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灯油の発火温度は何度ですか?
うちはボイラーを使ってますが夏場灯油タンクが一時的に直射日光にさらされるためかなりタンク内は高温になってるんじゃないかと心配してます!
爆発の危険とかありますか?

A 回答 (3件)

灯油は、自然発火いたしません。


また引火点は、摂氏40度以上ですので
常温で引火する可能性は、極めて低いそうです。
以下URLを、参照して下さい。
灯油 by Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%81%AF%E6%B2%B9
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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2010/09/21 15:56

灯油の引火点は40℃、発火点は220℃です。



素人でも解る様に簡単に説明しますと、
灯油というのは液体が燃えるというイメージがありますが
実際は灯油の液体が直接燃えるのではなく、
灯油から発した気体が燃えるという事を覚えておいてください。

※ ガソリンの引火点は-43℃、灯油は40℃ですが
これは、ガソリンは-43℃という低温から気化し、
灯油は40℃から気化するという事を指しています。
灯油は40℃以下では気化しないので常温で火を近づけても火が付かない訳です。

そして、灯油の気化した気体があるだけでも火は付かず、空気(酸素)と
灯油の気体が一定の濃度になった時だけ火が付くという法則があるので
灯油の気体濃度が濃すぎても火が付きませんし、
逆に酸素濃度が多すぎても火が付きません。

つまり、灯油の気体と酸素の濃度が一定条件の範囲内でなければ
火種があっても火が付かない訳です。

したがって、密封されたタンクであれば
いくら灯油の温度が高くなろうが、そのタンク内では灯油の気化したガス濃度が濃すぎて
酸素割合が低くなってしまう為、火が付かないという現象を起こします。
※ 燃える物があっても酸素が無い&少なければ火が付かないので。

ですから、密封されたタンク内ではどんなに高温になっても
灯油の濃度が濃すぎる状態になってしまうだけなので火が付く心配はほぼ要りません。
※ ただし、密封されていない状態では灯油の気体が外に漏れ出すので
漏れ出した先で酸素と灯油の気体との混合率が燃焼可能な濃度に達すると
そこで火が付き、見た感じではタンクから火が噴出しているような状態になります。

その様な状態になると火の火力により益々灯油の温度が高くなるので
タンク内ではどんどん灯油の気化が激しくなり、灯油タンクの内部圧力限界に達すると
そこでタンク爆発が起こります。

もし、密封状態のタンク内の灯油が熱せられ気化が激しくなると
タンクの膨張・場合によっては爆発、という事も考えられますが
まともな商品内部圧力が一定以上になると圧力が開放される仕組みになっているので
日光の熱程度の温度では爆発まで起こる危険は非常に少ないと考えて良いです。

先に言った様に灯油の引火点は40℃発火温度は220℃と比較的高温なので
灯油が40℃以上にならなければ気化する事も無いですし
40℃以上になって灯油の気化が始まっても、灯油タンクは内部圧力も想定して
設計されているので直火で直接タンクを熱するという無謀でもしない限り
爆発の心配は要らないと思いますよ。
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この回答へのお礼

詳しい回答ありがとうございます。
とりあえず安心しました

お礼日時:2010/09/21 15:58

他の方の回答にあるように、灯油タンクに直射日光が当たるくらいでは、自然発火する温度にはなりません。

ただし、灯油の引火点規格が40℃となっていますので、これ以上の温度になると、自然発火はしませんが何らかの着火源があれば引火する可能性はあります。
灯油の温度が高く、灯油蒸気の濃度が十分高ければ、爆発濃度を超えて着火しませんが、灯油の引火点付近では密閉されたタンク内でも爆発混合気を作ります。灯油をつぎ足したときに静電気が発生したり、誤って金属部品を落として発生した火花などで着火、爆発する可能性があります。実際に事故の例があります。
灯油タンク内の温度は引火点を超えない範囲で管理することが基本です。
他の方の回答を一部修正する内容で申し訳ありませんが、安全に関することなので。
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