日本は、世界唯一核戦争を体験した国であり、核戦争と普通の戦争との差異はあるのか?普通の戦争の陸続きが核戦争なのか?日本の思想は、フランスの輸入版なので、核戦争を考えるのは、限界があります。シニファンとシニフェイが同時に消滅し、主観と客観が、同時にとけあう瞬間。現在、過去、未来の時間軸さえ、消滅してしまう、すべてが解放される。重力が、軽さ、重さの区別をなくし、その後のは、黒い雨が降り、その後、何十年にわたって人々を苦しめた核戦争。
核戦争の後に生まれた世代であり、ポスト核戦争世代なのに、学校教育は、その核戦争の可能性の中心を教えることなく、ただ無駄なことをぐだぐだやってきた。
核戦争の可能性の中心は、何ですか?核戦争の後に、普遍的な価値、真理が成り立つのですか。教えてください。
No.9
- 回答日時:
長く平和が続くとついに核兵器のはなしもここまできますか。
この質問の回答をみているとすこしばかりむずかしい本をよんで屁理屈こねまわしている中学生をみているようです。
べつにいいのですけれどね。
しかし日本も核兵器をもつべきだなどとばかげたことはいわないでくださいね。中学生のみなさん。
>核戦争の可能性の中心は、何ですか?
核保有国が緊張がたかまってきたとき理性をとりもどすことができなかったとき。
>核戦争の後に、普遍的な価値、真理が成り立つのですか。
あるのは混沌。暴力と搾取。
核戦争は、理性がもたらした物だと思います。私も、核兵器を所有するのは、反対です。
わたしが、思うに、核戦争の可能性の中心は、理性が、野蛮化することだと思います。私は、思考ゲームをするつもりもないし、ロールプレイングなんて、現実を細くさせるだけと、思います。
核戦争は、あらゆる差異を消滅させ、この思考は、主観ー客観図式の自己の主観が、膨張した時にあらわれます。核戦争を行うのも、大企業が、マーケティングすろのも、似た構造がありうます。主観が、客観を、条理空間と想定し、そこから、攻めていくのを。そのような思考方に風穴を」あけ、なし崩しにするのが、ノマド的思考方だと考えてます。この100年で、自然は、回復不可能まで、きずつけられ、混乱と暴力と奪取しかうまないことにたいして、ノーを突き付けたいです。
No.8
- 回答日時:
No.7の方が非常に興味深い回答をしておられるので、それに
乗っかって回答します。
>ニーチェは言いましたね、「神は死んだ!」と。神が
>死んだ今、恐れをなした人間どもが、あらたにすがり
>つく物――そう、それが【核】です。核の信仰なのです。
現代社会では、核兵器が神のごとく扱われている側面は
確かにありますね。
それをもつ者は、もたない者に対して絶対的な権力をふるう
ことが可能です。
日本は核をもたない国です。政府が決定したその政策を国民
のほとんどが暗黙のうちに支持しているから仕方がないの
ですが、そのために核をもつ国に対して頭がまったく上がら
なくなっています。
日本がアメリカに頭が上がりますか?
いかに小泉首相がブッシュ大統領と対等につきあうそぶり
を見せても、根本的に日本はアメリカにくっついていかざる
をえません。
アメリカが日本の商売上のお得意様であることもあります
が、アメリカの核で日本を守ってもらっている以上、絶対
に頭が上がらないのです。
これは中国に対しても同様で、中国があれこれいちゃもん
をつけてきても、あまりひどい要求はアメリカを盾にして
断ることもできますが、小さな要求やいちゃもんは聞かざる
をえません。それは、中国が核をもつ国で、いざとなれば
日本を攻撃することができるからです。
#現段階で、アメリカの長距離核ミサイルは中国とロシア
#を標的から外しているみたいですが、中国の中距離ミサ
#イルは日本を標的としているようです。ウラはまだ完全
#に取れていないですが。
この現代の「神」である核兵器にたいして、熱烈に恋い焦が
れている国があります。言わずと知れた北朝鮮です。
北朝鮮の指導部は半ば本気で、自分たちが核をもてば自分
たちの望むことを何でもできるという「信仰」をもっている
ように思われます。
#現実は、中途半端な核武装をすれば、核保有国から目の
#敵にされるのがオチなんですけどねー。
#遠いインドやパキスタンと違い、ロシア・中国・そして
#米軍が駐留する日本や韓国とは、地政学上大きな違いが
#あるのですが。
日本も真に自立するには、核兵器の保有を検討しなくては
いけませんね。
ただ戦後何年たっても、アメリカにぶら下がって生きたい
という甘えた考えをもつ人もまだまだ多いようですので、
しばらくは今の情勢が継続しそうです。
No.7
- 回答日時:
社会学を少しだけカジッた事がありましたが、私にはどうやら社会学的な悟性が欠けているようなのです。
ですから、哲学的な立場で考察しようと思います。(別に 専攻していた訳でもナイのですが……)世の中でどうしても私が譲れぬ物――その1つが、【核】ですね。核爆弾、断固反対派です。その理由はpassagen1919さんのおっしゃる事と、とても近いです。要するに一般的な【戦争反対!】とは、訳もレベルも違うと思うのです。
いわゆる「保守派」とよばれる人達が、核保有を容認する事が多いですね。核というモノの力は本当に恐ろしいです。何しろ、この世のあらゆる生物を構成するのも、また核だからです。人間はそれを武器にしてしまった。もう神もヘッタクレもありゃぁしません。
ニーチェは言いましたね、「神は死んだ!」と。神が死んだ今、恐れをなした人間どもが、あらたにすがりつく物――そう、それが【核】です。核の信仰なのです。
開祖の存在する「世界宗教」における【神】とは、しばしわれわれの住む地上とは別の世界、天空に居ると考えられています。手足の自由になった人間が未だ克服できそうで出来ないもの――重力――これが宗教に与えた影響が、容易に見て取れます。
哀れ、人間はやはり空にに救いを求めてしまう性であります。たといそれが、放射能の黒い雨であろうと――
絶対的なモノに対する人間の信仰は、真に偉大なものであります。重力・神・そして核――これらに共通するのは、「やるだけやったら、あとは運命にィおまかせ~♪」な態度です。絶対的な強者に従う事で安定感を保守する、服従的な肯定です。「それでイイ」と言ってしまえば、ココで一応の結論がでることになります。
ですが、伊達に人間はサルをやめた訳ではありません。天敵のいない木の上を拒み、あえて危険を冒してまで 不器用にも 道具を使って生きる道を選んだのです。道具――ここで核に従うことは、もはや進化の停止を意味し、その後を惰性で生き延びる、第2のサルに過ぎなくなってしまうのです。
さらなる進化を試されるとき――
もはや、使い慣れた道具を捨てるべき時がきたのかも知れません。
幸い人間には 運命に従うより外に、大きな肯定の道があるのです。それは……【笑い】です。(笑)
神は死んだ――核は絶望をもたらした――あと残る究極的な選択は、【笑い】しかありません。重力に逆らい、唯一 頬の筋肉を持ち上げることの出来る仕草――運命を蹴り飛ばし、魂・自由意志を最大限に活用できる 素晴らしき肯定――それは決して独裁者の物ではなく、押しなべて 天井座敷の人々のモノである――
核戦争は服従です。価値もクソも在りません。価値を求め、自由意志を謳いあげるなら、民衆は今こそ笑うべきなのです!! 事実を静粛に受け止めることはとても大事なのですが、世界がいつまでも辛気臭い空気の中にいるのであれば、それはやがて「核・容認!」の空気に飲まれてしまう事でしょう。人間を核に頼るな!神かおのれの魂か、どっちかにしろ!!(笑)
……ま~た、ガラにもなく長ったらしい文章だ……えと・その……ごめんなさぁ~い!! w(^・^;)
ニーチェは、人間が結局、核をもち、自然を破壊するだろう。と確信していたと思います。絶対、自爆をし、自然をぶっ壊す。ニーチェは、これは、必然である。
ツァラトゥストラはこう言った。の岩波文庫の15ページで、「大地に忠実であれ、そして地上を超えた希望などを説く者に信用を置くな、と。かれらは、みずからそれと知ろうが、知るまいが、毒を盛る者たちなのだ。」
核兵器は、脳が作ったものです。脳の性格は、身体を命令し管理するのが、脳の役目です。脳が作った都市は、管理、効率がよく、大変よくできていますが、どうしても、大地を軽蔑し「抑圧します。
つまり、脳が作った、核兵器が、人類の存続が握られてしまった社会をつくり出してしまったことに、もっと、驚くべきだとおもいます。
No.6
- 回答日時:
>核戦争の可能性の中心は、何ですか?
その一・隠されるということ。数年前、神戸の深江浜だったか、尼崎だったか忘れましたが、埋立地の一角で、放射能マークの入った廃棄物が、コロンと(落ちていた)捨ててあったという事件がありました。
汚染半径25kmだったか50kmだったか忘れましたが、このニュース、意外と知られていません。
記事が、小さかったからなぁ。
核についての事件だけでなく、人為的なリスクは隠されがちです。それに対して、自然災害などのリスクは、躍起になって探し出し、全て学会から大衆紙までにわたり公開します。
この差は何か?
自然災害には、責任者がいません。だから、隠す必要がありません。
また、自然災害には、裏と表がない。
誰が何を言おうが言うまいが、起こるときは起こるべくして起こり、起こらない時は起こらん。
だから、隠せない。
それに対して人為的なものは、隠せる。誤魔化せる。核戦争は、隠され続け、積もっていった核戦争を引き起こす因子が、何時浮遊、接触してくるか分からない、海中を漂う機雷のようなものであると同時に、何時、人為的に封を切られてもおかしくない、悪意の作用しやすい、確実性の高いものであるともいえます。
また、自然災害がきっかけで、機雷が爆発することも、十分にありえます。
非常に納得しました。核の歴史は、隠すことを前提にした歴史。人というか、脳というか、脳が作ったものが、全体死をまねく恐怖。人間の歴史は、死の原因を見つけ、取り除くのにやっきになってました。それに対して核は、隠され、誤魔化され、養老たけしさんの、惟脳論というのがあって、都市が脳化してる。というのが、あります。脳の性格は、身体に命令をし、管理するのが、脳の役目です。脳が作った、都市の性格は、どうしても、身体を抑圧する構造は、のがれられません。核こそ、脳が作った最高傑作であり、世界を脳の支配下に、おこうとしてるのかもしれません。
非常に参考になりました。自然災害にかかわる意識と、核にたいしての、微妙な関係が。
No.5
- 回答日時:
こんばんわ、疑問はつきませんね。
さてご質問の件ですが、シニフィアンとシニフィエ・・に惹かれて、リプライをつけさせていただきます。
指し示すものと(概念)と、実態(指し示されるもの)は表裏一体である、なんてソシュールが言っていましたね。
なんか構造主義自体がバーチャル何ではないかな?と最近思っているんですけど。映画のマトリクスではないですけど、この世界は「相互の関係の網の中で構成されている」なんてバーチャルですよね。
実態と概念が遊離するところに、現代の弱さがあるように感じます。確かに核兵器により日米戦争が早期に終結できたと言うことはよくわかります。しかし、その一方で、放射能により子供の世代まで影響があることは、戦後補償の観点から誰も声高に言っていないような気がします。
そのように核兵器は通常兵器と異なり、人を殺すだけでなく、子孫に対して影響を及ぼす可能性がある点で他の兵器とは異なることをもっと日本は喧伝するべきだと思います。
・・・・なんて考えるのですけどね
アメリカにとって、核兵器使用とは、癌患者に手術するように、当時、世界の癌とイメージされてた、日本にたいしての、手術の意味での、核兵器使用であり、悪い所を取り除くために、やったことである。放置してたら、癌が広がり、アジア全体を苦しめることになる。
このような考えに批判するべきだと思います。アメリカは、解放するのではなく、実際には、抑圧を強化したんじゃないかという可能性があります。
No.4
- 回答日時:
#3です。
読み返してみたら、やっぱりまとめすぎててわかりにくかったです。ごめんなさい。
自分は手近にあった『国際政治学』という本を読みながら、まとめていったんですが、サイトを検索してみたら
http://fujinakahiroyuki.tripod.co.jp/securitydil …
がわかりやすかったです。3.のところです。
あと、直接には関係しませんが、
http://tanakanews.com/d0801war.htm
もおもしろかった。
やはり冷戦期、核によって人類が滅亡するかもしれない、という恐怖感、危機感は相当なものであったらしく、たとえばP.K.ディックの作品なんかに通底している、なんともいえない暗さなんかがそれかなぁ、と思ったりします。
ちょうどオーウェルの"1984"が全体主義の危機感に貫かれているように(余談ですが自分も長崎の事件の報道を見て、同じような感想を持ちました。"Big brother is watching you.")。
構造主義にしろなんにしろ、哲学関連の本は決してわかりやすいとは言えないので、十年二十年つきあっていく、ぐらいのスタンスで構えることをお勧めします。
考えているだけでは、思想にはなっていきません。
考え方の道筋を作り、導き手が必要なんです。
誰でもいい、胸にすっとくる人を捜して、その人を窓口に進んでいってください。
参考URL:http://fujinakahiroyuki.tripod.co.jp/securitydil …
No.3
- 回答日時:
自分はまったく逆に、これまで大江健三郎などが言う「反核の思想」というものがずっとよくわからないでいました。
核兵器の持つ大量殺傷能力と、大規模な空爆の差が実質的にどれほどあるのか、たとえば、貧者の核兵器と呼ばれる細菌兵器と「核」を区別することに意味があるのか、核をそれほどまでに特別視する根拠があるのか、という問題意識を持ってきたんです。
ご質問を期に、反核の思想というものを、ざっと概観してみました。そしたら、非常に興味深いことがわかりました。
第二次大戦で使用された核は、人類と兵器とのつきあい方を根本的に変えるものでした。
それ以前の兵器が盾と矛との関係を持つものであるのに対し、核は、盾の存在を許さないものだった。
このことから、核は「兵器としての核」と、「恐怖のシンボルとしての核」という二面から位置づけられるようになりました。
冷戦期、米ソ直接核戦争にならなかった最大の原因は、核による先制攻撃の確率は不確実であるのに対して、報復によるダメージは確実だったからに他なりません。
当時の核戦争とは、米ソ全面核戦争にほかならず、それに対する危機意識もまた相当なものでした。
「核戦争に勝者はなく、核はただ核戦争を抑止するだけ」という核抑止論が登場し、また、#2の0410さんがおっしゃっておられるラッセルの反核の思想が提唱されたのも、こうした背景があるわけです。
けれども冷戦終結後、全面核戦争の可能性は、ほぼなくなったといっていい。
それに伴い、核に対する見方も変わっていきます。
「恐怖のシンボルとしての核」ではなく、従来兵器の延長線上にある核です。
たとえばいま、仮に全世界ですべての核兵器が廃絶されたとしても、世界は平和になるかというと、そんなことはないでしょう。むしろ#1さんがおっしゃることにリアリティがある。
今日的に問題になっていくのは、米ソ二大国以外が持ってしまった兵器としての核、というよりは、その背景となる民族紛争の方です。
さらに、テロリズムをどう位置づけていくか。
これをめぐって、チョムスキーやジジェクやデリダ、あるいはサイード、クリステヴァなどの発言が部分的に出始めている。
核をめぐる思想的な流れを、自分自身はこのようにとらえています。
>日本の思想は、フランスの輸入版なので、核戦争を考えるのは、限界があります。
これは間違いだと思います。哲学というのは、従来の哲学を継承しながら、その上に独自の思想なり思想的枠組みなりを打ち立てていくものです。哲学は一面、哲学史にほかならず、構造主義の研究者が多い?からと言って限界があるとは思いません。
今回、反核の思想を自分なりに概観できて、感謝しています。passagen1919さんも、今後とも勉強なさっていってください。前回ジジェクの発言が載った『ポリロゴス』はメルマガなのですが、ジジェクの他にも興味深い思想や読むべき本などが豊富に紹介されています。
核戦争に反対するとか、賛成するとかが、重要ではなく、実際、核戦争を体験した後に、自然破壊が日本いたる所でおこっってしまい、地方の商店街に監視カメラで監視していたり、あの人間の理性の象徴でもある、核兵器の後に、理性の暴力が数珠つなぎのように、おこる現実に対して驚いています。
商店街に監視カメラが、置かれて監視するのは、核兵器を作りだし、使用するのとは、根っこは、同じで、主観が膨張し、妄想に」かわる、建築的思考だと、思います。何を書いてるか分からなくなってきました。
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
こんにちは。
非常に重たい質問ですね。核戦争とこれまでの戦争のちがいは、言うまでもなく一国対一国、あるいは
数カ国対数カ国の戦いではおさまらない、ということです。核の使用は全人類、
地球そのものに大打撃を与えます。そんなことは誰にでも容易に想像ができることです。
核戦争論を展開してきたバートランド・ラッセルは、「核は世界規模の伝染病である」と語りました。
現在、核は抑止力としてのみ機能しているように見えます。「われわれは核を持っているぞ」と。
それを使用してしまったとき、世界はどうなるのか、誰もが知っているのです。
しかし、どこかの独裁者が世界と心中するつもりで核を使用しないとは限りません。
もしもそうなった場合、どんな世界が待っているのか? 核戦争後、そこには
秩序のカケラもないアナーキーな世界が広がることでしょう。
リセット、という希望的な再建は望めません。なぜなら、今日まで人類が築いてきた
さまざまな社会システム、価値観、倫理観などが通用しなくなる世界だからです。
現在の秩序はそれらを前提として成立しているからです。
ですから、核戦争の可能性の中心は、あらゆる意味での「虚無世界」への突入、
ということになると思います。ですから、そのことに大して、全人類が自覚的に
なる必要があると思います。
……お答えになっているでしょうか?
参考までにバートランド・ラッセル関連サイトです。
↓
参考URL:http://members15.cool.ne.jp/~russell/RV-HSEP2.HTM
この回答への補足
バートランド、ラッセルの関連サイトを読みました。目的を選ぶのは情熱の役割である。理性はその目的を達成するための正しい手段を教えてくれる。
理性が、道具化して恐怖、間違いを乗り越えると思った瞬間、理性自体が野蛮化する過程を考えたのが、アドルノとホルクファイマーの「啓蒙の弁証法」です。日本が核戦争にあった瞬間、「アメリカでは、理性の勝利」であり、「理性の輝いた瞬間」だと思うと、理性の「完璧や健康や秩序や美」を求める必死さが、ある意味寒々しさを覚えます。
核戦争の恐怖は、「たまたま使ってない」という、核戦争の可能性の中に、入ってしまったことです。人類の思考の土台をなし崩しにし、基礎さえ築けない、人類の生存が、野蛮な土台の上にきずかれた、バベルの塔にすぎないことを、きずかせました。
No.1
- 回答日時:
質問とは若干ずれるかもしれません。
哲学的な回答は他の方にお任せして、物理学と社会学の立場で回答します。
まず、20世紀前半の物理学者たちは、原子物理学などミクロの世界の真理法則を探究していくうちに、核兵器(原子爆弾)なるものをつくってしまいました。
これは、時代が第二次世界大戦中という背景もありましたが、その時期に発明されてなくても、その後、発明されていたことでしょう。
次に、核兵器が存在してしまった現在においては、「核兵器の廃絶」は(気持ちはわかりますが)大変危険です。
なぜかといえば、仮に世界の核保有国が廃絶したとしても、水面下で、危険人物(フセイン、テロ組織など)が科学者を集めて作ってしまった状態が一番危険だからです。
フセインが世界で唯一の核保有者になったら、全世界が彼にひざまずかなければならないのです。
ですから、核はどの国が責任をもって持つのか、または国連が管理するのかなどの核の管理体制をきちんとさせることが大切です。
それから、質問の意図がよくわからないのですが、
>核戦争の後に、普遍的な価値、真理が成り立つのですか。
これは、物理的には物理法則・物理的真理というの側面では、核反応後でも成り立ち続けます。
どんな人工物も反応も物理法則・物理的真理の中で成り立っているからです。
しかし、人間のつくった倫理・道徳上の価値は、必ずしも成り立ち続けるとはいえないと思います。
それらは、時代や状況によって変化するものだからです。
核兵器は、1945年に実現できた技術であり、フセイン、北朝鮮が作れないと言えません。核兵器は、広島、長崎を最後にして、たまたま使われてないに過ぎません。
たまたま核兵器が使われていない。人間社会にモンスターが、内蔵している。
人間の思考法に、今までの過去を精算して、1から始めたい。という願望がだれにもあります。リセットしたい、精算主義です。核兵器が、それを実現してしまう恐怖があります。すべてが無になる。
人間の願望が、核兵器をつくり出し、それが
アメリカの手によって、使用さらた。それが、たまたま広島、長崎であり、たまたま、その後使用されてない。このことに、驚愕します。
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