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恩田陸著「上と外」
ニコが練のことを「前から知っていた」「日本に言ったとき教える」というような記述がありますが、実際そのことについて述べている箇所ってありますか?
私の読みが浅いのかもしれませんが、わかりませんでした。
練の祖父の関係から知っていたのでしょうか?

A 回答 (1件)

こんにちは



私もこの部分を読んだ時に、幼い時にでもどこかで出くわしているとか、
明確な記述はなくても、それらしい伏線がないかどうか、戻って読んだのですが、
見当たりませんでした。
最後、ニコが日本に来た時も、彼の出自は判明しましたが、
練達との以前からの関わりについては記述がありませんよね。
ただ、連もニコが幼なじみのような気がする、と感じ
G国に着いた時から、そこが
「なんだか懐かしい感じがする」と言っています。

「むかーし見たんだよ、きっと」
「昔っていつ?」
「生まれる前だよ」
という会話から、ニコと練は、以前実際に会って知っていたわけではなく
本の(前がきのような)冒頭にもあるように、何か、運命的なものによって出くわすように
定められていた、と思うべきなのではないでしょうか。

ある種、ロールプレイングの冒険ゲームのような
理屈抜きのファンタジー小説と思ったらいかがでしょうか。


参考までに書いてみました。
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この回答へのお礼

こんにちは!
ありがとうございます!
ものすごく納得できました!!!

ただニコが「日本に行ったら教える」みたいなこと言っていたのでちゃんとした明確な答えがあると思い込んでたものですから。
そうですね、運命的なものですね。

ありがとうございます!!!

お礼日時:2010/08/20 12:30

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