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No.2
- 回答日時:
脂肪酸は、細胞質においてATPと"Coa"存在下で活性化されて”アシルCoA”になります。
その後、ミトコンドリアに移行しますが、とアシルCoAはミトコンドリア内膜を通過できないため、”カルニチン”と結合してアシルカルニチンとなってミトコンドリア内膜を通過します。通過後、再びアシルCoAに変換されて、ミトコンドリアマトリックス内でβ酸化を受けて代謝されます。つまり
CoA(コエンザイムA)は脂肪酸のCOOH基をATP存在下でCO~CoAにする酵素
アシルキャリアータンパク質は、その名のとおりキャリアー(運搬体)のことで、アシル化された脂肪酸をミトコンドリアまでもって行くタンパク質
カルニチンは、アシル化された脂肪酸がミトコンドリア内膜を通過するために、脂肪酸からCoAを取り除くアミノ酸です。
No.1
- 回答日時:
脂肪酸合成とベータ酸化らへんの話ですね。
アシルキャリアタンパク質(ACP)は細胞質中で行われる脂肪酸合成の際に合成途中の脂肪酸と結合しているタンパク質のことです(その名の通りアシル基を運んで、これにCを2こずつ繋げて脂肪酸を合成するためのタンパク質です)。カルニチンは脂肪酸分解が行われるミトコンドリアのマトリクスに脂肪酸を運び込むのに必要です(脂肪酸をカルニチンでアシルカルニチンにしてからでないと脂肪酸はミトコンドリアの膜にある通路であるカルニチンシャトルシステムを通過できない)。CoAは脂肪酸をアシルCoAの状態にしてカルニチンと反応させるのに必要です(脂肪酸はアシルCoAという活性化状態にならないとカルニチンと反応してアシルカルニチンになれない)。また、脂肪酸分解の際にも脂肪酸はCoAと結合した状態ですので、CoAがないと脂肪酸はうまく分解されないのかもしれないですね。お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
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