プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

サックスにエフェクターをつなげてラッパーと音楽活動しています。

サックスの音色だけにエフェクトをかけたいのですが、

サックスのマイクがラッパーの声を拾ってしまい、声にもエフェクトがかかり、ごちゃごちゃしてしまいます。


これは、ラッパーとサックスに別々のモニターを用意する他ないのでしょうか。
PAのことはよくわからないのですが、詳しい方いらしたら、教えてください!

A 回答 (2件)

うーん、私自身は「素人PA屋」なんですが、質問のトラブル?に対して『PAに問題があるかどうか』と問われると、もうちょっとPAの体制がどんなんか・・・という情報がないと判断しづらいですねぇ。



ただ、私の経験の限りでは、サックスにATM35を「正しく」装着してのマイク録りなら、サックスマイクにラッパー(というかPA的にはボーカル)の生声が大きく混入することは考えられないです。
仮に混入してるとしたら、マイクのゲインをバカみたいに上げてるケースくらいかと。

ATM35自体は、感度と出力信号強度は結構大きく耐久力もあるので、マイクプリアンプやミキサーのゲインをバカみたいに上げても耐えられますから、やろうと思えばこのマイク1個で10m四方の会議室での会話の録音も可能です。それくらいゲインを上げれば、ステージ上でラッパーの声も拾えます。
ただ、サックスに正しく装着しているのなら、そこまでゲインを上げたらサックスの音はプリアンプまたはミキサーのところで『歪みまくって』使い物にならないはず。なので、PA卓側で横のラッパーの声を拾うほどハイゲインにすることは、通常では考えられません。適正なゲインにしていれば、サックスの音以外は入らないはずです。

なので、間違いなくラッパーの方の声自体、あるいはモニターに返ってきた音をATM35が拾っているとなると、足下のマイクプリアンプのゲインを上げすぎ・・・ってことも、可能性としてはあるかもしれませんが・・・これは想像の域を出ないので(^^ゞ

PA側の対応については、PA側の体制がおおむねどんな感じで、質問者の方の音がPA卓にどう送られているのかがイメージできないと、なかなか判断が難しいです。

質問者の方のステージプランと少々違うかもしれませんが、もし私が担当で、サックスプレイヤーからは「自分でエフェクト掛けまくった音を、うまく客席に提供して欲しい」という要望があったら、PA卓側でも一定の機材をサービスすることを前提で、サックスからは「マイク直の生音」と「エフェクト音(WETのみ)」を別個に2系統送ってもらうことを考えますね。で、この2つの音を適宜ミックスして客席に送る感じで。

ステージ上の音は、ある程度はプレイヤーの好きにして貰っても良いですが、客席向けの音は、PA卓にオペレータが居てる限りは、最終的にはPA側で調整することになります。
また、「エフェクトでゴチャゴチャする」のがステージ上の問題なら、2系統貰えばステージモニターにはエフェクト音を程々に返す(客席とは別のバランスで)ことで、聞きやすいモニターも提供可能ですので。
エフェクトが混じった音だけしか送って貰えなかったら、そういう技が使えませんから。

本音を言えば、プレイヤー側で特にPA卓向けの出力ゲインを「プレイヤーの思うがままに」変えられるのは、PA側では勘弁して欲しい状況なんです。概念的に、プレイヤー側で出力を「1」変えられると、PA卓側では「3~5」くらいの変化(つまり、プレイーが思うより数倍大きい変化)になることが多いので、調整がめっちゃ難しくなる。まぁ完璧な打合せができてれば良いんですが、プレイヤー側がその時の気分で変える(そのこと自体はわかるんですが)となると、もうPA側は必死ですし、そのために他のことが疎かになることもありますので。

なので、私だったら2系統貰うことで調整の幅を広げて、仮にPA側が一時的に対応不能になっても音だけは絶対に途切れない・・・という安全策を採りますね。
質問者の方のライブ環境で、そういうことが可能かどうかはわかりませんが。

あと、ミキサーに送る信号のゲインは、むやみには上げない方が良いです。
音質面でも耐ハウリング面でも、上げすぎは百害有って一利もないです。
ゲインを上げて歪みを作るなら、歪ませるのは良いですが、歪ませた後の音は、ほどほどにしないと…
また、歪み音を作るのが目的でマイク直下のゲインを上げているなら、マイク直下のゲインはほどほどにして歪みはエフェクタで作るようにしないと、音がまわったりハウリングしたりで良い所無しになりがちです。
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この回答へのお礼

エフェクタのゲインは今までずっと0でした。
今度はもっと小さく設定して、やってみます。たいへん多くのことを勉強させていただきました。
ありがとうございます。

お礼日時:2010/07/15 01:49

そゆ時は、サックスの音だけを拾うコンタクトタイプのマイクをサックスに使います。



いろいろありますが、私の好きなマイクだと
http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.a …
など。

ただ、サックスのマイクが、ちゃんとサックス用としてきちんとセットされている環境で、なおかつもにたーから出るラッパーの声をマイクが拾いまくるというのは、よっぽどマイクの設定か選択が悪いか、でなきゃよっぽど無茶苦茶なモニターの置き方してるとしか思えないですけどね。

もっとも、サックスもステージパフォーマンスで、マイク前を一定の場所おらずにフラフラしてるようなステージだったら、PA側もどうしようもない事も。
そういう場合だったら、上に掲げたような「サックスだけピンポイントで録る」マイクを使うしか有りません。

この回答への補足

親身に教えていただいてありがとうございます。
今そのURLのマイクを使ってます。
やはりPA側の問題でしょうか。

ちなみに、自分の足元のエフェクタでマスターやイコライザ、ゲインなどを調節できるのですが、そういう場合は、ミキサーとエフェクタのどちらで調節した方がよいのでしょうか?

補足日時:2010/07/14 02:03
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