幼稚園時代「何組」でしたか?

気になったのですが、
「たくさん」と「いっぱい」の違いって何ですか?
あと「うつくしい」と「きれい」とか…。
似た様な感じの言葉が多いですよね。
なんとなく使っていたので、気になりました。

A 回答 (3件)

「たくさん」と「いっぱい」は、かなり意味が違うようです。

以下は『広辞苑』からの抜粋です。

たくさん【沢山】
(1)数量の多いこと。
(2)十分なこと。
(3)必要以上に多いさま。また、(その結果)ぞんざいに扱うさま。粗末。
(4)(名詞につけて) 多いさま。また、多過ぎるさま。

いっぱい【一杯】
(1)一つのさかずきや茶碗に満ちる分量。
(2)少し酒を飲むこと。
(3)一定の容器・場所などにものが満ちているさま。
(4)ある限りを尽して限度に達するさま。ありたけ。
(5)思う存分。したいだけ。
(6)金一両の称。元禄大平記
(7)イカ・カニや船などの一個の称。

ここでhitsuruさんがお知りになりたいのは、「たくさん」の(1)と「いっぱいの」の(3)あたりではないでしょうか。

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「きれい」は「物」に係る言葉、「うつくしい」は「人」に係る言葉、ということができそうです。

きれい【綺麗・奇麗】
(1)綺(アヤ)のように麗しいこと。
(2)服装が派手で美しいこと。
(3)(花やかに)美しいこと。
(4)濁り・汚れをとどめないさま。
(5)澄んで清らかなさま。
(6)いさぎよいさま。
(7)さっぱりしているさま。清浄。清潔。
(8)あとに余計なものを残さないさま。すっきり。
(9)整っているさま。

うつくしい【美しい・愛しい】
(1)(肉親への愛から小さいものへの愛に、そして小さいものの美への愛に、と意味が移り変り、さらに室町時代には、美そのものを表すようになった)
(2)愛らしい。かわいい。いとしい。
(3)きれいである。みごとである。
(4)いさぎよい。さっぱりして余計なものがない。
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いっぱいは、日本語として、充満するの意味の他、分量、飲酒、全部、欺くの意味があると、外国語の辞書に書いてあります。



分量とは、コーヒー一杯のいっぱいです。
飲酒は、いっぱい飲みましょうのいっぱいです。
全部は、今月いっぱいかかりますのいっぱいです。
あざむくとは、いっぱい食わされたのいっぱいです。

たくさんはあらゆる場面で使われる言葉で、別の意味が少なく、もうたくさんだ、たくさん召し上がれ、たくさん残っている、果物がたくさんある、などの使い方が書いてあります。

海外で日本語を勉強すると、たくさんといっぱいは若干ニュアンスが違い、誤解をまねくいっぱいの使用法は日本語としても適切でない可能性があります。

ただし、言葉は生き物ですので、あまりにも聞きなれない言葉以外は代用ができますので、似た表現が複数存在し、同じ意味を出しているから繰り返さなくて済みます。多いの意味で、いつもいっぱいを使えば、3と5のどちらがいっぱいか、とか、新幹線と飛行機の利用費用はどちらがいっぱいか、のようなちょっと奇妙な表現になります。

言葉はおもしろいですよ。いろんな場面を考えて使い分けしてみてください。
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たくさん、いっぱいは多数、多いの口語体ですから文章よりも話しことばで多く使われます。

意味はほとんど同じですが・・・

いっぱいは物ががあふれるくらいあることから、「もうお腹いっぱい」などとも使います。

一方たくさんの特別な使い方として十分という意味があります。「もうあんなことはたくさんだ」「もうコーヒはたくさんです。」
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