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生活保護程度の生活で良いと割り切っても長時間労働を強いられている例が多いように思います。
人類史を振り返ってみても現代ほど安価に食料が生産(トラクターやコンバイン、化学肥料や治水があるため)できる時代は無いと思います。
にもかかわらず、最低限の生活で良いと割り切っている人でもかなりの時間労働が必要に思います。

なぜでしょうか?
医衣食住を最低行えるだけの労働時間はどの程度必要なのでしょうか?
また、余剰労働時間で発生した利益はどこに行っているのでしょうか?

当方経済は苦手な為、ずばりの回答でなくても良いので、参考になるお話も含めて教えて頂けると幸いです。

宜しくお願い致します。

A 回答 (24件中21~24件)

仰る通りです。

ホント不思議な事ですよね。

農業革命・産業革命・IT革命と起きるに連れて、全ての時間・空間のキョリは短縮されております。これらの革命が起きる前でしたら、地球の裏側の情報を知るまでに一体どれだけの時間を空間移動を要する事でしょうか?そこに掛かる労力と比較すれば、今の時代は圧倒的に時間・空間のキョリが短縮されており、全てを手にする事、全てが為される事は圧倒的に僅かな時間で済む筈でございます。

なのに、この労働時間は何?

ごもっともな疑問ではなかろうか?と思います。

理由の一つには、今の時代は特にそうですがお金によって全てが計られている事がありますよね?何をするにもお金です。商品一つひとつはもちろん、多様なサービスにもお金が掛かります。人間、何かをしようと思えばお金が無ければさせてもらえないという文明にまで仕上がってきました。

そして、仕事の量もお金です。

さて、お金の価値ですが、農業革命・産業革命・IT革命が起きるに連れて、そして今も尚、更に加速しているのですが、益々落ちているという事をご存知でしょうか?お金の価値は凄まじい勢いで毎日おちて生きます。お金らしいお金の機能も、日に日に衰えています。

僕たちが目にする100円は、昔の100円ほどの価値がございません。

そうイメージしてみれば理解・納得が出来るのではないでしょうか?今は世界中でお金の価値が激しく落ちている様な状態です。ですから、必要最小限の事でいいんだと思ってはいましても、お金の価値が随分と下がっているので、必要最小限の事をやるにしましても相当にお金を稼がねばなりません。

労働時間が多くなるのはそうした背景があるからです。

経営をしようと思えば、21世紀これからの企業経営とは一体何なのか?について学ばねばなりません。ただ経営したいから会社を経営するというレベルでは、今も下がり続けるお金の価値とうまく付き合っていく事は出来ないばかりか、本当に時代に必要な商品を提供する事は無理です。

お金の価値が下がっている事を解決する一番の近道は、価値の高い商品・技術・産業をポンポン生み増やす事です。それが無い限りは、今までの古い低付加価値サービスのみが市場に溢れ、消費意欲がないのに無理矢理商品を生産するという異常な供給過剰に陥ります。

社長さんたちが多いのでしたら、次の質問をなさってください。

あなたの会社の商品は、今の時代なくてはならない商品ですか?これからもなくてはならない商品ですか?他のどの商品がなくなっても、あなたの商品だけは無くなったら困るという商品ですか?

その問いに対してYesと返ってくるのでしたら企業価値は素晴らしいものです。従業員の方も幸せです。仕事をすればする程、その方たちは幸せになり笑顔がこぼれ、周りの人たちから憧れられて、益々発展する事でしょう。

もしその問いに対してNoと返ってくるのでしたら企業価値はありませんから本来でしたら徹底するべき事業です。そうした事業が多いから、お金の価値が益々下がり、働いても働いても幸せになれず、望外な時間を働かねば満足に食べていけない人たちが増えるんですね。

以上、お金の価値という観点からのお応えにさせて頂きました。

この回答への補足

非常に長文の回答頂きありがとうございます。

>お金らしいお金の機能も、日に日に衰えています。
ちょっとこの点がよく分かりません。もう少し分かり易く説明して頂けると幸いです。
私が考えるに、近年はデフレのためお金の価値は上がっているように思います。また、長期ではインフレの為、定期預金を比較すると大した差は無く、一般にインフレ率に応じて給料はアップしますのでこれは論点がずれているのではないかと思います。
例えば、昔ざるそばが60円であれば、今は600円ですが、その60円を定期預金などしていれば、今は600円程度になっているという意味です。また、理論値となりますが、その頃の単純労働者の時給は60円程度となり、現在の600円と大差がないのではと推測します。

>企業価値
「企」業と言うくらいですから、おそらく、どの会社も頑張ってYesというでしょうが、実際は非常な競争の中にありますので、そのYesがNoに変わるのは明日かもしれず、決して安泰ではないでしょう。ま、水道局の様な会社もありはしますが・・・。
また、その方法が非常に優秀であれば、ある程度時間が経てばすぐに同じようなことをする企業がすぐにでてきますので結局はパイの奪い合いになり、一般労働者程度の収益しか生まれていないように思います。

補足日時:2010/12/05 17:05
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>余剰労働時間で発生した利益はどこに行っているのでしょうか?


資本家です。富める物が職場を作る代わりに、利益のほとんどを吸い上げるのが資本主義の本質です。
生活保護以下の暮らしで過労死するまで働かされる人がいるのは、その分何もせずに(資金を提供するだけで)莫大な利益を得ている人が居ます。

この回答への補足

非常に長文の回答頂きありがとうございます。

>お金らしいお金の機能も、日に日に衰えています。
ちょっとこの点がよく分かりません。もう少し分かり易く説明して頂けると幸いです。
私が考えるに、近年はデフレのためお金の価値は上がっているように思います。また、長期ではインフレの為、定期預金を比較すると大した差は無く、一般にインフレ率に応じて給料はアップしますのでこれは論点がずれているのではないかと思います。
例えば、昔ざるそばが60円であれば、今は600円ですが、その60円を定期預金などしていれば、今は600円程度になっているという意味です。また、理論値となりますが、その頃の単純労働者の時給は60円程度となり、現在の600円と大差がないのではと推測します。

>企業価値
「企」業と言うくらいですから、おそらく、どの会社も頑張ってYesというでしょうが、実際は非常な競争の中にありますので、そのYesがNoに変わるのは明日かもしれず、決して安泰ではないでしょう。ま、水道局の様な会社もありはしますが・・・。
また、その方法が非常に優秀であれば、ある程度時間が経てばすぐに同じようなことをする企業がすぐにでてきますので結局はパイの奪い合いになり、一般労働者程度の収益しか生まれていないように思います。

補足日時:2010/12/05 17:04
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この回答へのお礼

補足について、間違って投稿してしまいました。すみません!

何かの本に、農地を奪われたことが、そもそもの格差の始まり(イギリスの産業革命あたりだったかな?)だとありましたが、現在においては果たしてそれは有効なのか?
また、資本家に流れているというのは昔から聞くのですが、いまいち具体的に実態が分かりません。
世界で見れば日本は資本家に見えますし・・・
それとも、他の理由なのか?
いまいち、根本的なことが分かっていないため、この質問をさせて頂きました。

お礼日時:2010/12/05 17:09

>人類史を振り返ってた場合、今ほど短時間で最低限の生活が送れるようになったとおもうのですが、



たとえば、昔は肥料は作りませんでした。肥料を作って消費地まで運ぶには、エネルギーが必要で、肥料を作る設備・運ぶシステムも作らねばならないために、様々な資源も掘り出して、加工する必要に迫られています。

しかも、一定水準の教育がほどこされていないと、高度な分業体制は機能しませんし、今や社会福祉が充実している地域では、生産年齢人口から逸脱する老人を養わなければなりません。

すなわち、生産から流通において、人は余計に必要になったのにもかかわらず、教育などの普及が全地球的には遅れていたり、社会福祉のための老人の分まで働かねばならないために、生産から流通において使える人は実態として足りず、一人当たりが長時間労働を迫られるという結果になっているのではないでしょうか?
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。
少し前まで、化学肥料の代わりに、遙かに時間の掛かる、方法で集めていました。
例えば、明治の頃ですと、山に落ち葉を拾いに行ってそれを肥料にするため非常に大変であったと祖母が言っておりました。
コンビニで少し働いて肥料を買った方が、落ち葉を集めるよりは遙かに短時間でこの作業が済む様に思いますので以前よりも簡単に生産できるようになっているのではないかと推測します。
全てに、こういった例を当てはめますと、全体としては以前より効率的に作業が行えるようになったのではないかと思います。
仮に、以前より大変になったのであれば、新しい技術が生まれないように思っています。
また、社会福祉についてですが、現在過保護と言えば、過保護ではありますが、昔も、その時代にあった福祉はあったわけですし、これが圧迫の理由には成りにくいのではないかと思っています。

お礼日時:2010/12/05 17:17

そうしないと生きていけないから


ただし肉体を動かすだけが労働ではありません
存在するだけの労働もあるのです
社長なんてのも何もしていないようでも社内では一番働いています
下々にはそれが見えないだけです
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。

この質問で労働時間と書いたのは、全ての人が肉体労働をしらら?という意味ではありません。
例えば、トラクターを設計できる、優秀なエンジニアであれば、トラクターに実際に乗って作業する時間よりも遙かに短時間で同様の労働時間に換算できると思います。
いずれにしても、人類史を振り返ってた場合、今ほど短時間で最低限の生活が送れるようになったとおもうのですが、実際はそのように感じません。さて何故か?こんな疑問です。

また、うちの周りには社長が多いですが、内容に応じて収入を得ている方が大半です。ただ、経営は厳しく社員の方が良さそうですが・・・あと、下にそれを上手にアピールできていない事や、そういった人材を集めてしまったところに、その社長の責任があるかと思います。社長の良いところは自己責任で何でもできるところかと思います。

お礼日時:2010/12/05 11:16

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