
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
NADH脱水素酵素(複合体I)の阻害剤
ロテノン、アミタール
シトクロムbc1複合体(複合体III)の阻害剤
アンチマイシンA
シトクロームオキシダーゼ(複合体IV)の阻害剤
シアン化合物、一酸化窒素
シアン耐性呼吸末端酸化酵素(AOX)の阻害剤
サリチルヒドロキム酸(SHAM)
ATP合成酵素(複合体V)の阻害剤
オリゴマイシン、DCCD(なんの略称?)、オーロベルチン
※電子伝達系ではマトリックス側から膜間腔へプロトンがくみ出され、その結果生ずるプロトン濃度勾配を利用して複合体VではATPを合成しています(プロトンのくみ出しと共役したATP合成)。このプロトン濃度勾配をうち消す働きをもつ脱共役剤も呼吸を阻害します。例をいくつか示します。
脱共役剤:ジニトロフェノール(DNP)、FCCP、CCCP、SF6847(最後の3つはなんの略かしりません)
もっとも有名なものはやはり青酸カリに代表されるシアン化合物だと思いますが、それによって阻害されない代替的な電子伝達経路の末端に位置する酵素がAOXと呼ばれるものです。いずれの阻害剤も呼吸代謝のメカニズムを調べる研究において重要な材料といえます。
参考URL:http://133.100.212.50/~bc1/Biochem/oxidphos.htm
No.3
- 回答日時:
No.2、付け足しです。
ATP産生を阻害すると様々な代謝活動に必要なエネルギーが不足して最悪の場合、細胞は致死します。用量によって阻害程度が異なりますが、少しであれば代替的ATP産生経路によって持ちこたえることもあるようです。
No.1
- 回答日時:
下記URLが参考になりましたなら…細胞は死ぬでしょうね。
○ミトコンドリアの働きを阻害する毒(細胞呼吸の阻害)
http://co2.ne.jp/musashi-hs/student/tox/mitotox. …
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