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経済に全く無知なのですが、経済厚生とは何なのでしょうか?よく経済厚生への影響~とか出てくるのですが、その「経済厚生」自体の意味がわかりません。本等には経済の効用の計みたいなことが出ているのですが使い方等いまいちわかりません。例えば「インフレは経済厚生に~の影響を与える」と出ていたらこの「経済厚生」とは単に「経済」と解釈してもいいのでしょうか?それとも経済成長という意味合いになるのでしょうか?経済厚生と厚生経済とは同じことでしょうか?

A 回答 (2件)

経済厚生とは、平たくいうと、国民の満足度のことです。



経済学では、ものを消費することからの満足度を効用として捉え、社会全体の効用を経済厚生呼んで、それが大きくなることが良いのだ、という立場をとっている場合が普通です(異なる立場の一派もある)。

みんなが幸せになればいいよね、という、功利主義的な考え方で、経済学とは別段、金儲けのことを考えている学問ではない証拠です。

たとえば
沢山のものが消費できる方が満足度は高い(経済厚生が高いはず)だ
→ 物価が上がりすぎれば消費量できる量が減ってしまう=満足度は下がる=厚生に悪影響を与える
という議論などが典型ですね。


厚生経済学は、どういった経済状態になれば経済厚生(満足度)が高い状態なのか、ということを考える、経済学の一分野です。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。すごくわかりやすく、経済に無知な自分でも理解できました。
もう少しお聞きしたいのですが、例えば、不景気ではなく企業努力による製品単価低下のデフレになると経済厚生は高くなる、といった感じでしょうか?この場合デフレは経済厚生によい影響を与えるという言い方になるのでしょうか。
支離滅裂で申し訳ございませんが、お教えいただければ幸いです。

補足日時:2007/12/23 15:12
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> 例えば、不景気ではなく企業努力による製品単価低下のデフレになると経済厚生は高くなる



これには二つの可能性があります。
一つは、企業努力というのが、実は企業の利潤を圧迫しているだけ、という状況で、もう一つが、労働や資本、中間財(生産の材料やエネルギーなど)の投入ロスを減らしていく、という状況です。

前者であれば、生産され消費される各財の量がほとんど変化していないので、経済厚生はほとんど変化しません。価格変動によって消費量は値下がりした財を増やすように変化しますが、同じ分だけ他の財の消費量を減らしてしまいます。

後者であれば、その他の財の生産に回せる労働や資本・中間財の量が増えるということですから、厚生は改善するはずです。


> (不景気ではない)デフレは経済厚生によい影響を与えるという言い方になるのでしょうか。

デフレというのは物価が全体的に下落していく状況なので、企業の自助努力の話とは関係があまりないです。例えばAB二社しかなかったとして、デフレというのは単に価格が下がる状況なので、長期的に見ると賃金と利子率が下がって、実質ベースでは元通りの水準になります。
が、企業努力の後者の場合ならば、同じ投入量で多く作れるわけですから、多くの財を消費できるようになるということなので、経済厚生は改善します。

因みに、この企業努力の後者の場合を、経済学的には「全要素生産性(≒生産技術)の向上」が起こっている、という風に認識します。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。かなりよくわかりました。全要素生産性という言葉も知らなかったので勉強になりました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/12/24 20:26

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