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もうすぐ枯渇するIPv4と互換性のないIPv6に、
どうして一生懸命カネと時間を要して対応させようとしているのでしょうか?
しかもこれ、お隣さんが言い出したあやしい代物。
ユビキタスが当たり前になればIPv6も永久的じゃないし。
技術的知識は分かりませんが、
IPv4をそのまま付加する形(NATではなくネットワークアドレスを長くする)でカネと時間を要して対応させることを考えた方がいいと思うのですが…
(万が一足りなくなれば、ファームアップ1つ、自動更新1つで対応完了!みたいな感じのプロトコルを。)
IPv6プロトコルじゃないといけない理由をご教示願います。
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
> IPv4をそのまま付加する形(NATではなくネットワークアドレスを長くする)でカネと時間を要して対応させることを考えた方がいい
そうやった場合、既存のIPv4機器では、その「長いネットワークアドレス」を持つ機器とは通信することができません。
「ネットワークアドレスを増やす」時点で、「IPv4と互換性を持たせる」ことができないのです。
IPv4とは互換性が取れないのなら、質問者さんの考えるIPv4改も、IPv6を採用する場合と条件は変わりません。
世の中には、ファームアップとか自動更新なんていう機能を持たないIPv4機器はいくらでもあります。また、末端だけ対応してもダメで、途中の経路にある全ての機器が「IPv4改」もしくは「IPv6」に対応する必要があります。
どちらを採用する場合でも「全ての機器の更新」が必要ですので、
その中の選択肢として、
IPv4延命策という中途半端なことをするのよりも、
抜本的な対策である IPv6が選ばれたのです。
IPv6は、IPv4よりもネットワークアドレスは長くなっていますが、それ以外の部分では、無駄を無くしてシンプルな設計になっています。
IPv6を必要とする現実は理解できたつもりですが、
改めて、下記の質問のご意見をお願いします。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa5826396.html
回答ありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
まず、IPv6を検索されると分かると思いますが、アドレスとして考えると既にこのv6で使う割り当ては、地球に人類が留まっている間であれば、まず不足することはないぐらいあります。
2の128乗ですからね。ちなみに日本の数字の単位では「澗(かん)」と呼ばれる領域です。
一応書いておくと単位は、兆、京、垓、?、穣、溝の次が「かん」ですから、人類一人一人と企業に数万アドレスを与えても莫大なおつりがくるぐらいのアドレスになります。
v4とv6が互換を持たないのは、その拡張が大きいことと、小手先の対応では間に合わないと判断されたため、さらにはインフラ整備を考えると規格の更新は少ない方が投資が少なくなり長期間使えるためでしょう。
簡単に言えば、v4の次にv4.1を作ったとしても、その10年後にはv4.2が必要になるかも知れません。そういった方法も悪くはないのですが、互換性があっても対応機器をその都度作りOSを更新し、システムを築くようではその方が最終コストは増大します。また、それがセキュリティ上のリスクを産む確率が高まります。
一般に考えると国内/国際インフラと個人や企業内など限定された空間では規格の考え方が少し違います。国際的な枠組みなどとして普及しているものの場合は、例えばAが失効すればBという全く新しいものに移行することも良くあります。
この理由は、10年や20年といった長期スパン場合によっては100年を見据えて考えるためです。IPv6はどちらかというとそれに近い発想で規格されていると思われます。
それに対して、個人や企業単位の場合では、使い勝手や移行のし易さが重要となります。例えば、USBのような規格は互換性を持たせることで過去の製品も使えるようにしていますよね。しかし、その代わり大きな利得は得られにくく、10年後にはUSBは2,0から3,0、3,0から4,0になっているかもしれません。Blu-rayなどの規格もそうです。こうやって細かくすることで、購買意欲をそそることもできますし、本来なら特別必要でもないコストを多めに払わせることもできます。
しかし、インフラでは、短期間でころころとバージョンアップしていると旧来の問題が尾を引くようになります。例えば、水道管が今年はAという規格からBになり、来年はBからCになったとしましょう。去年まで使われていたAはCとの互換性が低いということもあり得ますし、場合によってはDが生まれることでつなぎ目にさらに特殊な加工が必要になるかもしれません。結果的に、コスト高になります。
互換性はあっても継ぎ目が100通り生まれればそれだけ手間がかかりメンテナンスコストも掛かります。ファームアップ一つでといっても、そもそも全くの新設で定義がない場合はファームアップで済むかどうかは分かりません。むしろ厳しい場合も増えるでしょう。また、全てとの互換性のテストをしても、同じ装置にそのうちの数通りが繋がるとダウンするという不具合が出るかもしれません。こういったリスクは、基幹ネットワークでは、決してあってはなりません。
ネットワークにおけるプロトコルが成功を収めているのは、そこに全体が共通として使える仕組みがあり、尚かつ大きな違いがないためです。軽いバージョンアップを加えWindowsやMacOSのように、何度も更新を繰り返せばそれらで動作するソフトのように、動作しない環境が生じる可能性は大いにあります。ならば、フル互換は難しくとも、つなぎ目を確実に作り、大きな更新を数十年に一回噛ませるだけの方が、今後の運用上も発展にも効果的な結果になるという考え方もできます。
それが、v6といえるでしょう。
No.1
- 回答日時:
こんにちは、私も全くの素人ですが。
IPv6はとにかく、枯渇を防ぎたかったのではないでしょうか?>IPv6も永久的じゃないし
事実上無制限・枯渇の心配がないといわれています。ハンカチ1枚にもIPを割り当てることができるくらいと言われていますから。そのためには、抜本的な改革が必要だったのではないでしょうか?
>お隣さんが言い出したあやしい代物
どこの国のことはよく分かりませんが、IPv6に関しては、世界各国に先駆け、日本が技術的にリードしていると、聞いていますが?
すでに実証段階は過ぎていて、アメリカなどでも、国防総省がIPv6を使うことを宣言しましたので、世界的に普及が加速すると予測されているようです。
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