初めて自分の家と他人の家が違う、と意識した時

エコが流行っている現在は“地球のために”という言葉をどこでも見かけますが、結局は人間のためですよね。なのになぜ“人間がより良く暮らすために”というキャッチフレーズは見かけないのでしょうか?やはり聞こえが悪いからですか?

A 回答 (6件)

「人間がより良く暮らすために」といわないのは聞こえが悪いというのもひとつあると思います。

まるで人間さえ良ければどうなってもいいと言っているようで(本当はその通りなのですがね)、利己的に聞こえるでしょう。
でも、もともとは「地球のために」というのは「地球的規模の環境破壊から守る」という意味だと思います。
従来の環境破壊は地域的なものでした。水質汚染は河川や湖沼、湾内などに、大気汚染は大都市や工場周辺に限定されます。これは一つの国の中で解決することができました。しかし、酸性雨や核汚染などは国境を越えてやってきますし、地球温暖化はまさに地球規模の環境問題です。
このように、従来の地域的な環境問題から国を超えて世界的に広がった環境破壊が進みつつあり、今までの国による対策ではなく、世界的な対策が必要になるという、新しい局面を迎えているのです。つまり地域的な環境問題ではなく、世界的な規模の環境問題を捉えて、地球を守ろうという言葉が使われるようになったのだと思います。
ただ、地球を守ろうという言葉は私は嫌いです。質問者がおっしゃる通り、地球に暮らす人間を守るというのが本質だと思います。ときどき地球を守るためには人間がいなくなればいいというようなことを言う人がいますが、このような本末転倒の誤解をする人がいますよね。
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この回答へのお礼

>今までの国による対策ではなく、世界的な対策が必要になるという、新しい局面を迎えているのです
他の方の回答を見て気づきましたが、人間がより良く暮らすためにと言ってしまうと国によって受け取り方が違いますからね。地球のためにと言えば、人間が好き勝手してはいけないというニュアンスを含めることができるので、世界全体に同じ意味で理解してもらえるということが分かりました。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/01/30 12:18

発展途上国の人が「より良く暮らすために」はCO2を大量に放出するやり方がメインになってしまうからでしょう。


エコにはお金がかかるので貧しい国には厳しく、やはり安く済む設備などを工場で使うことになります。
エコなんて先進国のエゴでしかないんですよ。

地球を守るという名目なら、人が我慢するという形にできますから強く言えるのでしょう。
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この回答へのお礼

>発展途上国の人が「より良く暮らすために」はCO2を大量に放出するやり方がメインになってしまうからでしょう
先進国中心に考えてしまっていたせいか、考えが狭まっていました。確かに「暮らしを良くしよう」という言葉を聞けば、発展途上国の人からすれば自国の発展という意味になると思います。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/01/30 12:22

 「人間のために」することと言えば、これからやっていくことの中で、地球の環境にとって良いことも悪いこともどちらも含んでしまいますね。

また、この表現では人間が過去にやってきたことを全て肯定することになります。これは無意味ですね。
 一方、「地球のために」なることなら全て人間のためにもなるのではないでしょうか? こういうもので人間のためにならないものは、私にはちょっと思いつきません。

 なお、あなたは何気なくこのご質問を出されたと思いますが、実はこのご質問の中に重大な宗教観が含まれていますよ。
 あなたはキリスト教が、人間は神が自分に似せて作ったこの世で最も高い位の生き物である。従って、人間以外の全ての動物も、植物も、虫けらさえ「人間のために」征服し尽くせと、聖書で、つまりキリストの言葉として、命じていることをご存知ですか? オバマ大統領に代わるまで、アメリカは地球温暖化防止条約(京都議定書)に極めて不熱心、と言うより参加を拒否していました。これはブッシュ大統領が熱心なキリスト教徒で、そのために「人間は何をしても許される。最後は神が助けてくれる」という考えを持っていたためだと言うことを論じている評論を読んだ記憶があります。(ただし、ここに書いた言葉は記憶によって居ますので、一字一句正確と言うわけではありません。大意としてお受け取り下さい。)
 そんなわけで、宗教観というのは現実に人の思考や行動に重要な影響を与えます。人間も自然の中に含まれて生かされていると言う、多数派の日本人が持っている仏教的宗教観とはずいぶんと違いますね。
 この辺にも、荒々しい欧米文化と穏やかで平和的な日本文化の違いの根があるように、私は思います。
 ちょっと変なことを思い出させてくれましたので、まあ、私のtwitterでした。
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この回答へのお礼

>宗教観というのは現実に人の思考や行動に重要な影響を与えます。人間も自然の中に含まれて生かされていると言う、多数派の日本人が持っている仏教的宗教観とはずいぶんと違いますね
宗教のことが完全に頭から抜けていました。そういうことも考慮すると、地球のためにという言葉の方がふさわしいということでしょうか?
ただ、キリスト教で「人間は何をしても許される。最後は神が助けてくれる」という考えを持っている人に対して、地球のために頑張ろうと言っても受け入れてくれるかどうかは分かりませんが・・・。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/01/30 12:31

『原点』という意味でしょう。



地球上で現代人が生活する事自体が環境に悪影響です。
世の中便利になった分、尚更ですね。

『人の為に』(利便性の追求など)と環境破壊をしてきたので、今度は
還元するという意味合いで『地球の為に』となります。
(結果としては人間にとってもメリットがありますけど・・・。)
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>人間がより良く暮らすために


 では多くの人の指示が得られないからです。

例えば現在の地球温暖化対策は、本当の意味でエコではありません
エコをいうのは『必要以外な物を買わない、そして買ったら最後まで使う』ということです。

 エコ為の買い替え促進というのは逆の意味です。多少電気代やガソリンの消費が多くても、その製造コストを考えれば買わないほうがいいんです。

 本当に地球温暖化対策をするなら緑を増やすのが本来の政策です。
自然と人類のそれぞれのCO2排出量は96:4です。で地球のCO2吸収量は98です。つまり人類のCO2排出量を50%減らすのではなく、自然の緑を増やすだけ解決できるんです。しかしそれをしないのは緑を増やすのは金にならないからです。
 ブラジルなどで石油に代わる代替燃料としてバイオエタノール(さとうきび)の栽培が盛んですが、これってアマゾンを切り開いてさとうきびを作っているんですねw
 つまり今の商用的な(エコ)により自然環境を破壊しているいい例です
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この回答へのお礼

>今の商用的な(エコ)により自然環境を破壊しているいい例です
エコが本当に地球に優しいのかを疑問視するテレビ番組などはたまにやっていますが、あまりそういう考えは受け入れられていないんですよね。少数派と思われてしまうからだと思いますが、今の日本人の大部分は本当に環境を良くしたいというよりも盲目的にエコブームに乗っかっているだけで、流行の真っ只中にいるという優越感に浸りたいだけのように見えます。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/01/30 12:55

今までやってきた事が「人間がより良く暮らすために」だったので、環境破壊や生態系破壊を引き起こしてきたのです。



このままでは、地球が滅びてしまうので、その地球を救う為に「エコ」を目指しているのです。
確かに「エコ」は人間の為とも言えますが、人間を含めた全生命の為とも言えます。
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