
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
こんばんは!
(1)ポリプロピレンに限らず合成樹脂などの類は、それ自体はボロボロの根性無しな頼りない固まり若しくはツブツブです。それを可塑剤などの薬品を使ってみなさんが目にするような質感を持たせているのです。「紫外線劣化」というのは文字通り、紫外線を浴びることにより、薬品の効果が失われて、本来のボロボロ根性無し状態に戻ってしまう現象を差します。
(2)実を言えば、製品として完成した瞬間、型から取りだした瞬間にもう劣化は始まっており、目に見える状態になるまでにそれほどの時間を要しません。劣悪な状態の下に置かれれば、1・2週間でひび割れてきたり、表面にキズが浮き出てきたりします。
(3)紫外線劣化と言うことであれば、当然紫外線を浴びる状況=直射日光の下ですが、ポリプロピレンが劣化する原因は他にもあって、例えば、油、ほこり、熱などがあります。台所などは油煙が満ちていますので、劣化が進む可能性があります。
もっとも、「紫外線劣化」などと小難しいことを言ってお茶を濁している可能性も否定できません。
No.3
- 回答日時:
#2の方が言われている様に、いろいろな添加剤が樹脂には入っていますので、同じポリプロピレンでも、千差万別です。
(>PP<、と表示されている物には、51%ポリプロピレンが入っていれば良いのですから。)
PPには通常の接着剤が使えません。
逆に言うと、溶剤関係には侵されないと言う事です。
タッパーとかが、その様な用途で使われています。
紫外線に関してですが、直射日光に当たる所に置いていれば、変色や粉が噴いた様になります。
但し、最近の樹脂であれば、それもかなり少ないと思われます。
本当にポリプロピレンですか?
ABS樹脂だと、耐光性(紫外線)に弱い場合が多いです。
「超耐光性PP」と言うのもありますので、一概にどのくらいで劣化する、とは言えません。
新幹線沿線の防音材(グレー色のスジ状の物)なんかは、ポリプロピレンですが、開通当時と比べても、表面の変色くらいしかしませんから。
No.2
- 回答日時:
ボロボロになるのは、分子鎖のあちこちが切れるからです。
-(CH2-CH-)n|
CH3
の、-の部分です。
樹脂には色んな添加剤が入っており、使用目的により、その配合は千差万別です。
酸化防止剤、塩素吸収剤、帯電防止剤、紫外線吸収剤、滑剤、可塑剤、etc それらの各々が又非常に多くの種類があります。
冷所・暗所・窒素雰囲気なら、相当長期間持ちますが、その条件が無くなるほど、劣化は速くなる訳です。
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