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ファゴットは吹奏楽に必要ですか?
こんにちは。吹奏楽部に入っている、中1です。
5月からファゴットを担当しています。
大好きな楽器なんですが、ここのところ、思うところあり・・・。

正直、ファゴットっていらなくないですか?
低音のパートを吹いたら、チューバやバリサクにかき消され、
中音を吹いても、ユーフォニアムやテナー、ホルンに負ける。
難しい曲ならsoloなどの目立つ所はあるけれど、
普通の学生用の歌謡曲の楽譜では、全く聴こえない・・・。

先輩は、「聴く人が聴けば分かる」と何回も言ってますが、依頼演奏の時は、一般の人がほとんどです。
だいたいの人は、格好いいトランペットや、フルートに目を向けるので、吹いてても存在感がなく悲しいです。
ファゴットは、何のためにいるのでしょうか?
読みにくくてすみません。
回答宜しくお願いします。

A 回答 (3件)

やっぱり先輩の言うとおり「聴く人が聴けば分かる」んですよ。


木管の柔らかな音があなたにはかき消されているように感じると思いますが
立派にハーモニーの一部を担っていると思います。
今までファゴットが無くならなかったのは求められてきた結果です。


まあ、あんなでかい物もって存在感が無いなんて(笑)
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
少し自信が持てました。
ファゴットを頑張っていこうと思います。

お礼日時:2010/08/10 11:10

こんにちは。


吹奏楽部の部長をやったことがあるおっさんです。

私は金管でしたが、ファゴットは面白い音を出すし、演奏している姿も格好いいので、
結構好きでした。

コンクールの曲選びをするとき、どこのパートに演奏がうまい人がいるか、ということは重要で、
部の中で演奏がうまいパートがファゴットであれば、ファゴットが目立つ曲を選んだりします。
指導者の好みにもよりますけどね。

たしかに、音量ではほかの楽器に負けます。
しかし、吹奏楽コンクールのほかにアンサンブルコンテストがありますね。
木管だけのアンサンブルではファゴットはベースの役割をします。
しかも、単調な伴奏ではなく、速くてトリッキーなので、面白いです。

ちなみに、
私が高校時代の1つ先輩で部長をやっていた人は、ファゴットを担当していました。
ところが、その人、中学校時代から金管は吹けるし、ピアノも弾けるし、ドラムも叩けるし、エレキベースもやたらうまい人でした。
そんな人が高校でファゴットを担当したのは、中学の頃から、吹奏楽のあらゆる楽器の中でファゴットに対して特別なあこがれを持っていたに違いないのです。
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この回答へのお礼

元吹奏楽部員の方ですか。ファゴットは魅力がある楽器なのに・・・一人でいじけていました。

ありがとうございます。

お礼日時:2010/08/10 11:19

>> 「聴く人が聴けば分かる」 //



実際のところ、これは全ての楽器、全てのパートに共通していえることです。

たとえば、アルトクラリネットという楽器がありますが、メロディのときはクラリネット3rdと同じ音域、伴奏や裏メロのときはテナーサックスなどと同じ音域で、ほとんど目立ちません。しかし、あるのとないのとでは、やはり音の厚みが違います。

トランペットとよく似た楽器にコルネットというものがあり、コルネットのない楽団ではトランペットで代用したりもしますが、やはり音色が違うので、作曲者の意図した通りの響きにしようと思うとコルネットを使う必要があります。

パーカッションでも、たとえばマーチでテューバなどのベースラインの動きに合わせて、バスドラムがピアノ~メゾピアノくらいの音量で4分音符を入れていたりしますが、よく意識しないと聞き分けられないくらいの存在です(ずんどこ叩くだけが仕事ではないということ)。

同じトランペットの中でも、ふつうはBb管を使いますが、ほとんど同じ大きさのC管というものもあります。クラリネットも吹奏楽ではBb管で、オケではA管指定の曲の方が多いですが、中にはBb管指定の曲もあります。吹奏楽ではEb管(エスクラ)をよく使いますが、ソロ曲ではD管というものもあります。

さらにいえば、クラリネットやサックスの場合、リガチャ(リードを止めている金具)を変えると微妙に音色が変化しますが、それも、ある程度経験を積んだ人が聴き比べてやっと分かるくらいの差でしかないにも関わらず、多くの奏者が非常に強いこだわりを持っています。

ファゴットに即していえば、ユニゾンの部分で、ファゴット、ユーフォニアム、テナーサックスという構成になっているなら、やはりそのうちどれか1つが欠けただけでも音色が変わってしまいます。もっといえば、ファゴットが2管で編成されているなら、1管にしてしまうと作曲者の意図とは違う音色になってしまう、ということです。

逆にいえば、演奏する側は、こういった微妙な違いに注意を払って演奏しなければなりません。もし、「いてもいなくても同じ」というパートがあるなら、それは、そのパートの人の力量が不足していて全然音量が足りていないか、他のパートの人が好き勝手に吹いてかき消しているか、のどちらかです。

合奏とか分奏(セクション練習)というのは、まさに、そういう「他のパートとのバランス」を調整したり、「アーティキュレーションなどの音楽表現」を揃えたりする練習です。

ですから、もしあなたが、「自分のパート(ファゴット)なんて、あってもなくても同じじゃん」と思うなら、

(1) もっと練習して上手くなり、他のパートに負けない音量、音色、技術を身につけて、演奏で「どうだ、私の音は凄いだろう!」と自己主張できるようになる必要があります。もちろん、ファゴットはぶりぶり音量の出る楽器ではありませんが、独特の音色は、アンサンブルの中でも立って聞こえさせることができます。

(2) 合奏練習の意味を、部員全員がきちんと認識する必要があります。ファゴットの音が書かれているということは、作曲者が「ここにはファゴットの響きをプラスしたい」と思ったからであって、何も無駄なところはありません(とはいえ、作曲者や編曲者の技量が低いと、いかにも「ほかに出番がないのでテキトーに付け足しました」みたいな譜面も出てきてしまう訳ですが...)。無駄になるのは、みんながお互いの音を聞きあわずに好き勝手に吹いているからです。

つまり、まずは自分が上手くなること、そして「みんなで」1つの曲を作るという意識を(全員が)持つこと、です。

簡単な楽器ではないと思いますが、頑張って下さい。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
私は、ファゴットの存在が「目立たなく、いらない」ものだと思い込んでいました。
ファゴットを頑張っていきたいと思います。

お礼日時:2010/08/10 11:52

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