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8月19日の日経新聞に以下のことが書かれていました。

・株価が上がるとGDPはあがる
・株価が上がると長期金利は上がる
・長期金利上がるとGDPは下がる

どうしてこの株価があがるとうえの三つのことが起こるのかわかりません。
経済学的にどういう論理で上の現象がおこるのでしょうか?
経済学はスティグリッツの基礎しか読んでないので
あまり難しい用語はわかりません。

わかりやすく説明していただけると助かります。
お願いします。

A 回答 (1件)

株価->GDP


(1)株価が上がると株を保有している人の資産残高が増加します。この人たちは以前よりリッチに感じるので消費を増やします。(消費の資産効果)
(2)株価が上がると銀行の保有する資産が増加し、銀行が貸し出しをしやすくなり(=企業が借り入れをしやすくなり)企業による設備投資が増えます。
株価ー>長期金利
(1)株価が上がると株式投資のリターンが大きくなる。長期金利が低いまま株式投資の魅力が増したら、お金を借りて株に投資すれば誰でも儲かることになる。みんながそう考えれば資金需要が増えるので、株式市場と債券市場のリターンの釣り合いがとれるところまで金利は上がります。
(2)これは因果関係ではないですが、株価が上がるのは近い将来企業の業績が改善すると予想されるから。そのような環境では企業の投資も活発化するので近い将来借り入れ需要が増加すると予想され、長期金利が上がる。
長期金利ー>GDP
金利が高くなると企業の設備投資や個人の住宅購入が減るので。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
非常にわかりやすい説明で
理解できました。
ありがとうございます。

お礼日時:2003/09/07 19:27

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