったり来たりという通学の動作が関係ない意味の時ですね。
○「学びに行く」のであって×「学びへ行く」のではないのです。

逆に、方向を強く意識する場合では、
○「北へ行く」なら、北の方向ならどこ「に」行くのでもかまいませんが、
△「北に行く」なら、北の方でもどこが「目的地」なのか、気になるかもしれません。つまり「北」って「どこ?」と落ち着かない感じがするはずです。○「札幌に行く」と言われれば目的地がわかるので落ち着きます。

ただ、
○「右に曲がる」 △「右へ曲がる」
のように、方向を表す場合でも、今では「に」のほうが普通に思える場合が多いでしょう。
おそらく昔は「へ」が優勢だったはずなのですが……。

その理由は、
○「右に曲がる」場合は、ちゃんと目的地につく感じがしますが、
△「右へ曲がる」場合は、方向が右というだけで、ちゃんと目的地に着くのかどうかわからない不安感があるからでしょうね。

このように、現代では「目的」意識の明確な「に」が好まれる傾向があると思います。
なんとなく「方向」を示すだけの「へ」が生き残る余地が少なくなっているのですね。
それは、遠回しな表現を上品と感じてきた日本人の感覚が失われつつあることをも示しているようです。

贈り物を贈る場合、
○「Aさんへ」と書くのが普通で
×「Aさんに」とはまず書かないと思いますし(若い人はどうでしょう?)、
「贈る」などという押しつけがましい言葉は省略するのが当然だと思うのですが、

○「あなたに贈る言葉」
△「あなたへ」
と、前者のようなきっちり明確な言い方が現在では普通になっているようです。

そういうわけで、現在では「目的」の意識をはっきり出す「に」が好まれ、
ぼんやりと「方向」を示すに過ぎない「へ」は避けられるようになってきているのがすこし残念です。
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逆じゃないですよ。



「へ」を目的に使うなんて言ってません。
言い替えで「目的地として」っと動作の方向を表現しただけです。
そして、「動作の方向」と「動作」では全然意味が違います。

http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn/173662/m0u/% …

NO.3様が仰る「場所」=「動作の方向」です。

「に」は「動作の方向」ではなくて「動作の終点」です。
なので「アメリカへの途中」とは言っても「アメリカにの途中」とは言えません。

旅行に行くの「に」はまた別の使い方です。
上の例では、「帰着点や動作の及ぶ方向を表す」使い方をしているので、
それとの違いを書いただけです。
「に」と「へ」自体の違いに言及したわけではありません。

http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn/146509/m0u/% …
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この回答へのお礼

皆様、ご回答ありがとうございました!!

お礼日時:2009/11/19 19:46

1の回答は逆の気がしたんですが…。


「に」が目的(動作とか)
「へ」が場所

「アメリカへ旅行に行きます」
     ↑  ↑
    場所  目的

「アメリカに」でもそこまで不自然ではないので、
「に」≧「へ」な感じですね。
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この文例の場合にはほとんど差が生じませんが、「に」と「へ」の使い分けは、単に「場所」を指す助詞であるか「目的」を指す助詞であるかということです。

たとえば「スキーに行く。」とは言えても「スキーへ行く。」とは言えません。
学校や家という所は「場所」ともとらえることができますし、またそこへ集まること自体に「目的」があるとも考えられるので、特別にどちらかに限定して言いたいのでなければ、どちらでも使えます。
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「学校に行く」


学校という場所に行く。

「学校へ行く」
学校を目的地として行く。

「に」は到着点、「へ」は動作の方向です。
上記の2つでは特に意味的な違いはでませんが、
への場合は”行く”と書いても”向かう”という感じの意味になると思います。
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