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子供の自由研究でお酢に溶けるものという実験をしています。チョークや貝殻が溶けるとわかっていましたが、対照実験でパンをお酢に入れたら、お酢が濁りました。予想外の展開で結論のもっていき方がわかりません。お酢には何が溶けたのですか?教えてください。

A 回答 (2件)

こんばんは。


普通のパンは、小麦粉、水、酵母、塩をまぜて発酵させた後に焼いたパン(発酵パン)です。

パンにもいろんな製法があります。
文面から推察しますと、ベーキングパウダー(ふくらし粉)を使ったパンをお使いになったと思われます。発酵時間を節約でき、ベーキングパウダーでふくらませてパンを作ります。

ベーキングパウダーには重曹(炭酸水素ナトリウム、アルカリ性です)が含まれています。
まず重曹は酢(酢酸、酸性です)と反応して、炭酸が作られます。
さらに炭酸は水と反応して、二酸化炭素を発生します。

濁ったのは、小麦粉または重曹だと考えられます。

ちなみに、チョーク、貝殻の主成分は、炭酸カルシウム(アルカリ性)です。

あくまでも文面からの私の推測です。
回答になっておりますでしょうか?
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1)パン自体は小麦粉などのデンプン粉などの混合物(パン)でそれをバックしてあるわけでしょう。


2)お酢は3-5%の酢酸に、極少量の乳酸、コハク酸、リンゴ酸、アミノ酸、等で、95%位は水です。
3)バックしたパンでも大量はデンプンで、パンの外側はデンプンが一部焦げたりしていますが、その多くはデンプンそのものです。
4)デンプンはアミローズ、アミロペクチン(グリコーゲン)などで、グルコース(単量体)できたポリマーです。これらは水に膨潤しますが、溶解しません。
5)パンをお酢に入れると、デンプン粉が水で膨潤し、バックしたデンプン粉がばらばらになりお酢には溶けず、分散するわけです。それで濁ったようになるわけです。
6)デンプンである米は粒子が非常に大きいので、分散せず底の沈殿しているでしょう。
7)ごく少量の水酸基が酢酸とエステル化するかもですが、これは化学分析機器でも分析が難しいほどの量で、考える必要はありません。
8)お酢にはパンのデンプンでなく、パンを作る為の添加物(ベーキングパウダー、塩、重曹など)は
お酢に溶けるでしょうが、添加物は少量です。
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この回答へのお礼

 ありがとうございます。助かりました。とりあえず、酢とチョークなどのカルシウムが反応することについてふれて、後はあっさり触れる程度にします。ほんとにありがとうございました。

お礼日時:2010/08/16 14:39

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