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大きく分けて(1)一過性(2)恒常的発現(染色体に組み込まれるものとエピソーマルに維持するもの)がありますが、この二つの具体的な方法と利点・欠点を教えてください!

よろしくお願いします!!

A 回答 (2件)

URLで示した方法で導入すると、まず最初に多量のDNAが核の中に入ります。


ほとんどの場合、プロモーターをもったプラスミドであるので、
核の中に入るだけでプロモーターから転写翻訳が行なわれるので
多くのタンパク質が発現することになります。

しかし、細胞分裂や何かのきっかけで核の中から出たりなどして、DNA量が減っていくので
一過性になります。

その中で、どういう機構かはよくわかっていませんが、たまたま染色体に導入されるDNAがあります。
それは分裂しても細胞に受け継がれて行くので恒常的に発現することになります。
しかし、染色体に導入される確率は高くないので、発現は一過性よりも低くなります。

ウイルスを使った導入では、もともとウイルスDNAは細胞の染色体に導入されるものなので、
恒常的に発現する細胞が出来上がります。(アデノウイルスは違ったような気がします。)

ただ、ウイルスの場合、多少の毒性があったり、分裂が活発な細胞でないと導入しづらいということがあり、
多量に発現させることが難しいときがあります。
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この回答へのお礼

ありがとうございました!

お礼日時:2011/12/03 16:00

あまりに大まかな質問なので、回答があまりにも長くなりそうなので


簡単に書かせていただきます。

遺伝子導入の方法は、
これらや
http://akif2.tara.tsukuba.ac.jp/protocols/TF_ish …

アデノウイルス、レトロウイルス、レンチウイルスを使ったものがあります。

これらを使って導入すると、一過性であったり、苦情的(方法によって効率は異なる、アデノではできなかった気がする)に
発現する細胞ができあがります。

一過性の利点は、高い発現量が期待できるということ。
ただ、すべての細胞で同じ発現量ではないです。

恒常的発現の利点は、この実験をするときはほとんど、
発現している細胞をクローニングしますので
すべての細胞が恒常的に発現しているということになると思われます。
なので、すべての細胞が安定して発現しているという状態で実験できる、ということでしょうか。
ただ、一過性に比べて発現量は一般的に低いです。

この回答への補足

回答ありがとうございます!!
一過性と恒常的は、導入する遺伝子の特徴の違いではないのでしょうか?
一過性なら、一過性に発現するベクターの導入で、恒常的なら、染色体に組み込まれるかエピソーマルな特徴を持つベクターを導入することかなと少し考えていて思ったのですが…(^^;)

補足日時:2011/11/25 14:57
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