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PICマイコンは書き込み時に必要な高電圧を内部で生成するそうですが、これはどのような仕組みでしょうか。
私の知っている昇圧回路にはチョッパ型とチャージポンプ型がありますが、コイルはICの中に入りそうにありませんし、コンデンサもコストがかさみそうです。

A 回答 (3件)

基本的にはチップに内臓の昇圧回路はチャージポンプ型です。


コンデンサは確かにトランジスタに比べてはるかに面積とるんでコストはかかるんですが、それでも、コイルに比べればずっと小さいんです。コイルは10nHくらいが実用上チップに入れられる最大の大きさですが、コンデンサであれば1μFくらいは(リーズナブルな面積で)入れられます。

ちなみに、今のCMOSプロセスだと、だいたい、チップ内臓のコンデンサは、1~5 fF/μm^2 くらいの容量/面積 になります。
例えば、3fF/μm^2 のプロセスで0.5μFの容量を作ると(フラッシュ書き込みに必要な電流を考えると、チャージポンプの容量は合計でだいたいこれくらいのオーダーが必要だと思います)、0.4mm×0.4mm = 0.16mm^2 くらいの場所をとることになります。PICのチップの大きさがどれくらいなのかわかりませんが、カンで 2mm×2mm = 4mm^2くらいだと思えば(もっと大きいかも?)、コンデンサの面積はチップ全体の4%くらいということで、まあ、ありかな、という感じですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
なんと、コンデンサはそんなに小さいのですね。意外でした。
普通のコンデンサを見ると表面実装のものでもそこまでは小さくないように思いますが、なにか違いがあるのでしょうか?

お礼日時:2010/04/07 14:16

すいません。

桁が3桁ずれてました。
(何考えてたんだろ?)
#2で、μFって書いてあるのは、すべて、nF の間違いです。

>チップ内臓のコンデンサは、1~5 fF/μm^2 くらいの容量/面積 になります。
これは正しいです。
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この回答へのお礼

そうでしたか。
ということはつまり、「1nF」くらいはリーズナブルな面積で入れられ、フラッシュ書き込みに必要な「0.5nF」の容量が0.16mm^2くらい、ということですね。
なるほど、そのくらいなら入りそうな気がします。
謎が解けました。ありがとうございます。

お礼日時:2010/04/11 02:27

>PICマイコンは書き込み時に必要な高電圧を内部で生成



本当ですか?どこで聞いた情報でしょうか?
http://feng3.cool.ne.jp/rcd/
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この回答へのお礼

フラッシュ初期のPIC16F8XのProgramming Specificationによれば、
「PIC16F8Xではプログラミングの高電圧は内部で生成される。」ということのようです。
ピンに掛ける高電圧は「level source」だそうで、電圧の基準といった意味でしょうか。
http://ww1.microchip.com/downloads/en/DeviceDoc/ …

お礼日時:2010/04/07 13:59

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