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テレプシコーラの感想を教えてください

最近、山岸涼子の『アラベスク』『日出処の天子』を読み、面白かったので、現在連載されている『テレプシコーラ』も読んでみようかと思いました。

ですが、テレプシコーラについて調べてみた所、バレエ以外に関しても「自殺」「いじめ」「児童ポルノ」など、生々しい要素が盛り込まれているようで、こういった露骨な要素が苦手な私としては、あまり読む気が起きなくなってしましました。

ですが、私が読んだ山岸涼子の二作については本当に面白かったので、テレプシコーラの雰囲気や、これを読んだ方の全体的な感想によっては読んでみたいと思います。

ネットで簡単に検索をかけたところ、テレプシコーラの全体的な感想については見当たらなかったので、テレプシコーラをご存知の方は、全体的な感想と、作品の雰囲気とを教えてくださると嬉しいです。

A 回答 (3件)

非常に山岸凉子らしい作品です。


山岸作品の他の短編は読んだ事はございますか?
自殺・いじめ・幼児ポルノ(性的虐待)・殺人…等々
これらの社会的テーマを題材に、彼女は沢山の短編を描いています。
それを考えると、テレプシコーラは山岸作品として「らしい」作品だと思いました。

テーマが苦手でしたら短編を幾つか読んで免疫をつけてからテレプシコーラを読むのも良いかと思います。

ご近所であるならば、私の山岸凉子作品コレクションを貸し出して差し上げたいです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
代表作とされる二作しか読んだことがないので、短編は読んだことがありませんでした。
こういったテーマを短編では多く描いているのですね。
友人が短編集を持っているらしいので、そちらを借りて読んでみることにしました。
近所ならば貸してくださるくらいに、山岸涼子の他の作品も面白いのですね!
とりあえずは短編を読んでみます。
ありがとうございました!

お礼日時:2010/09/18 15:32

「自殺」「いじめ」「児童ポルノ」…これは第1部の要素ですね。


絵があっさり目なのでそれほど生々しさはなかったですが、読んでいて嫌~な気分になりました。

しかし、第2部では、バレエコンクール主体で、もちろん各種トラブルはあるんですが、前述のような要素はほぼないです。慣れない大舞台で右往左往といった感じでしょうか。

全体として見た場合、1部と2部のバランスが悪いなあという感じがしました。
伏線っぽいものも解決されないままだし、今後できれば第3部を続けてほしいなあというのが感想です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
第一部だけの要素で第二部は主にバレエコンクールなのですか。
前半だけの要素ならば、苦手な私でも何とか読めるかなと思います。
伏線が回収されないままで二部が完結しているのは少し気になりますが、短編を読んでみて大丈夫そうでしたら読んでみます。
ありがとうございました!

お礼日時:2010/09/18 15:39

No.2の回答者さんもおっしゃってますが、質問文中の3つの要素は


第1部にのみ集約されています。
ただ、直接絵に描かれているのは「児童ポルノ」のみで、
「自殺」や「いじめ」については間接的(特に「いじめ」は匂わせる感じ)に描かれており
自殺する(しようとする)場面やいじめている(いじめられている)場面がそのまま出てくるわけではないので
この2点についてはそこまで気にしなくても大丈夫では、と思います。
あくまで私の感覚ですが。
この3つの要素は作品の中で不可欠な部分になってきますので、
描かないわけにいかなかったのではないでしょうか。

全体的な感想、とのことですが
これまでの多くの漫画(特にスポーツ漫画)は
元々才能のある主人公がライバルたちと競いつつ、多少の挫折をしながら成功への階段を上る
一種のシンデレラストーリーみたいな部分がありました。
テレプシコーラも主人公に関してはそういう部分がありますが、
「ライバルたち」の部分が違うかなぁ、と感じています。
才能もあり努力もしているのに不運が重なる人、周囲の環境や自分の体質などで
踊ることが好きなのに離れることを余儀なくされる人など。
主人公とライバルたちはどちらも晴れ舞台で競うことが当たり前だと感じていましたが、
努力しているにも拘らず、そこに辿りつけない人の何と多いことか。
重い部分もたくさんありますが、その分 読み応えは抜群だと思います。
他にも、スポーツ科学や精神論みたいなことも多数描かれているので、
違った角度でも楽しめるかもしれません。

第2部は尻すぼみなまま完結した気が否めません(涙)が、
でも全体を通して文句なく面白いと思いますので、ぜひ読んでみてください!
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
これらの要素が作品において不可欠な部分になるのですね。
いじめ、自殺が直接描かれていないというのは、かなり手を出しやすくなりました。短い話で取り上げられるのならまだしも、長い話でそういったものがはっきりと絡んできていたとしたらさすがに読みにくいので…。

苦手な部分さえクリアすれば、私が読んだ二作同様、とても面白そうな話ですね。
重い部分に関しても、どちらかと言うと好んで読む方なので、短編を読んで山岸涼子作品に慣れたら読んでみようと思います。
ありがとうございました!

お礼日時:2010/09/18 15:51

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