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ヘリコプターの横すべり
オークションで1万円前後で購入した(おもちゃの?)ヘリコプターですが、一応3CHで、スロットル・左右回頭・前後進ができる(はず?)ようになっています。

いろいろ操作をやっているのですが(怖いので50cm以上には上げないようにしている)、一番困るのは、徐々にスロットルを上げて行って、ボディが地面から離れる瞬間には、既にボディが左に傾いていて、そのままズルズルと横すべりして行って、最後にはバタンと転倒してしまうことです。
たまに、うまく上昇することもありますが、左回頭・後進のクセが強く、これはトリマを調整してもあまり改善できません。

後者の問題はともかく、前者の傾き・横すべりを改善しないことには、いくら練習してもムダなような気がします。
しかし、考えてみるとこの3つの操作は、「右に倒す(姿勢を復元する)」こととは全く無関係な操作ですね?

つまり、3CHの基本動作は、メインローターの回転速度(←上昇・下降)、左右回頭(これがどういう原理で出来るのかはわからない)、ローターの回転面をボディに対して傾ける(←前・後進)が基本であり、「左旋回」などは、前進と回頭の組み合わせで生じるわけで、「左・右に倒す」などということは、この3つをどう組み合わせても出来ないのではないかと思うのです。
従って、この問題を改善するには、ボディ本体に直接手を加えなければならないのかな、それも怖くてできないな、などと考えております。

初心者が生意気なことをくどくどと申し上げてすみません。
どうしたらよいかご指導いただけると有難いです。

なお、何回も転倒させ、フライバーが曲がったのを何度も直していますが、完全左右バランスがとれているとは到底思えません。
フライバーのアンバランスは敏感に影響するものでしょうか?
交換したほうがよいでしょうか?

よろしくお願いいたします。

「ヘリコプターの横すべり」の質問画像

A 回答 (8件)

たぶん、ローターの推力の中心と、ボディの重心がずれてあらぬ方向に傾くのだと思います。



電池の搭載方法や、1円玉等を利用してウエイト調整してみてはいかがでしょうか。
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この回答へのお礼

明快なご回答有難うございます。

やはり、メカニカルな処置をとるしか無いのですね。
かなり面倒な仕事になりそうです。
おもちゃ感覚で購入した、こういう専門知識の無い方(わたしも含む)は、どうしていらっしゃるのでしょうね?

ご回答有難うございました。

お礼日時:2010/05/15 11:59

RCヘリフライヤー12年の者です。


ヘリコプターなる物はローターの回転により機体が反転するのを防ぐ為にテールローターが付いてます。無理やり反転を防いでますから、ホバラング中や飛行中必ず僅かに機体は傾いてます。今度テレビドラマなどでヘリコプターが離陸瞬間注視してみてください必ずスキッドが片側が先に浮きますから、これはヘリコプターの構造上どうすることも出来ないんです。質問者様の所有している機体もテールローターが付いてますから同じ現象が起きます。エルロン方向の修正が出来れば修正舵を打って真っ直ぐ上げる事が出来ますが無理ならば、思い切って1メートル位の高さまで上げてください。ヘリコプターは地面効果と言って自らが起した揚力が地面に跳ね返って来て再びローターに当たり気流が乱れて不安定になります、これの影響を受けない高度がメインローターの直径と同じ高さ位です、ですから高度を取れば機体は安定します。ヘリコプターは左右対称の回転部分は0.1ミリずれただけで飛びに影響しますから、何処かに接触して曲がったり破損した者は見た目が大したことなくても交換してください、思わぬ大怪我の原因になります。
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この回答へのお礼

さすが専門家! 素晴らしいご回答です。

>必ずスキッドが片側が先に浮きますから、

初めての搭乗者は、ずいぶん怖い思いをするでしょうね。

>エルロン方向の修正が出来れば修正舵を打って真っ直ぐ上げる事が出来ますが

3CHヘリには無い機能だとは思いますが、具体的にどこをどう変えるのか、参考までにお教えいただけると有難いです。

>ヘリコプターは地面効果と言って・・・再びローターに当たり気流が乱れて不安定になります

このことは説明書に書いてありました。(英文で)
ただ、「それでどうなるのか」ということが書いてなかったので、「何でこんなこと(当たり前の話を)をわざわざ書く意味があるのか?」と疑問に思っていたのですが、ご回答を読んで納得しました。

>思い切って1メートル位の高さまで上げてください

1メートルの高さからもし落ちれば、確実に壊れますね?
心配です。(ーー;)

お礼日時:2010/05/15 12:14

RCヘリフライヤー12年の者です。


ヘリコプターなる物はローターの回転により機体が反転するのを防ぐ為にテールローターが付いてます。無理やり反転を防いでますから、ホバラング中や飛行中必ず僅かに機体は傾いてます。今度テレビドラマなどでヘリコプターが離陸瞬間注視してみてください必ずスキッドが片側が先に浮きますから、これはヘリコプターの構造上どうすることも出来ないんです。質問者様の所有している機体もテールローターが付いてますから同じ現象が起きます。エルロン方向の修正が出来れば修正舵を打って真っ直ぐ上げる事が出来ますが無理ならば、思い切って1メートル位の高さまで上げてください。ヘリコプターは地面効果と言って自らが起した揚力が地面に跳ね返って来て再びローターに当たり気流が乱れて不安定になります、これの影響を受けない高度がメインローターの直径と同じ高さ位です、ですから高度を取れば機体は安定します。ヘリコプターは左右対称の回転部分は0.1ミリずれただけで飛びに影響しますから、何処かに接触して曲がったり破損した者は見た目が大したことなくても交換してください、思わぬ大怪我の原因になります。
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NO1です。


URL貼って置きますので一読願います。

参考URL:http://siracchi.hp.infoseek.co.jp/airtec/htec.htm

この回答への補足

ヘリの飛行原理について詳しく書かれており、
貴重な資料と思います。
ただ、表現が高度で、ド素人には難解なところがありますね。(ひとりよがりな表現)

例えば
>・・・たとえば,回転中のローターの左側に,下向きの力を加えると,前の部分が下がります。

”下向きの力”は誰がどうやって加えるのか?
外部から物理的な力を加えるのか?(飛行中のヘリにそんなことができるわけがないし、そんなことを引き合いに出しても意味がない)
では、”コントロール操作”でローターの回転面を左に傾ける操作をすることを指すのか?(そんならそうとはっきり書いてほしい。”力を加える”では意味がわからん)

などと思うのです。
要は「わかる人にはわかる、わからん人にはわからん」式の表現では困るのです。

>ヘリの場合,この下向きの力とは,ローターのピッチが下がることです。

これは、本末転倒ではないですか?
(前文を受けて)ローターのピッチを下げることで、下向きの力が加わるのでは?
しかし、ローターのピッチとは何? (一般にはピッチとは”ひねりの角度”のことを言うが、それがこの動作に関係する?)

次々にわからないことが出てきて、まったく読解が進みません。
難解な解説です。

補足日時:2010/05/15 12:51
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この回答へのお礼

多くの方から親切なご回答をいただき感謝しております。

このカテでは、あまりヘリに関する質問を見かけないので、このカテでよいのかな?と疑問を持ちながら投稿したのですが、素晴らしい専門家の方がが大勢いらっしゃるのにびっくりしました。
今後ともよろしくご指導のほど、お願いいたします。

ポイントがお一人にしか差し上げられないので大変申し訳なく思っておりますが、何卒ご容赦ください。
有難うございました。

お礼日時:2010/05/17 22:08

3chのラジコンヘリというのは持っていませんが、推測で書きます。



ラジコンヘリコプターの動き(操作)について整理します。基本は以下4つです。
1)エルロン:左右に傾く操作、ローリング方向、
2)エレベーター:前後に傾く操作、ピッチング方向
3)ラダー:機首が左右に回る操作、ヨーイング方向
4)スロットル・ピッチ:上昇下降する操作
  
(ラジコンヘリでは飛行機と混同した上記呼称が一般化しています。もともとヘリにエルロン
やラダーという名称の動翼は無く、エレベーターもあっても安定補助のためでこれで積極的
に姿勢変更するためのものでもありません。実機用語で正しくは以下の様になります。
1)ラテラル・サイクリックピッチコントロール(lateral cyclic pitch control)
2)フォア&アフト・サイクリックピッチコントロール(fore & aft cyclic pitch control)
3)ヨーコントロール 又は テールローターピッチコントロール(yaw / tail rotor pitch control)
4)コレクティブピッチコントロール (collective pitch control) (スロットルはガバナーで一定)
以上蛇足です。)

4chヘリではこの1)2)をメインローター面の傾きで、3)を2重反転の場合は上下ローターの
回転差により、シングルローターではテールローターのピッチ変更で行います。ご質問のヘリ
の場合、エルロン方向操作が無く、エレベーター方向は尾部のローターで、ラダー操作は
上下のローターのモーターが独立していて、どちらかの回転数を変えて上下で差をつけ、
反動トルクのバランスを故意に崩すことで行っていると思います。このためメインローター
のモーターが劣化したり、使用中過熱することで上下回転バランスが崩れると左右に回る
事は起こりえます。

既にお気づきの様に、この3chヘリは「停止状態から左右方向にだけ動く」は原理的に
出来ません。前進させつつ機首を回して初めて左右旋回移動が可能です。これが何故か
勝手に横方向に滑るというのは何か操作系の問題では無く、機体そのものに問題が生じて
いると思います。以下の点をチェックしてみて下さい。
・何度か転倒しているそうですが、機体各部が歪んでいませんか? マストは機体水平で
 垂直ですか? テールの上向きのローターは垂直になっていますか?
・スキッドは機体を置いたときに水平ですか? 傾いていると離陸時その方へ動きます。
・No.1の方もおっしゃるとおり、重心位置は前後左右に対し合っていますか? 後ろが重いと
 後進気味にもなります。

No.2-4の方の回答はシングルローターの場合で、2重反転ローターでは離陸時・飛行時ともロール
方向に傾ける必要はありませんし、そもそもこの3ch機にはその操作自体が無いので不可能です。
また実機ヘリでは、テールローター取り付けを上方にオフセットすることでドリフトに対抗するための
ロールをキャンセルする重心回りのモーメントを発生させ、機体を水平に保つようにしますので、
シングルローター機であっても、必ずしも傾いているとは限りません。
離陸時だけの問題を一時解決する方法としては、スキッドに数ミリの「下駄」を履かせて初めから
右傾きにする、というのがシングルローターヘリのドリフト癖の対処法にあるのですが、この場合は
同軸2重反転ですのでこれも本来必要ない筈です。

フライバーについては、たとえ多少曲がっても振動は出ても特定の一方向に傾くとは考えられない
です。この機種では安定しか受け持っておらず、ヒラー方式のコントロールパドルの機能は持って
いませんので。
長々書いても解決になってないかもしれませんがご参考まで。
また、メーカーサイトには問い合わせ窓口とかは無かったでしょうか。良く起こる事例ならば解決策
が用意されているかもしれません。
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この回答へのお礼

素晴らしいご回答です。
初心者にも十分理解できました。

前のご回答を読んでいて「エ!エルロンって何?」と思ったのですが、ヘリ屋に共通な俗語なのですね。
正式には、ご記載の名称で呼ぶべきなのでしょうが、アマチュア的には俗称が成り立てば(誰もが使うようになれば)、この方がわかりやすいですね。

有難うございました。

お礼日時:2010/05/15 13:03

テールローターが付いている場合は多少なりとも機体の傾きは発生します。

実際に同じ2重反転式の4チャンネルを飛ばした経験がありますが傾いてました。ヘリコプターは振動の塊のような物で、バランスを崩す原因は例え小さな物でも排除したほうが練習に打ち込めます。私たちF3Cのフライヤーはテールローターが小さな雑草を叩いてもテール廻りの部品を交換しますから。
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この回答へのお礼

数度にわたる丁寧なご回答誠に有難うございました。

お礼日時:2010/05/15 13:36

No.5です。

初めの質問内容から離れますが、質問者様も「地面効果」について誤解さ
れてる様なので付け加えておきます。

地面効果(ground effect)は「地表付近で気流が乱れて不安定になる」ことを言うのでは
ありません。これは地表付近ではローターからの吹き降ろしが地表で阻害され、誘導
迎え角が減り、有効迎え角が増えるために同じ揚力を得るための必要馬力が減る、
という現象です。ややこしい言い回しですが、要はこれがあると、ヘリコプターは少ない
パワーで同じ高度を維持できます。極端には、山の上でホバリングするのと、地上から
同じ高度をとってホバリングするのでは地面効果のある(IGE=in ground effect)状態
の山の上の方がヘリにとっては楽だということです。同様のことは飛行機でも起こり、
地表付近では揚抗比が上がり、滑空距離が伸びる現象として現れます。

不安定になる、というのは単に「地表付近で起こる現象」であって「地面効果」ではあり
ません。その英文の説明書がこの意味合いのことを「ground effect」だと言ってるのなら
ばその記述は間違っています。また、資料によっては良く「圧縮された空気がクッション
になる」と書かれることもあり、長らく使われましたが、解り易くとも間違いであることが
最近の書籍などでは指摘されています。

「ローターに加わる力」について難解に思われてる様ですが、一度普通の4chを持った
ラジコンヘリをご覧になってみると解ると思います。実機と同様の「サイクリックピッチ
コントロール」がついているからで、残念ながらお手持ちの3chヘリはこの機構を
省略してあり、見ることが出来ません。このサイクリックピッチ(周期的ピッチ変更)
はローター回転面半分でのピッチを上げ、他方は下げるということをします。ピッチを
上げた方は揚力が増し、他方は減ります。すると回転面を傾ける力を加えたこと
になります。ですが、実は後ろのピッチを上げて前を下げればローター面が前のめり
になってヘリが前進するのではありません。上から見て右回転のローターなら右半分
のピッチを上げます。このままだと左へ横倒しになりそうですが、ここで作用するのが
「ジャイロの摂動(ジャイロスコピックプリセッション)」で90°回転角で進んだところで
傾きが現れてローター面は前傾し、ヘリ自体は前進します。初めて知ると実に奇妙
なのですが、実機もラジコンも同じ原理で実際飛んでいるのです。
(この説明には良く「地球ゴマ」の例が使われます。コマの原理なのです。)

「エルロン・エレベーター・ラダー」の呼び方は確かにヘリには正しくない俗語なのですが、
ラジコン界ではプロポや機体の説明書も全てこれで書かれるまでになっています。
ラジコンヘリが飛んで40年位になるらしいのですが、ラジコン飛行機はこれ以前から
あったため、「機構・機能の名前」でなく「送信機上の操作方向」として理解・浸透したもの
だと思います。
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この回答へのお礼

回転面の半分で一方はピッチを上げ、一方はピッチを下げる、というすごいワザをするのですね。
飛行機に比べ、ものすごく複雑なメカを持っているのですね。

丁寧なご回答有難うございました。

お礼日時:2010/05/16 00:17

ラジコンは練習時間に比例して腕も上達します。

私自身も現在の腕前に達するために今まで家一軒建てられる位のお金を注ぎ込んでます練習も、略1日おきに各機のセッティングを兼ねて2時間飛ばし込んでます。現在も純競技用の機体を5機所有してます(天候や飛行場の地形によってセッティングを変えた物で1機50万から60万します)理論も大事ですが先ずは飛ばす事です。質問者様も早く上達されて競技の出場を目指しては如何ですか、青空の下で思いっきりヘリを飛ばしてると嫌な事も吹っ飛びますよ。

この回答への補足

(お礼欄を使ってしまったので、こちらにお礼を書き込みます)

このカテでは、あまりヘリに関する質問を見かけないので、このカテでよいのかな?と疑問を持ちながら投稿したのですが、素晴らしい専門家の方がが大勢いらっしゃるのにびっくりしました。
今後ともよろしくご指導のほど、お願いいたします。

ポイントがお一人にしか差し上げられないので大変申し訳なく思っておりますが、何卒ご容赦ください。
有難うございました。

補足日時:2010/05/17 22:16
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この回答へのお礼

励ましのお言葉誠に有難うございます。
現在の横すべり問題が解決しましたら、練習に励みたいと思います。
有難うございました。

お礼日時:2010/05/16 22:04

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