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メーカーが3ウェイ以上のスピーカーを作りたがる理由ってなんでしょう??
たとえばJBLなど。

フルレンジ方式だと全帯域がフラットに再生できないから2ウェイを作るのは分かります。ではなぜ、製造コストが高くなってしまったり製造の手間がさらにかかるのにスピーカーユニットをさらに細分化させて3ウェイにするのでしょうか?
2ウェイだと周波数特性に限界があったり、都合が悪い場合があるのですか?

2ウェイと比較した場合、3ウェイのならではの良さを教えてください。

A 回答 (11件中1~10件)

良さという面だけを考えて見ましょう。



フルレンジの問題はフルレンジで20hz~20Khzをフラットな特性と音圧で歪み無く再生することができるのか?ですね。
2ウエイは高域を別にすることで補正など行うとすれば3ウエイや4ウエイはその発展といえるかもしれません。
ユニットが増える分スピーカーのユニットが最も得意とするところを使える事になります。
つまり、美味しいところだけ使って余裕を持たせている訳ですね。

また、合唱は音域によって人が分かれています。
オーケストラでは楽器一つ一つから音が出ます。
楽器一つ一つに特化されたスピーカからそれぞれ音が出ているようなものです。
言ってみれば究極のマルチと言えるでしょう。

そのミニマムとしての3ウエイ、4ウエイと考える事も出来ます。

人間の耳も鼓膜で受けた音をそのまま一まとめではなく、細かく周波数ごとに分けています。
ここからこの周波数はこの部分が・・・となっているわけですから
耳はマイクのマルチと言ったところでしょうか?

小さなスピーカーや小型のフルレンジなら数Wでもそれなりの音は出ますが
大きなスピーカーやネットワークを通した場合、数Wでは振動版の重さや磁石の強さに負けて十分な音が出なかったりもっさりしたスピードの無い音になったりします。
低出力でもそれに負けない電力を供給できるようなある意味強力なアンプでなければ無理です。

ある意味、フルレンジの理想系があるとすればヘッドフォンがその一つではないでしょうか?
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>製造コストが高くなってしまったり製造の手間がさらにかかるのにスピーカーユニットをさらに細分化させて3ウェイにするのでしょうか?



かかったコスト分をユーザーから貰う商売なので、
売れるのであればコストなんて関係ないです。

スーパーウーファー、ウーファー、ミッドウェイ、ツイーター、スーパーツイーター
それぞれのレンジに合ったものを使った方が、高能率ですから、
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スピーカーの用途や設計思想にもよるので、一概には言えませんが、主に3つの点が挙げられます。



第1に、歪み率の低減です。ウーファーにせよ、フルレンジにせよ、高音域では分割共振という一種の歪みが発生します。また、ツイーターも含めて共振などによる歪みが発生します。ドライバを専門化する(3Way、4Way以上に分割する)ことで、より低歪みの部分だけを使うことができ、いわゆる「色づけ」のない再生が期待できるようになります。

第2に、指向性の改善です。振動板面積が大きくなるほど高音域の指向性が悪化する(正面を外れると周波数特性が乱れる)ので、中高音の再生にはできるだけ小さなドライバを使うほうが有利です。従って、小型なら2Wayでも問題ありませんが、大型化するなら3Way以上で構成せざるを得なくなります。

(もちろん、大型化するのは低域の限界を延ばすためで、可聴帯域の下限とされる20Hzを満足に再生しようとすると、相当大型のウーファーが必要です。従って、最低でも3Way、可能なら4~5Way程度でないと設計し辛くなります。)

第3に、能率の改善です。フルレンジでもある程度の周波数特性を持たせることは可能ですが(例えば3インチで共振周波数80Hzなど)、振動系質量を増やさざるを得ないので、必然的に能率が下がります。トランジスタアンプであってもPA/SR用途など能率重視の場面ではスピーカー自体の能率は高いほうが良く、多くの真空管アンプのように出力に限界がある場合はなおさらです。

もっとも、「見た目の良さ」や「伝統的にそういう構成だから」という理由も、ない訳ではないでしょう。3Wayを作る難しさは、2Wayの比ではありません。マトモに設計すると、エンクロージャやドライバの原価より、ネットワーク用のパーツ原価や設計コストのほうが高くなる場合もあります。また、JBLなどの伝統的なブランドは、古くからのユーザに対するアピールのために構成を変えにくい、という可能性もあるかも知れません。

なお、許容入力の大小は、音質と全く無関係ではありません。ボイスコイルが加熱すると直流抵抗値が増加するので、ドライバの駆動系の動作に影響を与えます。許容入力が大きいほうがパワーコンプレッションの低減が図られている(リニアな動作領域が広い)と考えられるので、許容入力は大きいほうが良いと言えます(もっとも、ネットワークの設計等にもよるので、システムとしての許容入力の大小だけでは断言できませんが)。
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良さという面だけを考えて見ましょう。



フルレンジの問題はフルレンジで20hz~20Khzをフラットな特性と音圧で歪み無く再生することができるのか?ですね。
2ウエイは高域を別にすることで補正など行うとすれば3ウエイや4ウエイはその発展といえるかもしれません。
ユニットが増える分スピーカーのユニットが最も得意とするところを使える事になります。
つまり、美味しいところだけ使って余裕を持たせている訳ですね。

また、合唱は音域によって人が分かれています。
オーケストラでは楽器一つ一つから音が出ます。
楽器一つ一つに特化されたスピーカからそれぞれ音が出ているようなものです。
言ってみれば究極のマルチと言えるでしょう。

そのミニマムとしての3ウエイ、4ウエイと考える事も出来ます。

人間の耳も鼓膜で受けた音をそのまま一まとめではなく、細かく周波数ごとに分けています。
ここからこの周波数はこの部分が・・・となっているわけですから
耳はマイクのマルチと言ったところでしょうか?

小さなスピーカーや小型のフルレンジなら数Wでもそれなりの音は出ますが
大きなスピーカーやネットワークを通した場合、数Wでは振動版の重さや磁石の強さに負けて十分な音が出なかったりもっさりしたスピードの無い音になったりします。
低出力でもそれに負けない電力を供給できるようなある意味強力なアンプでなければ無理です。

ある意味、フルレンジの理想系があるとすればヘッドフォンがその一つではないでしょうか?
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単に数字が大きいほうが良さそうに見えるというのは違うかなと思います。



というのはやはり売れ筋は2WAYか3WAYですよね。
これを4Way以上にするというのはかなり高価な製品で、一般的なユーザーが買うとはいえないようなものが大半ですよね。

これらを買いそうなユーザーが数が多いから良いというような気楽なファンだとも思いません。
かつてのオーデキオ全式には安価なステレオセットでマルチチャンネルなどというものもありました。あれは文字通りそういう製品だったとは思います。

でも今でも出ているものは、それよりも技術的にとことん追求して行ったらこうなったという類のものでしょう。
理屈では高性能なフィルターがあれば、ユニットを狭い帯域で使うのは歪を抑える可能性が大です。
又指向性の改善も着たい尾で着ます。

それが良いと考えるユーザーがいるからこその製品だと思います。
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ハッキリ言ってしまいます(⌒-⌒; )。



数字が多い方が良い音だと思う人がいるからです。

キチンと3ウェイを作る労力は2ウェイの比ではありません。

同様の話題にスピーカーの入力ワットがあります。

一般家庭で使うスピーカーなんて10ワット程度の入力で使っているケースがほとんどですから。
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はじめまして♪



音楽には得意な音域の楽器が有る事はご理解いただけますでしょうか?
トランペットの様な金管楽器でも、ピイコロトランペットからスーザフォンまで、 バイオリンの様な楽器も、バイオリンからコントラバスまで 多数の音域を得意とする楽器が有ります。

もちろん、どの楽器による独奏も表情豊かに音楽を奏でてくれますね。

スピーカーは単純なフルレンジの方が良いと言う人から、個々のユニットの最も美味しい部分を活用する方式(おおむね、1~2オクータブですので、細分化しますと5~7ウェイになります)を好む人までいろいろです。

これは、電気信号を音に変換する機械としての性能検査では、人が感じ取れる芸術評価と同じではないため、ひとそれぞれ意見が分かれる部分ですね。

科学的な理想論は、音源は小さい方が良くて、広い帯域を色付けなく再現出来る物を目指しています。
 
でも、のんな理想的な発明品は無くて、世の中に真空管が発明される前に特許申請されたスピーカー構造が今でも生き残っていますね。

現実的に、低音には大きな振動板で大きな振幅が有利、高音には振幅が小さくても非常に速い反応の為に小さく軽い振動板が有利です。

メーカー製の場合、一定以上高度な製品なら、人の聴力として非常に感度が良い部分に特化した中域ユニットに、低音に特化したユニットと高域に特化したユニットを組み合わせた3ウエイ(さらに4ウエイ等)が存在します。
 
残念ながら、あまりコストを掛けない中級機は、3ウエイだとユニットの設計製造にチョイト工夫する事で音がコントロールしやすいため、コスト上のメリットが非常に大きいウエイトに成っている場合も有ります。

入門気以下だと、単にカタログ表記のキャッチコピー用にユニット数を多くしただけの様に思える製品も有りますけれどねぇ。

2ウェイで高度な再生を目指しますと、各ユニットやネットワーク、ボックスなどトータル設計で、開発コストが掛かりますので、簡単にモデルチェンジしない息の長い商品になりませんと企業は利益を得にくく成ります。(本当に良い物は、多少のマイナーチェンジ程度で、実際に高価ではあるけれど、長く売れ続けている物が生き残っていますね。)

一定以上のコストを考えた製品で、3ウエイなら、大型機種となります。
この場合、2ウエイでは高域ユニットの下限と、低域ユニットの上限、つまり中域のクオリティーを維持して、更に低音や高音の再生機拡大と拡大域のクオリティー維持に、限界を超す為の構成となります。

私も小学生の頃にスピーカーに興味を持って、各社のカタログ等を集めて、ユニットの周波数特性だけから、「38ウーファーと1.9cmベリリュームツイーターで、可聴帯域カバー出来るスピーカーで、なんで造られていないんだろ?」と思いつつ、ダイヤトーンの16センチフルレンジやフォステクスの20センチスピーカーで遊んでいましたよ。(メインはビクターのSX-3IIIでしたけれど。)

小学生の頃からスピーカー工作遊びして、中学は吹奏楽部、高校は放送と演劇と、、 

スピーカーに楽器的要素?芸術性?を求め過ぎては違う世界に入り込んじゃいそうですが、少なくともスペック上の周波数特性だけで音を半田できない事は、私の経験上断言しておきますね。
少なくとも、インピーダンス特性と、5次くらいまでの歪み率特性を視ながら、ユニットの構成やマグネット重量とか振動板重量とかサスペンションの状態から、なんとなく経験上で音の傾向が想像出来そうと言う程度ですよぉ。

個人的に、1m程度の近い距離なら、1発のフルレンジが大好きで、正しい位置で「聴こう!」って強い意識が無い時は、距離に無関係で、やはりフルレンジ1発が好きです(笑)
低音も、高音もそれなりに意識せず、ボーカルやメロディーが聴きやすいからなんですよ。

まぁ、室内で、他人との会話やファックスが動いた等の音も聞き取れる環境と言う、小音量再生に限定しますけれどね。。

蛇足ついでに、過去に屋外でアカペラコンサートに機材提供した事が有ります。 さすがに、ボイパとは言ってもマイクで80Hz以下をカットしてましたが、屋外で低音感を20mまで到達させるには38cmウーファーが4本と600Wアンプでも、無かったかの様なサウンドでガッカリ。。 メインは16cmフルレンジ8本と50Wアンプで、そっちだけの方がセミプロの出演者には喜ばれちゃいました。(ウーファー利用の時は、400でクロスしてたんですけれど、、)

室内空間と、屋外を一緒に考えちゃダメですね。(最近話題の、放射線や放射線物質、放射線の種類と単位、そのような状況により同じ数値でも人が受け取る影響度を考慮しませんとね。)

フルレンジ、2、3、4、、、ウエイ。それぞれ長所と短所です。
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私はメーカー製スピーカーではありませんが、4Way+サブウーハーのマルチチャンネルシステムの構成です。



こうなったのは、中音、高音がホーンスピーカーなのですが、その最適な再生帯域のみを使うということをしているうちに自然にユニットが増えたということです。
スイーカーは、そのサイズでもっとも適した音域があります。特にホーンタイプはこれが顕著です。
これはヴァイオリンとコントラバスでは同じ音域が出せても音は同じでないのと同様の理由です。

例えばウーハーで1000hzまで使うことは普通ですが、多くは500Hz以上の音域ではコーンの分割振動で音を出しています。
これではどうしてもフラットにするとか、ひずみを小さくするには無理があります。
そこを、帯域に適したサイズのユニットを使えば無理なくこの問題を解決できるということです。

一方ユニットが増えると、ネットワークやフィルターの精度が問題になったり、ユニット同士の相性が出たりで、問題が複雑になります。
もちろんんコストもそれだけ高くつきます。
でもこのおかげで25Hzから50kHz以上まで無理なく再生可能になりました。

という理由で私がここまで来るのに30年もかかったのです。

でもこの方式には2Wayやシングルコーンにはない音があることは事実で、私もそれにはまっている一人です。
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スピーカを単独のフルレンジスピーカーでは、再生できる音域、指向性、音圧のバランスがとれず、能率が悪くなります、そこで高い音域はラッ

パの形をしたツィータースピーカ、中心的な中音域を再現するには広がって伝わりやすい、ドーム型スコーカスピーカ、低音域には、口径が大きく、共振するエンクロージャーに収められた、ウーハースピーカに内蔵されたデバイディングネットワークに振り分けられた音だけ再生すれば効率がよくできます、楽器の形が音域、目的でさまざまな形をしているのと同じです、単独のスピーカでは、再生できません、ツーウエイですとツィーターと、ウーハーで、それぞれの守備範囲が広いので、中音域が、指向特性が悪い紙製のコーンで再生しなければならず、繊細な音が、、ほとんど聞こえにくくなります、楽器の数が多いほど、スピーカの数も増えます、反対に室内楽、三重奏、二重奏、ソロ演奏なら2ウェイスピーカでも十分でしょう、クラシックのオーケストラとなると、超低音のティンパニーから超高音の管楽器を再生するには、4ウェイの巨大なスピーカセットがないと十分な音が再生でききません、スピーカの数が増えると増幅するアンプもより大きな出力が必要です、、2ウェイのスピーカでは繊細な中音域が十分再生できず、いくら出力を大きくしても音に艶や張りがない粗末な音しか再生できず、、JBL社の3ウェイのスピーカに買い替えました、とくに指向性が改善され、2ウェイスピーカのツィーターの向きと耳との位置関係がずれると高音域が、小さくしか聞こえないという不満はなくなりました、しかし、3ウェイになるとさらに大出力アンプに買い換えて、音量を絞って鳴らさないと楽しめません
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フル->2wayが納得できるのであれば、2way->3wayが納得できない理由が解らない。


理由はほぼ同じ。
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