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双眼鏡に詳しい人へ質問です。
今度、新しく双眼鏡を購入したいと思って色々ネットやカメラ店を見ています。
皆さん、双眼鏡で、高倍率 135倍双眼鏡【倍率:25~135倍】とか、
高倍率 180倍双眼鏡【倍率:32~180倍】の双眼鏡など実際に存在していますか?
或いは、JIS規格などの認証を受けた製品でしょうか?
実際に、大手カメラ店などで販売されていますか?
双眼鏡、カメラに詳しい方がおられましたら是非ご回答をお寄せ下さい。
宜しくお願いします。

「双眼鏡に詳しい人へ質問です。」の質問画像

A 回答 (7件)

■回答-3



画像の機種を調べてみました
ケンコー/クラブトリノ 32~180×70
実売で3万円以上するんですね。
それにしても、凄しぎる設定です。
こんな機種を平気で作って売ってるから、ケンコーは悪名が轟いちゃうんですよ。

試しに射出瞳径を計算してみると、70/30=2.3mm~70/180=0.4mm。
30倍で10mmクラスの暗さ、最テレ180倍では・・・、
人の瞳は日中の明るい場所で2.5mm、そして180倍を覗くと0.4mm、、
針の穴からさし込む光量しかありません、暗すぎです。

お次は視界、
見掛視界は出したくなかったのか、データに記載されていません。
計算してみると30倍で25.6度~180倍で54度。
ズーム式はテレ側で見掛視界は広くならない(狭くなる)ので、最大は30倍の25.6度です。
「せまぁ~っ!」です。
通常50°で快適、最低でも40°は欲しいところですが、まったくふざけた狭さです。
30倍でコレですから180倍での視界はいったい、、、
見え方の予想は、
「覗いてみると、小さぁ~いボケた暗い○が見えるが、いったい何が見えているのか全く分からない」でしょう。
この双眼鏡で使えるのは、せいぜい最低倍率の30倍、それでも固定倍率の双眼鏡との比では低性能20mmクラスの半分の見え方。
これで夜空の月でも見ようもんなら、肉眼の方が遥かに良く見えるでしょう。

それに覗き易さの目安、アイレリーフも記載されていません。
てことは恐らく10mm未満、まあ視界が狭いから裸眼の人ならごまかせるだろうけど、メガネの人にはただの重い塊です。(使えない)
70mmだから仕方ないけど、2kgオーバーです。
そこらの安物三脚では過積載となる重さです。
ネットで検索してみると、鳥の見え方のイメージ画像を貼ってるページがありましたが、「大ウソです」。
誰かがコレの新品をくれると言っても、、、断ります。漬物石にしか使えません。

コレを設計させられた人は、自分の事を“技術者だ”なんてあかせない生活してるんじゃないですかね。
ケンコーは、カメラのフィルター部門では真面目で人気もあって信頼されていますし、望遠鏡部門でも製品価格なりの仕事をしてますが、双眼鏡部門だけは詐欺集団に成り下がっています。
中には価格相当の機種も作っていますが、そんな機種の詳細表示にまで、ウソ表示をしてたりします。

初めての双眼鏡にケンコー機種を選んじゃう人は多いのですが、そんな人は、ガッカリするか、「双眼鏡ってこの程度なのか」と受入れてしまい、その先に進む人は殆んどいません。
要するに双眼鏡世界の裾野である入門者層をことごとく“食い潰している”部門なのですよ。
私は本来の双眼鏡の見え方を運良く知り、高性能の見え方に驚き、すっかり双眼鏡ファンになりました。
だから余計に、ケンコー双眼鏡部門の悪行に腹をたてています。
同じ様な所行をしているナシカも最悪ですが、ケンコーは他の部門がまともなだけに、非常に残念です。

双眼鏡ファンの一人である私は、“仲間を増やしたい病”にかかっているため、双眼鏡関連の質問には積極的に回答しているのですが、流石にここまで書いたのは始めてです。
「高倍率ズーム双眼鏡」の画像が見てしまい、そしてその価格と案の定のメーカーをしってしまい、ついつい超~長文回答をいくつもアップしてしまいました。
まことにスミマセンです。
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■回答-2



同じシリーズの双眼鏡で、同じ口径で8倍と10倍のラインナップがあったとします。双眼鏡初心者の人は、10倍に興味が行くと思いますが、私なら8倍を選びます。
口径は同じですから、鏡筒内に取り込める光の絶対量は同じですが、拡大は取り込んだ光の像を倍率に応じた範囲で切取り、その範囲を拡大します。そして倍率が高い方が切取る範囲は小さくなりますので、拡大後の“像情報の濃さ”は薄くなります。つまり暗くなる=鮮明さが落ちるということ。
同じ口径で8倍と10倍では、2倍差の2乗に相当する分、10倍の方が暗く(不鮮明に)なります。

倍率についてですが、
100m先の対象を、8倍で見ると12.5mに・10倍で見ると10mまで近づいたのと同じ大きさで見えます。
「100m÷8倍=12.5m」、「100m÷10倍=10m」
1000mでは、8倍が125m/10倍が100mの近寄り効果です。
その差は、100mで2.5m/1000mで25mです。

私はこの差を「大して変らない」と考えます。
そして8倍を選びます。
それは、せっかく近寄り効果で得しても、その得分よりも鮮明さの損量の方が大きいのなら、8倍の方が得だと考えるからです。

次に、
双眼鏡の基本性能は、口径と倍率で決まりますが、ではこれで「万事は解決?」でしょうか。
違います。
肝心なのは“光学性能”です。基本性能を生かすも殺すも“光学性能”次第!なのです。

複雑な光学系であり屈折レンズを利用する双眼鏡は、そのままでは像を悪化させる要素がふんだんにあります。
それはレンズ面の“反射”による光量損失と、光の屈折を利用する光学系の性(さが)である:結像のズレによる“収差”と呼ばれる現象(像ズレ・色ズレ・ボケ・歪み)です。

“反射”による光量損失は、何枚ものレンズが使われている双眼鏡では、各レンズの面ごとに反射が起こり、何も対策が無ければ光が目に届くまでに、3-4割もの光量が失われます。
これでは1ランク下の口径クラスになるのと同じで、大事です。
これに対してはレンズ面に反射を抑えるコーティングが施されます。

しかしこれにはお金が掛かるため、単純なモノコート(単層コート)~上質なマルチコート(3層膜以上)とグレードがあり、またコーティングする部位も、対物レンズのみ~対物と接眼レンズのみ~レンズ全面~プリズム面までを含む全ての面、といった違いもあります。
それから双眼鏡にはプリズムが使われているのですが、このプリズムにも光学的なグレードがあります。
そして「“収差”を補正させる複雑な光学設計」にも。
「部品の精密製造・レンズ,プリズムの精密加工・精密な組立」にも。
これらの一部を、あるいは全部を、日本国内でやるか、安い中国にやってもらうかでも、
性能と価格に大差があります。

「光学性能は価格に比例する」が光学製品の常識です。

例えば同じ8倍×30mmクラスの機種であったとしても、
下は数千円~最高級では20万円を軽く超えるものまであります。
そしてその見え方は、「違います、グレードによって全然違います!」

最後に、
「覗き安さ」と「覗いた時の快適さ」も考えましょう。
カタログデータにある“アイレリーフ”と“見掛視界”に注目です。
アイレリーフは最低でも裸眼で10mm以上・眼鏡者で13mm以上は必要で、理想は「ハイアイポイント」と呼ばれる“15mm以上”です。
見掛視界は最低でも40°以上で、理想は50°以上、広角=65°以上では、正に快適!です。

最後に、、、と言っときながら、もう1点。
“ひとみ径”
人にも双眼鏡にも「ひとみ径」と言われる数値があり、
人のひとみ径は最も明るい場所で「約2.5mm」、 ~ 最も暗い場所だと「最大約7mm」まで開きます。。
双眼鏡のひとみ径は「口径÷倍率」で求めます。
双眼鏡のひとみ径が人より小さければ、肉眼よりも暗く感じ、逆に双眼鏡のひとみ径が人より大きければ肉眼と同じに感じます(明るくは感じない)。
星見専用とも言える7×50の双眼鏡のひとみ径は7.1mmで、人の最大とほぼ同じですが、人のひとみ径が7mmまで開く事は滅多にないため、通常の暗さの星空では5mm前後の双眼鏡でも特に問題ありません。
ただし、2.4mm以下の双眼鏡では、如何なる条件下でも、肉眼より暗く感じてしまいます。

★質問者さんは、どういった用途で双眼鏡を使いたいと思われてるのですか?
それと、予算も示して頂けるのでしたら、お勧めをご紹介しますよ。
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双眼鏡は、小型の屈折式望遠鏡を2本並べて双眼で見れるようにしたものです。

天体望遠鏡では、像は逆さまの倒立像で見えますが、双眼鏡は地上の風景等を見るのに適するように、中にプリズムを入れて、肉眼と同じ正立像で見えるようになっています。

双眼鏡で見る対象は、光として対物レンズから取込まれ、屈折した後に鏡筒内の焦点で“実像”として表れます。しかしその実像の大きさは見た目より小さいです。
実像は対物レンズの口径に応じた明るさを持ち、この明るさが実像の情報量(情報の細かさ)となります。
この実像を拡大する役目は接眼レンズとなります。
接眼レンズの拡大とは、実像から拡大する範囲を切取ることと同じです。
そして高倍率ほど切取り範囲は小さくなり、小さい範囲ほど情報量は少なくなります。
実像の情報量を画素数に例えるなら、切取り拡大された映像は、高倍率ほど粗く(少ない画素数)なります。

ある解像度の画像をパソコンで拡大していくと、「これ以上拡大しても画像は粗くなり余計に見難くなるだけで、拡大効果は得られない」という域がありますよね。
これが望遠鏡でいうところの有効倍率(限界倍率)です。
有効倍率の計算は、
「有効倍率=人の眼の分解能力÷双眼鏡の分解能力」で求めます。
口径70mmと50mmの有効倍率を計算すると、
70mm → 60″÷(116″÷70)=36倍
50mm → 60″÷(116″÷50)=25倍
となり、これ以上の倍率設定は意味がありません。
しかしこの倍率はあくまでも限界です。
口径70mmの双眼鏡を18倍にした場合、有効倍率からの差=18倍分の2乗に相当する明るさが稼げます。この明るさとは情報量でありキメ細かさであり鮮明さです。
例えば同じ口径で18倍から20倍に倍率を上げて見た場合、「2倍分大きく見えるが4倍分鮮明さが失われる」ことになります。
さらに問題は、「拡大した分だけ実際に見える範囲は狭くなる」ということです。天体観測の場合など、目的の天体だけをターゲットのするなら、高倍率でも構わないですが、その天体を視野内に導入するのは高倍率になるほど難しくなります。そして少し揺れただけで、もう観測にはなりません。だから天体観測ではしっかりした高価な台が使われ、台には微動装置が付いています。

次にズーム式についてですが、
双眼鏡は望遠鏡と同じ屈折式望遠鏡の一種であること先に書きましたが、実はプリズムが入るぶん天体望遠鏡よりも複雑になります、そして一端の光学系であることを忘れてはいけません。固定倍率でまともな双眼鏡を真面目に作ったら30mmクラスでも3-4万円以上の機種となってしまいます。
そしてズーム式はレンズ枚数が増えるぶん、機構はより複雑になり、視界が狭くなり、暗くなり、収差と呼ばれる像の悪化が増えてしまい、求められる精密精度が高くなり、えらく高額になってしまいます。
良いところは一つもありません。
有名メーカーで、コストを抑えた・それでも真面目に作られた、ズーム式双眼鏡はありますが、残念ながら光学知識のある人からは見向きもされません。
中には、口径20mm~30mmクラス/~110倍ズーム/1万円くらいの双眼鏡が存在しますが、ほとんど詐欺商品です。

一般には手持ちで見る用の双眼鏡は、大きさ重さの面で50mmクラスまで、倍率は手ぶれの影響から10倍が限度とされ、10倍・8倍が主なラインナップとなっています。
50mmクラスでも非防水が750g~防水機種だと1kg前後の重さとなり、用途には特殊性が出てきます。
50mm~70mmクラスの双眼鏡の用途としては、星見用・航海用・監視用といった使われ方で、それでも倍率はせいぜい18倍程度です。そして特殊性が強い双眼鏡ほど高価になります。

70mmを超える機種になると、双眼望遠鏡と呼ばれ、その口径に見合った性能機種では更に高価になります。
中には天体観測用の望遠鏡を使いオーダーメイドで制作してくれる、松本式EMS双眼望遠鏡(特許取得済/10cm・12cm・15cmのラインナップ)というのもあり、これならアイピースの交換で100倍を超える倍率でも見ることができます。しかし、やはり高価ですし、扱いも市販品ほど簡単ではありません。
市販の大型双眼望遠鏡で特殊性を発揮できる機種は、50万円以上~100万円ほどの価格となります。
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高倍率(20倍超)の双眼鏡はつかいものになりません。


まともな光学メーカーはそれが分かっているので、高倍率を出していません。
おもちゃとして実用にならないことを知っていてお買いになるならいいのですが。
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この回答へのお礼

ご回答どうも有り難う御座いました。
是非参考にさせて頂きます。

お礼日時:2010/06/08 13:40

汎用品ですので、品質は良くないと思います。



JISは受けてないでしょう。
高倍率双眼鏡を切るhttp://binoculars.at.infoseek.co.jp/hikaku7.htm

役に立たない見たいです。

メーカー品が高いですが、防振機能つきのものがお勧めです。

メーカー品でも品質は高いですが、口径の小さなものはやはり暗いです。

予算がないなら、10倍以下口径50MMがお勧めです。
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この回答へのお礼

ご回答どうも有り難う御座いました。
是非参考にさせて頂きます。

お礼日時:2010/06/08 13:42

これが倍率180倍です。

在庫が無ければ取り寄せ出来ます。

参考URL:http://www.shinwa-musen.co.jp/time/torino32_180. …
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この回答へのお礼

ご回答どうも有り難う御座いました。
是非参考にさせて頂きます。

お礼日時:2010/06/08 13:42

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