天使と悪魔選手権

古代の測量や方位の測り方

地図を見ていていつも不思議に思うのですが、たとえば京都の街や大阪市街の中心部など、また四天王寺の伽藍配置や、難波宮跡の遺構などは、現代の地図においても正確に東西南北の方角に沿っていますよね。

このような正確な設計の都市や建築を構築するには、方位を正確に計測できる機器が不可欠だと思います。
大阪の中心部の街並は豊臣秀吉によって整備されたものなので、時代的に羅針盤はすでに伝来していたと思いますが、京都の街や、難波宮、四天王寺などが建立された時代は、伝来はおろか羅針盤自体まだ発明されていなかったはずです。

このような時代に、どうやって正確な方位を測ることができたのでしょうか?
星を見て判断したとしても、だいたいの方向はわかっても、今の地図においてもほぼ水平垂直に記されるほどの精度を得るのは、無理があると思います。

詳しい方がいらっしゃいましたら教えてください。よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

私も疑問に思って調べたことがあります。


詳細に検討されたサイトがありますからご参考までに。

平安京プロジェクト(平安京の東西南北はどうやって決めたのだろう)
http://homepage3.nifty.com/silver-moon/Heiankyo/ …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
リンクの記事はとても興味深いものでした。
研究プロジェクトが立ち上がるぐらい大きなテーマだったのですね。びっくりしました。
それにしても古代の人々は、方位の測定法を考え出したのもすごいですが、東西南北という概念を発見した事がもっと驚きです。
きっとそれに気づくまでは、単に、あっちから太陽が出てきて、こっちに沈む、とそれぐらいのものだったでしょう。それを固定的な「方位」というものを確定したのは、ものすごい発見だったと思います。

お礼日時:2010/10/30 17:16

紐に正確に等間隔で印をつけます。

その上で「3つめ」「4つめ」「5つめ」で折り曲げて三角形を作ると、ピタゴラスの定理により直角三角形が出来上がります。一旦北極星などで南北の直線を作ってしまえば(月明かりがあれば結構簡単に一直線は測量可能です)、あとは昼間に直交する街路などの測量をすれば可能です。

実際やってみると分かりますが、案外簡単に十字路は作ることが出来ますよ。基準になる通りさえできてしまえば、あとは同じ長さのひもを引っ張れば済む話です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
なるほど、そうやって碁盤の目や正方形は作り出せるんですね。
でも正確な南北の方位の測定は、季節や時間で位置の変わることのない北極星をもとにしていたのでしょうか。
それなりのノウハウがあれば、割と簡単にできるものなのですね。
しかし情報の少ない古代に、その方法を発明した人は本当に偉大だと思います。

お礼日時:2010/10/29 16:31

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