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エアコンを切った後の送風は逆効果ではないですか?

車のエアコンでも家庭用のエアコンでも、エアコンを切った後に10分程度(1時間と言う情報も
ありますが)、送風を行うとエアコン内部のカビ防止になると言われています。
しかし、エアコンを切って送風にすると、かなり湿度が上がって、エアコンで快適だったのが、
ジメジメで気持ち悪くなります。
また、実際に、湿度計を見ても、かなり湿度が上昇していて、エアコンを付ける前の湿度が
54%でエアコンをしばらく付けると湿度が40%まで下がり、その後、エアコンを切って
10分ほど送風を行うと湿度が58%まで上がりました。
エアコンを付ける前の湿度(54%)まで湿度が上昇するのは分かるのですが、なぜエアコンを
付ける前の湿度(54%)以上、湿度が上がるのでしょうか?

このように、送風にすると湿度が上がるので、逆にカビの発生を促しそうですが、
本当に送風はカビ防止になるのでしょうか?
自分の納得がいかないだけで、ここまで、カビ防止になると言われているので
なるのだとは思いますが。
また、2分程度の送風なら、そこまで湿度が上がらないため、快適なまま送風を終えることが
出来るのですが、2分程度の送風だと、ほとんど効果なしですか?

A 回答 (2件)

一言で言えば、エアコンの冷却は氷を入れた冷たいコップに付いてくる水滴(結露)と同じ原理を使うためです。

(これを飽和水蒸気といいます)
エアコンの吸入口から取り込まれた空気は、フィンで冷却され結露が発生します。これによって、除湿を行い温度も下げるのです。フィンで発生した結露は、ドレーンホースを介して室外に捨てられます。運転中は、空気が循環したまった水は外にどんどん押し出されるため、基本的にはエアコン内部は清潔に保たれます。

重要なのは、このフィンの結露が運転を停止した直後には残ってしまうことです。
エアコンを停止した直後は結露によって発生した水が室内機やドレーンホース内に残っています。それが室内機の内部で蒸発し、一時的に湿度は80%を超える超多湿状態になる可能性があります。このまま放置するとカビや細菌が繁殖することになり、においなどの原因となります。

エアコンを送風にすると空気がエアコン内部を循環するため、フィンの結露によって発生した水を乾かします。さらに、湿気が室内機の内部から蒸発し室内に戻るのです。湿度が上がる原因はそこにあります。
その代わり、エアコン内部と室内の湿度はほぼ一定になります。超多湿になることはないため、次の運転時にエアコンの嫌なにおい等を抑えることになります。

これは、室内の湿度が10分後に上がっていることが証明しています。部屋の湿度が上がると言うことは、室内機の中にそれだけの水分が残っており、放置すると室内機の中にカビが生えることを意味します。2分では不十分で目安として10分程度が必要になるのです。まあ、自動的に送風される機種を除いて、自分から好んでそれを行う人は希ですけどね。

一般にエアコンを切るのはエアコンが必要なくなるほどに室外の温度が適正になったか、出かける時などです。そのため、これを守るのであれば、自宅にいる場合は、窓を開けて送風し、外出前なら、窓などは開けずに出かける直前にお休みタイマーなどで10分ほど送風運転をして自動停止するように設定すれば良いでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
納得できました。
一番最後の段落の部分についてですが部屋のエアコンの送風に関しては、
回答内容で書かれている通りの方法で良いのですが、車のエアコンは
タイマーなどが付いていないので・・・
目的に到着し送風にして車から降りて10分ほど待機ぐらいしか方法が
なさそうですが、それもあまり・・・

お礼日時:2010/06/18 01:42

まず、湿度に対して幾つかの誤解や知識不足がおありのようです。



一般的には相対湿度で湿度を表したものを我々は湿度として認識していますが
湿度には、絶対湿度と相対湿度の2種類が存在します。

そして絶対湿度とは、空気中の水分量を数値化したものですが
相対湿度というのは、空気中の水分量を数値化したものとは少し異なり、
空気というのは、温度によって空気中に保有できる水分量が異なるので
その温度の時の限界数値を100とし、その何%に値するか
を数値化したのが相対湿度になるので、
空気中の水分量が一定でも、空気温度が変わると数値(湿度数値・%)も勝手に変化します。

したがって、あなたが相対湿度の湿度計で湿度を把握しているのであれば
空気中の水分が同じでも、空気温度の変化によって
湿度数値も変化するのが当たり前となりますし
相対湿度計での湿度変化=空気中の水分量の変化。という意味ではありませんので
ここで少し誤解が生じてしまいます。

少し専門的な難しい話になってしまうので
あまり詳しい話はしないでおきますが
エアコンで冷房を使用していた時というのは
空気中の水分も多少失われるので(エアコン使用時にエアコン内の結露がそれ)
冷房を止めて送風にした事でエアコンに結露した水分が室内の空気に戻されるという事は
元々その部屋の空気中にあった水分の一部を返却されるだけとなるので
結果的には、加湿したうちに入らない程度の問題になります。

とりあえず、エアコンで冷房・除湿を行なった後は
エアコン内部に結露が起こっているという事なので
まずは、その結露の乾燥をしてあげる事が先決になります。
2分でも5分でも出来る範囲で行なってあげてください。

もし、湿度に関して理解に苦しむようであれば
まずはあなたが湿度として把握している数値(%)が絶対湿度なのか
相対湿度なのかを把握し、その特性をネットなどで調べてみると
ある程度納得できるのではないかと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

湿度計は相対湿度になります。

回答の内容からエアコンを付ける前と切って送風にした後で湿度が異なるのは、
おそらくエアコンを付ける前と切って送風にした後の
室温が違うからと言うことになりそうですね。

エアコンを付ける前の室温が31℃で、エアコンを切って送風にして10分後の
室温は27℃ぐらいだったりします。
ですので、絶対湿度は変わらなくても、室温が異なるため相対湿度が
異なり、その結果、湿度計での表示も異なっていると言うことになりそうですね。

お礼日時:2010/06/18 01:47

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