５０ｃｃバイク水冷にする訳

Question

国産の５０ｃｃバイクは空冷が多いですが中には水冷もあります。
たかが３０キロ程度しかスピード出せないのに何でわざわざコストのかかる水冷にする必要有るのですか。

N1158 · Accepted Answer

水冷になって値段が高くなっても、買ってくれるお客さんがいる（見込める）からです。
商品ですから、コストがかかっても、そのコストを付加価値と認めてもらえて購入してもらえればOKなのです。

toraayuyur · Answer

騒音と排ガス対策のためでも有ります。
エンジンの温度を一定に保ちやすい水冷の方が排ガスも安定します。
ウォータージャケットの有る水冷の方が騒音も減らせます。

他のバイクとの差別化。
コストが掛かった分、価格が上がっても、利益が出ると開発者は判断した。

IDii24 · Answer

リミッターはずしてギアを変えれば十分１００キロは出ます、実際暴走族がそれやってます。違法ですけど。

海外ではこんなものも売られてるんですよ。
http://cgi.ebay.co.uk/RIEJU-MRT-50-SM-PRO-YAMAHA-ENGINE-NEW-MOPED-MRT50-50CC-/220586798409?pt=UK_Motorcycles&hash=item335bff6d49

h90025 · Answer

騒音規制と排ガス規制がものすごく厳しくなったのはご存じですよね。
単純に安くつくるのでしたら空冷でOKです。、でもそれでは規制を通すのが厳しいです。

水冷が温度的に安定しているというのは外気温に左右されないからです。
気温0度でも30度でもサーモスタットによりほぼ一定に保つ仕組みがあります。
空冷だと冷却する空気の温度、つまり外気温に左右されてしまいますからね。

クリーンな排ガスにするため燃焼条件を一定にできる水冷が有利なんですよ。
あと騒音も少ないことは容易に推測できますよね。

ちなみに今回の排ガス規制はエンジンが冷えている状態からの計測に変わっています。
非常に厳しいものです。

1750gtv · Answer

回答し忘れたので、もう一つ。

騒音規制の点でも、エンジン回りをウォータジャケットで
くるまれている水冷の方が、これまた圧倒的に有利。

これまた開発費が安くできる。

以上、現在の排ガス規制、騒音規制を考えると
空冷は絶滅はしないまでも、減っていくことが予想される。

1750gtv · Answer

排ガス規制のためには熱的に安定する水冷の方が圧倒的に楽。
つまりは、開発費用も安くなり、結果としてコストが安く作れる。

空冷の方が安いなんて、もう昔の話。

WillDesignWorks · Answer

熱的に安定させるためですよ。
風の当たるシリンダー前と後ろで冷え方に差が出るのは容易に想像できるでしょう？。
冷えにくいところが出来るとそこに熱が溜まり、やがて焼き付いてエンジンが壊れます。
水冷ならウォータージャケットを巡らせばシリンダー全体をムラ無く冷却できます。

30キロ程度しか速度は出なくても、そこへ至る加速がよい原付は、出力の高いエンジンを積んでいます。出力が高ければそれに比例して発熱量が増えます。発熱量が増えると、エンジンが壊れないように熱的に安定させる必要があるんですよ。

IDii24 · Answer

輸出も考慮してるから。他の国では３０Kなんて馬鹿な法律はありません。リミッターを外せば１００K近く出るものもあります。

水冷になって値段が高くなっても、買ってくれるお客さんがいる（見込める）からです。