dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

生物の資料集に白色体が葉緑体になると書いてありました。白色体は色素を持たない色素体と書いてありましたが、葉緑体は色素を持っています。ということは白色体の中に突然色素が発生して葉緑体に変わるということなのでしょうか。教えてください。

A 回答 (1件)

高校生でしょうか? 高校生用に答えます。



白色体とは,色素を持たないで白い色をした構造が色素体に似たものを言います。根や斑入りの白いところの白色体は,光を当てましても葉緑体に変化することはありません。

しかし,キャベツやネギなどの白色体は,光が当たりますと,内部にクロロフィルが合成されて葉緑体に変化します。

「突然色素が発生して葉緑体に変わるということなのでしょうか。」といった疑問は,その通りなのです。クロロフィルは,極めて不安定な物質です。ですから,それらの白色体はクロロフィルを合成する酵素は持っているのですが,条件が整わないために,クロロフィルが合成されないのです。

方や,光が当たっても葉緑体に変化しない,例えば斑入り葉の白色体は,クロロフィルを合成する酵素の遺伝子を欠いているためと考えられています。細胞質遺伝は今は学習しないのでしょうね。
    • good
    • 3
この回答へのお礼

ありがとうございます。私は個別指導の塾講師をしている大学生です。文系で、生物は専門ではないもので、生徒から質問を受けた際答えられずに困っていました。
助かりました。本当にありがとうございました!

お礼日時:2005/05/12 03:20

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!