アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

Linax系OSについてはまったく知識がない初心者ですが、
今回Ubuntu-ja-10.10 ISOファイルをダウンロードして
手持ちPCにクリーンインストールしました。

ところがモニターの適切な解像度が選択できず早速足踏み
状態です。

使用PCは : 日立 Prius770B
モニターは : 日立 DT5154B(15型 Dvi)
適切解像度は : 1024×768(これ以外は拡大表示)

現在の不具合状況は画面が拡大表示され、特に水平方向の
画面はみ出しは大変支障があります。

モニター設定画面を見ると
モニターは : 「不明」と表示されている
モニターの解像度は : 800×600(4:3)が表示されている
*プルダウンメニューの中では800×600が最大解像度で
適切な解像度の1024×768は選択できない状況です
モニター検出は : クリックしても何ら変化なし

WindowsOSでは問題なく解像度1024×768で使用出来て
いるのでモニター自体に問題はないと思います。
Windowsでいうデバイスマネージャーに相当するものはどう
なっているのかと?

不具合の解消に役立つコメントが頂ければ大変助かります。

A 回答 (4件)

今迄の回答に疑問点もありますので、補足します。



まず、ドライバについてはほぼ正しいですが、正しいドライバが使えていても自動設定できない事は少なくありません。
というのは、自動設定に使っているデータが正しく取得できない場合も多いからです。
※VideoBIOSやモニタ制御ROMに書かれている値を使うので。要するに、X11のVideoドライバはモニタにどんなモードが使えるか問い合わせたりパソコン・ビデオカードにどんなモードが使えるか問い合わせたりします。
ですから、例えばBIOSを更新する事で正しい値が取得できるように変わり、自動設定がうまくいく様になる事もあります。
※Windowsのドライバは、ドライバソフトと手動で設定している設定データを組み合わせて供給している場合があります。つまり、ハードウェアの仕様を知っているメーカが人手で調整した設定データを配布しているわけです。Linuxでも利用者やディストリビュータがデータを作ったり自身で調整する事は知識さえ持っていれば可能です。(ハードウェアの仕様は公開されない事も多いので、ある程度作り出す必要のある事も。また、WindowsのソフトでX11で使える値[設定値]を取り出せるソフトをつかう方法もあります)
正しい設定値が自動で取得できるよう調整されたパソコンだと問題なく動く場合もありますが、そうでない場合はうまくいく場合、うまく行かない場合あります。
ただし、X11の画面が表示されているのは対応しているドライバは使われている事を意味していますので、調整してやれば動かせるはずです。
※ドライバが対応してない場合は全く画面がでないかCUI画面(コンソール表示)になります。

ハードウェアから得ているデータはX11のログ(例えば下記ファイル[違う場所に書かれている場合もある])やddcprobeコマンド、xrandrコマンドなどで確認できる場合があります。

/var/log/Xorg.0.log


http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/notepc/12660 …

上記に『Vaio PではLVDSのEDIDがddcprobeでも取得できません』と書かれていますが、同様に取得できないパソコンはありますし、そういう場合には利用者が調整してやる必要があります。

※ハードから得られる値は間違ってハードの未対応な値を設定しハードウェアを痛める事から保護する意味でも使った方が良いと思います。X11の設定で無視させ自由に設定する事もできますが、モニタを壊す危険も伴いますのでしっかり調べて設定してください。
※昔と比べて保護回路がしっかりしている(高すぎる信号周波数だと範囲外を検出して画面出力しない・以上音やメッセージなどで知らせる)ので壊れる事は少なそうにも思いますが、明確に大丈夫といえるわけでもありません。

X11サーバ側もある程度の設定値は持っており条件によっては使うので、同じパソコンでもディストリビューションに依って希望の表示がされたりされなかったりという場合もあります。
※ソース差分見て、必要な組み込み設定値を反映させると動いたりはします。(サーバ作り直すより設定値を手動調整する方が手軽だけど)
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この回答へのお礼

貴重な時間を割いて内容の濃いアンサーを頂き大変感謝しております。
相当スキルの高い方だと思いますが、レベルが高すぎてLinax入門初心者には正直なところベストアンサーかどうかさえも判断つかない状況です。

これを機会に皆様のアンサーを多少でも理解出来るように努力したいと思います。ありがとうございました。
..

お礼日時:2011/03/29 21:22

Windowsではデバイスドライバーが


おかしくなる現象が多く、ドライバーのメンテナンス目的に
デバイスマネージャーが整備されています。

反面、Linuxなどではほとんどのドライバーは標準搭載となり
そうでなければ、ドライバーが存在しないということがよくあります。
そして、Windowsのようなデバイスマネージャーはありません。

大半のPCでは、デバイスドライバーを意識すること無く
自動認識と自動組み込みで機能するのですが…
グラフィック機能は古い機種やマイナーなもので対応外になることもあります。
UbuntuはCD-Rに収まるインストールディスクという設計思想からか
対応できない機種がめずらしくはありません。

残念ながら、この機種では正常に認識できていないようです。

770BシリーズでDT5154B搭載モデルとなると…
Pentium4モデルならATI RADEON VE
Athlonモデルならチップセット内蔵のS3 Savage4のどちらかで
たぶん、それぞれにドライバーは存在すると思います。


もっとも、問題はグラフィックチップではなく
単純にモニター装置の仕様を認識できていないだけかもしれません。
(たぶんこちらのほうが頻度の高い問題だと思っています)

Ubuntu8.04LTSの頃は、そういった場合にモニター装置を
手動で選択するGUIツールが提供されていましたが
その次のLTSである10.04ではなくなっています。

結果的に、汎用的に利用できる800x600が上限とされているわけです。
グラフィック機能が認識されない場合は、どちらかというと
800x600のGUIではなく、GUIが利用できないという症状が出るようです。


で、前述のツールが廃止されている以上、対応できないモニターについては
モニター設定の手動設定というカタチで対応することになります。
Ubuntuはもうずっと標準のxorg.confが存在しないという仕様ですが
これはすべてを自動認識でまかなおうという思想から来るものです。

反面、正しく記述すればxorg.confでの設定は反映されます。
ある程度は、断片的に記述しても有効です。
グラフィックの設定をせずにモニター設定だけ記述しても有効です。

既出のxorg.conf例を完全には読み下せないんですが
グラフィック機能をvesaと設定する項目などは諸刃の剣
汎用であるvesaドライバーでは、性能が低下したりします。

たぶん、vesaの代わりにradeonかsavageを記述してもいいはずです。
どちらが適切なのかは、lspciコマンドで読み取れます。
(普通はlspci|grep VGAでグラフィックチップが表示されます)

それぞれの対応チップはmodinfo radeonやmodinfo savageで確認できます。
注意点などは、man radeonやman savageで確認できます。
両方を見ると、RADEON VEは7000と同等扱いで対応しているようです。


grepは文字列検索ツール、manはマニュアル表示ツールでqで終了できます。
こういう初心者向きとは言えないけど、効率的なツールが気に入らない人は
あるいはLinuxやFreeBSDには向いていないのかもしれません。

閑話休題、xorg.conf例の…
モニターの周波数設定についてはある程度有用ですが
1280x1024までを対応する設定が記述されているので
利用できない1280x1024が使えるかのように表示されます。

ですから、GUI上の解像度変更ツールでそれを選択すると
画面が表示されない症状が出たりしますが…
ほっとけば数十秒で元の設定に戻ります。
表示可能の解像度を設定したら、表示された画面で
設定を保存するように作業を進めるようになっています。


本当は、自動認識の機構に対して
設定を記述するのがスマートな手段のはずなのですが…
実際にそれを行なう記述は知りません。
以前調べてみたときは見つかりませんでした。

理想は、日本特有なモニター製品(特に付属品)についても
IDを登録し、自動認識がなされるようにすべきなのですが
主たる開発者が英語を公用としているため
そういった情報の整備は進んでいないのが現実です。
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この回答へのお礼

大変貴重な時間を割いてLinaxの現状を初心者にわかるように説明して頂き大変感謝しております。
これを機会に皆様のアンサーを多少でも理解出来るように努力したいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2011/03/29 21:06

Ubuntuは、下記の内容はどうなっているかですが、内容を貼り付けてもらうとできるようになるかもしれません。



> モニターは : 日立 DT5154B(15型 Dvi)
この仕様で、水平走査周波数、垂直走査周波数は分かりますか。

下記のように変更して見るとよいかもしれません。
/etc/X11/xorg.conf
の内容を見てください。
当方の場合、モニタに関してだけ修正を加えるとできるようになりました。

1.***追加
をモニタの仕様から追加する。

HorizSync 31.5 - 64.0    
VertRefresh 59.0 - 61.0 


2.
Modes"1280x1024" "1024x768" "800x600" "720x400" "640x480"
ここに、目的の"1024x768"を追加してみる。
Modes"1024x768" "800x600" "720x400" "640x480"
このようになると思います。
当方の場合は、"1280x1024"を追加して、この解像度が出せるようになります。

Section "Device"
Identifier"Generic Video Card"
Driver"vesa"
BusID"PCI:1:0:0"
EndSection
Section "Monitor"
Identifier"NEC F17R21"
DisplaySize 330270
HorizSync 31.5 - 64.0     ***追加
VertRefresh 59.0 - 61.0     ***追加
Option"DPMS"
EndSection
Section "Screen"
Identifier"Default Screen"
Device"Generic Video Card"
Monitor"NEC F17R21"
DefaultDepth24
SubSection "Display"
Depth24
Modes"1280x1024" "1024x768" "800x600" "720x400" "640x480"
EndSubSection
EndSection
Section "ServerLayout"
Identifier"Default Layout"
Screen"Default Screen"
EndSection
Section "DRI"
Mode0666
EndSection

もし、だめな場合は、上記のSectionだけを貼り付けてもらえると分かるかもしれません。
もしかすると、ubuntu10.10の仕様変更で、/etc/X11/xorg.confがなくなっているかもしれません。
当方は、UBUNTUは、Linuxとして使うのは、不具合が多すぎて使うのをさけております。
Ubuntu10.04の場合の例です。
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この回答へのお礼

貴重な時間を割いて大変なボリュームのアンサーを頂き大変恐縮しております。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/03/29 20:57

http://linuxsalad.blogspot.com/2007/12/blog-post …

インストール時に的確なグラフィックドライバーの組み込みが出来なかった物と思われます
上記サイトの要領で適切なドライバーをインストールしてください
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この回答へのお礼

早速アンサーを頂きましたこと、大変感謝しております。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/03/29 20:15

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