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鳩山政権は、ハイチは治安は乱れているが、武力紛争は起きていなく、5原則の停戦合意や受け入れの合意は不要だと説明しているんですが、本当にハイチでは武力紛争は起きていないんでしょうか?また武力紛争が起きてないからと言っても、停戦合意が不要だと言うのは正しいんでしょうか?
皆さんの意見を聞かせて下さい。

A 回答 (2件)

ハイチっつう国はアフガンやイラクと違ってそもそも戦争していた国ではないですよ。

ただ、元から世界でも治安が非常に悪い国だったところにあの大地震で国家が国家の体をなさなくなった(大統領がホームレスになるというほとんどギャクマンガの世界)ので無秩序状態にあるだけです。
ただし、クーデターが起きたりして国内政治の対立がありますから、それが停戦合意がうんぬんという理屈は成り立つとは思いますよ。つまり、国内勢力同士の対立が合意に至るまでは自衛隊は派遣できない、とね。しかし全く無政府状態になっているところに丸腰で医師や看護師や消防士が派遣されて、誰が彼らをトラブルから守ってくれるのでしょうか。言葉が通じない外国で、さらに外国軍をアテにするのはどんなもんでしょう。基本的に自衛隊の海外派兵には消極的立場ですが、今回の災害復旧については陸自も同行すべきだと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!

お礼日時:2010/02/05 15:50

こんにちは



国際法上の通説では武力紛争(この場合は 国際的な性質を有しない武力紛争)の
定義は「武力紛争は、ある国家内で政府当局と組織的武装集団との間において、
またはそのような武装集団同士の間において長期の持続的かつ協同的軍事行動に
よる武装的暴力が存在する場合、に存在する」と、されています。
また ジュネーヴ条約の追加議定書では「暴動、単発及び散発の暴力行為、あるいは
他の類似の性質を有する行為のような国内的な騒擾及び緊張の事態は武力紛争には
含まれない」ともされています。

ハイチにおいては 2004年から始まった MINUSTAH(国連ハイチ安定化ミッション)
により治安も徐々に回復し、現在の情勢はどちらかと言えば後者の状態であり、
組織化された武装集団による持続的な武力行使は見られない、"故に停戦の合意等
は不要"と(我が国政府も)判断したのであろうと理解しております。

とは言え じゃあ"安全なのか"? ということでは決して無いと思いますが・・・。
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