
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
http://hobab.fc2web.com/sub4-cytokine.htm
>IL-6は、IL-1により刺激された単核食細胞(単球/マクロファージ)、血管内皮細胞、線維芽細胞、ケラチノサイトなどから産生される。
>IL-6は、B細胞や形質細胞(プラズマ細胞)を増殖させ、IgG、IgM、IgAを産生させる(抗体産生増強)。
>IL-6は、T細胞の分化や活性化にも関与する。
>IL-6は、肝細胞に作用し、CRP、ハプトグロビンなどの急性期蛋白を誘導する。
>IL-6は、関節リウマチ患者の関節液中に、著明に増加している。
IL-6で判断することはB細胞や形質細胞の増殖(Ig産生)、肝細胞のCRP産生、発熱の様子を疑わせる以外にも免疫応答そのものの強弱をある程度しか反映しませんので、生態適合性の指標として総合判断する上で参考値の一つにしか使えません。免疫学の基礎を勉強すると、単独で動くものでなく、他のサイトカインとのバランスによるものであると理解できると思います。
>これらに絞られる理由
http://hobab.fc2web.com/sub4-TNF.htm#TNF-α
>TNF-αは、細胞膜表面のTNF receptorに結合して、炎症を起こした細胞の細胞死(アポトーシス)を誘発し、炎症を収束させると考えられる。
>TNFレセプターは、INF-γで増加し、IL-1で減少する。
TNFを部分的に抜き出しましが、これに限らず、どういう作用があり、どこから産生され、どういう状況のときに増えたり減ったりするか、そのときに、他のサイトカインとの相互作用、バランスはどうなるかがある程度調べられるようになったのは、ここ20年程度です。まだまだ未知の部分が多く、その値がどういうときに何を反映しているのか、単独判断できるものは殆んど無いし、例えて言えば、海水中の微量元素、イオンを調べることにより、何がその原因か予測しているみたいなものです。いろんなことでサイトカインは増減するし、炎症などの進行の前期後期では変化するし、時間変動も、採取部位によっても意味合いが違うこともあるのです。
海水に近いといったのは、湾内で採取したものは外洋で採取したものと比較することにより、よりその湾内特殊な状況を推定できる可能性もあるわけで、関節液内の濃度によりサイトカインのIL-6が、著明に増加していれば、関節リューマチの診断を支持する指標になるなどです。
海水に例えたのは、体液、血液を含む、その中でのサイトカインが海水中の微量成分みたいなものですので、それだけに産生されるようなものは極微量でも診断価値があるし、より一般的なものはそれだけでは検査しただけになるのです。同時にいろいろなバランス、ターゲットを絞ったサンプルの採集、時間による変化なども必要なのです。全部調べるには、費用もサンプル量も膨大になるので、当たりをつけるために検討しているに過ぎません。
もっと細かく正確に数値化し、それで状態の反映が伴えば意味があるのですが、現状では、海水中の微量成分を比較しているみたいなものなのです。
詳しくは免疫学を勉強してみると、回答ではないものの見方が変わると思います。
参考URL:http://hobab.fc2web.com/sub4-cytokine.htm
>IL-6は、IL-1により刺激された単核食細胞(単球/マクロファージ)、血管内皮細胞、線維芽細胞、ケラチノサイトなどから産生される。
>IL-6は、B細胞や形質細胞(プラズマ細胞)を増殖させ、IgG、IgM、IgAを産生させる(抗体産生増強)。
>IL-6は、T細胞の分化や活性化にも関与する。
>IL-6は、肝細胞に作用し、CRP、ハプトグロビンなどの急性期蛋白を誘導する。
>IL-6は、関節リウマチ患者の関節液中に、著明に増加している。
IL-6で判断することはB細胞や形質細胞の増殖(Ig産生)、肝細胞のCRP産生、発熱の様子を疑わせる以外にも免疫応答そのものの強弱をある程度しか反映しませんので、生態適合性の指標として総合判断する上で参考値の一つにしか使えません。免疫学の基礎を勉強すると、単独で動くものでなく、他のサイトカインとのバランスによるものであると理解できると思います。
>これらに絞られる理由
http://hobab.fc2web.com/sub4-TNF.htm#TNF-α
>TNF-αは、細胞膜表面のTNF receptorに結合して、炎症を起こした細胞の細胞死(アポトーシス)を誘発し、炎症を収束させると考えられる。
>TNFレセプターは、INF-γで増加し、IL-1で減少する。
TNFを部分的に抜き出しましが、これに限らず、どういう作用があり、どこから産生され、どういう状況のときに増えたり減ったりするか、そのときに、他のサイトカインとの相互作用、バランスはどうなるかがある程度調べられるようになったのは、ここ20年程度です。まだまだ未知の部分が多く、その値がどういうときに何を反映しているのか、単独判断できるものは殆んど無いし、例えて言えば、海水中の微量元素、イオンを調べることにより、何がその原因か予測しているみたいなものです。いろんなことでサイトカインは増減するし、炎症などの進行の前期後期では変化するし、時間変動も、採取部位によっても意味合いが違うこともあるのです。
海水に近いといったのは、湾内で採取したものは外洋で採取したものと比較することにより、よりその湾内特殊な状況を推定できる可能性もあるわけで、関節液内の濃度によりサイトカインのIL-6が、著明に増加していれば、関節リューマチの診断を支持する指標になるなどです。
海水に例えたのは、体液、血液を含む、その中でのサイトカインが海水中の微量成分みたいなものですので、それだけに産生されるようなものは極微量でも診断価値があるし、より一般的なものはそれだけでは検査しただけになるのです。同時にいろいろなバランス、ターゲットを絞ったサンプルの採集、時間による変化なども必要なのです。全部調べるには、費用もサンプル量も膨大になるので、当たりをつけるために検討しているに過ぎません。
もっと細かく正確に数値化し、それで状態の反映が伴えば意味があるのですが、現状では、海水中の微量成分を比較しているみたいなものなのです。
詳しくは免疫学を勉強してみると、回答ではないものの見方が変わると思います。
参考URL:http://hobab.fc2web.com/sub4-cytokine.htm
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