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医師です。年俸制で契約すると、将来的にいかがでしょう?

現在、内科系専門医をもつ30代医師です。
現在は医局を辞めて非常勤医師として複数の医療機関で勤務しています。

非常勤の場合、一日いくらの支払いで所詮バイトのような感じですので
どこかで常勤で落ち着く病院を考えております。

しかし最近は、特に民間の病院は常勤でも年俸制であることが多くなりました。
年俸制での常勤ということの定義が今一つ理解できず、投稿させていただきました。

年俸制で契約すれば、なにかヘタをうてば
次年度の契約は更新されず、
また契約更改したとしても経営者の都合で減俸されたりと
いまどきの派遣社員と変わりない待遇なのではないかと心配しております。
つまり今の非常勤待遇と比べて、特に安定するわけではないのではないかと・・・。

年俸制について詳しい方いらっしゃいましたら教えてください。
非常勤(一日いくらのバイト医)と比べての、メリット・デメリットをお願いします。

A 回答 (3件)

長年IT系大手企業で管理職、現在は中小企業で管理職で、いづれも年棒制ですが、この経験からして回答します。



>年俸制で契約すれば、なにかヘタをうてば次年度の契約は更新されず、
これはないです。年棒制といえども正社員なら両者の合意がない限り原則更新です。

>また契約更改したとしても経営者の都合で減俸されたりと
これは年棒であるかどうかに関わらず減俸はあると思います。
前年度の成績を評価される訳ですから、プラスもマイナスもあり得ます。
現実的には、年棒といえども月給相当分とボーナス相当分に按分される訳で、月給相当分が減額されるようなことは余程の失態が無い限りないと思います。

>いまどきの派遣社員と変わりない待遇なのではないかと心配しております。
年棒かどうかに関わらず、正社員ならば派遣社員とは自ずと待遇は大きく違います。

>つまり今の非常勤待遇と比べて、特に安定するわけではないのではないかと・・・。
年棒は、時給でも日給でもなく年棒。つまり残業手当も無ければ家族手当も無い。全ての成果に対して企業が年棒という形で配布するものです。安定という価値観については、雇用側、被雇用側とも安定と考えていいと思います。

私は大手企業の管理職を役職定年(55歳)で離任後に退職、中小企業に転職しました。
社員に資格取得を推進することが一つの任務で、私自身も資格を取得することを入社時に社長とにぎり(約束)ました。
入社後1年間約15万円程自己投資して資格取得に臨みましたがなかなか取得できず、3月31日翌年度の辞令には減俸されたものが用意されていたようです。
ですが、3月31日に受験し(コンピュータで試験、その場で合否が判る)運よく合格しましたので、4月1日には前年度と同額の辞令を頂きました。
注)投資した約15万円は、一部ですが会社から3千円×24ヶ月のリターンを得ています。

>どこかで常勤で落ち着く病院を考えております。
電子カルテを中心とした病院情報システムのSEでしたので、お医者様とは多くのお付き合いをさせて頂いていました。
是非、落ち着く場所を見つけ、これからの医療の発展にご尽力されることを祈念いたします。

この回答への補足

一点だけ腑に落ちないところがあったのですが、
年俸制は残業代もでないのでしょうか?

私がネットで調べた限りでは、
年俸制だからといって残業代を支払わないのは労基法に違反する、と思っていました。

http://www.hou-nattoku.com/consult/773.php

補足日時:2010/07/28 13:58
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この回答へのお礼

スゴくよくわかりました!
年俸制は、あくまで給料のもらい方が月給制と違うだけで
従来の正社員となんら変わらないのですね。

大変参考になりました。

お礼日時:2010/07/28 13:27

>一点だけ腑に落ちないところがあったのですが、


>年俸制は残業代もでないのでしょうか?
>私がネットで調べた限りでは、
>年俸制だからといって残業代を支払わないのは労基法に違反する、と思っていました。
私の場合には管理職だから残業代がなかったのでしょうね。
システムエンジニアでしたので裁量労働制の職種だったからという可能性もありますが、非管理職で裁量労働制をとっていた若いSEは、休日や深夜の労働分については残業代が付いていたように思いますので。
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この回答へのお礼

早速のご回答、恐れ入ります。

今回も大変わかりやすく教えていただき、感謝しております。

ありがとうございました。

お礼日時:2010/07/28 17:45

日本の年俸制はスポーツ選手など一部の特殊な職種を除き、不利なようですね。


「成果手記」と言ってはみても、成果のあった従業員(医師)に例えば年俸1億円支払われる訳ではありません。
日本社会で言うところの「年俸制」と言うのは、実のところ人件費削減の口実だったりします。アメリカのようにはいかないのが現状です。

年俸制の契約内容が、「来年度は年俸1億とする」というような時代が来たら(多分こない)、年俸制で雇用されるのもありかなと思います。いつ解雇されるか分からないのですから、この位は貰わないと割が合いませんね。

非常勤は、契約の更新がないと思われます。年俸制は必ず毎年契約更新があります。従って、年俸制よりも非常勤の方がいいかと思われます。

が、一番良いのは常勤ですね。日本はそういう社会ですから。この社会構造は、今後も変わることはないでしょう。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます。

>非常勤は、契約の更新がないと思われます。年俸制は必ず毎年契約更新があります。従って、年俸制よりも非常勤の方がいいかと思われます。


医師の非常勤(パート)の場合、契約書はあります。
大体1年更新です。
ですので、ほぼ年俸制の野球選手とおんなじ感じなんです。

逆に常勤医は「年俸制」であることが多いです。
常勤医とはいいますが・・・「年俸制」の常勤医は一般的な正社員同様に保護されるのかが気になっています。
1年ごとに契約を更新するなら、パートと変わらないのではないか、と。

雇用開始時だけ高給で釣られ、その後に経営的理由から減俸されたりしても
医師は組合がないので文句のいいようもないのではないか、と心配してます。

お礼日時:2010/07/28 07:01

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