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作文を書くときに、起承転結が大事だといいますが、よくわかりません。何かいい起承転結の例はありますか?

例えば題が「高校2年間で学んだこと・仕事をするには何が大切か・残りの高校生活をどう過ごすか」の場合、起承転結はどのような感じで構成すればいいのでしょうか?教えてください。
起、承、転、結、この四つの例となるようなものをどなたか上げてもらえないでしょうか?よろしくお願いします

A 回答 (3件)

 起承転結というのは物語のパターンのひとつです。

物語は予想される通りに進行したらつまらないので、短い話なら最低1回、通常は2回以上の「意外な展開」を挟んでやる必要があるわけです。
 しかし、作文は必ずしもドラマチックに書く必要はなく、特に意見を主張するタイプの作文の場合、通常は「転」はむしろあってはいけません。序破急も同じで、意見主張向きではない。

 今回のようなお題の場合は、お題が訊いている問いに対しての答えを述べて、なぜその結論に到るのかを順序よく書いていくのが望ましいでしょう。
 字数制限や作文の性質にもよりますが、構成としては以下のようになるのが自然です。

1.「仕事をするには何が大切か」という問いに対する自分の意見を述べる。
2.なぜ1のように思うのかを、「これまでの高校生活で学んできたこと」を下地にしながら述べる(委員会やクラブ活動の経験などを使うと書きやすいかも)。
3.1と2を踏まえて、残りの高校生活をどう過ごすべきかを述べる。

 上記のように書くと、論文形式の堅めの文章になります。こういった三段論法を「序論・本論・結論」などと呼んだりしますが、あまりこの呼称や型を意識する必要はありません。自分の意見をわかりやすく、順序よく主張しようとすることの方が大事で、そうすると自然と3段構成になることが多い、というだけのことです。当然、複雑な内容になると3段では足りなくなってきます。

 もう少しくだけた文章にする必要があるなら、経験談風、エッセイ風にする手もあります。起こった出来事を先に書いて、意見主張を後に持ってくるタイプです。

1.今までの高校生活で印象に残ったエピソードを書く(仕事の大切さを実感できるようなエピソードであることが望ましい)。
2.そこから何を学んだかを書く。
3.近い将来社会人になる身として、仕事をするには何が大切であり、そのためには残りの高校生活をどう過ごすべきなのかを述べる。

 この経験談風作文に物語の原理を持ち込む手はあります。起承転結の4段構成では間延びするので「承」を省くことになると思いますが。
 これをやると、途端に脚色臭くなります。意見主張をする際にこういう手法を使うのは邪道で、本来ならやるべきではないですが、どうしても作文を粉飾する必要がある場合には有効です。

1(起).私はずっと、将来のビジョンが思い描けず悩んでいた。社会人になることがずっと遠い先の未来であるように見えて、実感が沸かなかったのだ(主題に対するアンチテーゼの提示)。
2(転).そんな折、ある事件(仕事の大切さを実感できるエピソード)に出会った。私は衝撃を受けた。
3(結).その経験により、私は仕事の大切さを学んだ。これからは残りの高校生活を立派な社会人になるべく過ごしていきたい。
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補足



結 : 今後の高校生活で何を学び、どう過ごすか

について
承と転を受けて、転に向かうのに自分に足りないのは何か?だから今後どうすごすのか?などの結論

ということです
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起 : 自分の今までの高校生活で何を学んできたか


承 : 起を受けて、自分はそれをどう考えているか
転 : 今後の目標や展望
結 : 今後の高校生活で何を学び、どう過ごすか

こんな感じ
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