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ともにフォステクスのウーファーのユニットですが、これらの違いがわかりません。
この価格の違いといい、機構としてもどう異なるのでしょうか。
10W150はPAウーファーということを目にしましたが、何を意味するのかまで至りませんでした。
ご存知の方、よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

#3&5です。



> 10W150に適当な箱の容積はどの程度でしょうか?20Lくらいで考えているのですが、小さいでしょうか。

質問者さまのプランに水をさすようで申し訳ありませんが、10W150の仕様から考えると内容積20Lでは小さ過ぎます。

ユニットのサイズからするとJドライブのバッフル(スピーカ取付け面)は最小でも28cm×40cm程度必要ですから、20Lというと、深さが18cm位しかありません。経験的に、この程度の奥行(Jドライブの置き方だと高さということになります)では10W150のコーン紙が動かす空気の変化量を密閉されたボックス内の空気が受け止めることができません。
容積が少ないと、再生可能な低域の最低周波数が上がってしまいます。このことは、スーパーウーファーとしては致命的です。

メーカーから公表されている10W150のデータに基づいて、私なりに計算すると約40L必要です。

せっかく自作されるのに、設計する楽しみを奪ってしまっては申し訳ありませんから細部の寸法を書くことは自粛しますが、仮に私が10W150で製作するならば、定在波の影響を少なくするためにスピーカシステム外形寸法を幅30cm×高さ40cm×奥行50cmにします。(標準状態での設置床面積30cm×50cm)
寸法比3:4:5は1:1.33…:1.66…で、整数比ではないので音響的に好都合です。

加工が面倒になりますが(と言っても、音道用の左右の板の切り込みをちょっと変えたり、板を少し削るだけですが)、音道入口を幅60mm×高さ22mmにし、音道の3分の2のところから開口面積をホーンのように拡げて開口部では幅125mm×高さ40mmにしたいと思います。(右手の操作で音をコントロールするホルン奏者としての経験からの、私のこだわりです。)

板厚18mmで計算すると、密閉部の内寸は幅264mm×高さ328mm×奥行464mmで、容積約40.18Lになります。
容積がカタログデータから計算した値に近く、満足できる値に収まりました。
密閉箱内面にグラスウール(吸音材)を張って、箱鳴りを抑制します。(吸音材を入れすぎると良くないです。)

ご参考までに、設計の計算を支援してくれるプログラムのあるHPをご紹介させていただきます。

参考URL
密閉/バスレフ型エンクロージャー設計プログラム
http://www.asahi-net.or.jp/~ab6s-med/NORTH/SP/ba …

Jドライブを自作する上で一番ネックになるのが、ディフューザー(音響負荷)の工作です。
身の周りで音響的に満足できて流用できそうな物体は、そう都合良く有るわけではありません。
バッフルのスピーカ開口をくり抜いた円板は捨てないで、ディフューザーの一部にします。板厚18mmの円板を半径を変えて5種類作って積層し、鉋(かんな)掛けして円錐状に仕上げます。

> なぜJドライブは上位機種で採用されないのでしょうか?

想像で言っても仕方ないので、わかりません。
メーカーとしては、一般的なスピーカボックスと違い、全く新規に金型や治具を製作しなければならないので、販売数を見込める売れ筋価格帯より幾分安い価格設定で発売し、量産効果を狙ったのかもしれません。コストを早期に回収できて利益を出せなければ、企業としては意味がありませんので。

参考URL:http://www.asahi-net.or.jp/~ab6s-med/NORTH/SP/ba …
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この回答へのお礼

ご教授いただいた設計プログラムページは設計のバイブルですね。
確かに小さすぎたので設計しなおしました。
今回はいろいろと為になりました。
また機会がありましたらご教授よろしくお願いします。

お礼日時:2006/06/20 23:03

#3です。

わざわざお礼のお言葉を書き込んでいただき、ありがとうございます。
お節介好きなものですから、ちょっと失礼します。大きなお世話で煩く感じられたら無視していただいて結構です。

> 実物をみていないのですが、確かに208は高級感がありますね。

はい、そうですね。高級感の漂うデザインで、マグネットが大きく重いし、良い音が出そうな期待感を持たせる雰囲気があります。実際の音もダンピングの効いた歯切れ良さがあります。

Jドライブにするのでしたら、10W150をお勧めします。

ジェットエンジンのような空気の流れを作りだすには、高い圧力で圧縮膨張した空気を開口部から一気に放出する必要がありますが、そのためにはスピーカーユニットの口径が大きい方が有利です。(ジェット旅客機のエンジンで空気の入口側がとても大きくなっているのを見てもお分かりになるかと思います。)

スピーカーユニット前面の容積を限界まで小さくし、スピーカーから出た音を効率良く開口部に向けるためにディフューザー(音響負荷)を取り付けますが、センターキャップ(コーン中央部)が出っ張っているFW-208Nよりも、10W150の方が振幅の大きい音でもディフューザーとコーン紙とのクリアランスを確保しやすいです。

質問者さまの仰られるように、スピーカーユニットが隠れてしまうJドライブに、見た目を良くしたユニットのフレームは不要です。
そんなところにコストをかけるより、他のことでお金を使った方が良いです。

FW-208Nを1個買う金額で、10W150を2個買えます。
せっかく自作するのですから、予算が許されるならば、ユニットの反作用によってキャビネットが煽られるのを防ぐため、2個のウーファーを向かい合わせて反作用を相殺し、共通の開口部から音を出す「スーパーJドライブ」方式にチャレンジするのも有りかなと思います。
(もしもスーパーJドライブにするのでしたら、2つのユニットを並列につなぐと合成インピーダンスが4Ωになり、スピーカー出力が4Ωに対応していないアンプを使うと電流が流れ過ぎてアンプもスピーカーユニットも故障する危険性があります。
2つのユニットを直列につないで16Ωとして使った方がオーバーロードの心配が少なく、その方が安心です。10W150だったら能率が良いので、直列使用でも音が小さくなる心配は無用です。)
オーディオという趣味の世界ですから、その位のことを考えても罰はあたらないと思います。

世界に一つしかない質問者さまオリジナルのスーパーウーファーで、音楽を気分良く堪能できるといいですね。

蛇足ですが、

> PAとはライブのような用途で使うということはわかりました。
> あとは肝心の「PA」が何の略かわからないままです…

Public Addressのイニシャル(頭文字)を取ったものというのが基本にあり、大衆へと伝達するシステム、つまり、ライブ会場や選挙演説、講演会などでの拡声を中心としたものを指します。
Proffesional Audioのイニシャルという解釈は、最近になってこじ付けのような感じで考えられたことです。

PAとは何か?
http://sound.jp/nk_sounds/pa.html

> 要は、マルチウェイ用ユニットとフルレンジユニットの違いと同じでしょうか。

違いますが、Qoやmoのことについて私が語ると長くなってしまうので遠慮させていただきます。
別途、新たに質問されれば、知識のある回答者から納得できる回答が得られると思います。

参考URL
Jドライブ
http://www.jp.onkyo.com/technical/jdrive.htm

参考URL:http://www.jp.onkyo.com/technical/jdrive.htm
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この回答へのお礼

ありがとうございます。遠慮なくお節介を焼いてください。
Jドライブについても、いくら調べても作ったという方は見つからず、マイナー過ぎて困っていたところです。
これで安心して10W150にて作れます。1万も浮いて大助かりです。
スーパーやってみたいですが、6畳1Kで騒音の問題もあるので、引越しが先みたいです。とりあえず一発目はシングルでいきたいと思います。
暇がありましたら教えてほしいのですが、10W150に適当な箱の容積はどの程度でしょうか?20Lくらいで考えているのですが、小さいでしょうか。
それから、なぜJドライブは上位機種で採用されないのでしょうか?

お礼日時:2006/06/15 15:52

ユニットについてはすでに回答が出ていますので


「PA」について・・・
パブリック・アドレスの略で「拡声」と訳しております。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
まさかアドレスのAだとは…がってんです。

お礼日時:2006/06/15 15:57

FW-208Nは、一般家庭用20cmウーファー。


http://www.fostex.jp/INTRO/FWSERIES/000FWSERIES. …

10W150は、業務用25cmウーファー。
http://www.fostex.jp/CATAROGUE/CATAROGUEpdf/hifi …

どちらもインピーダンスが8オーム、耐入力は100Wと同じですが、大きく異なるのは出力音圧レベルです。
1Wの入力の時にユニットから1mの位置で、FW-208Nは90dBの大きさの音が出ます。一方の10W150は、97dBの大きさの音が出ます。
その差は7dBありますので、アンプから同じ入力を加えて比べると、10W150の方が約2倍程度大きく聞こえます。
10W150が大音量を必要とするPA用に向いている所以です。

価格はトータル的に決められるものなので、性能と比例するわけではありません。
10W150は業務用ユニットであり、FW-208Nのようなコストのかかる美しい仕上げのフレームは採用していません。
マグネットの大きさやコーン紙の素材の違い等によるコストも違いますし、広告宣伝費の掛け方も違います。

音質はユニット単体では決められず、スピーカボックスの構造やセッティング条件などによっても変わってきます。
FW-208Nも10W150もウーファーですから、スピーカシステムとして低域から高域までバランス良く音を出すためには、ツィーター、ミッドレンジとの組み合わせ方や、ネットワークのクロスオーバー周波数の選び方なども吟味する必要があります。

参考URL
スピーカ基礎知識
http://www.fostex.jp/CATAROGUE/CATAROGUEpdf/hifi …

参考URL:http://www.fostex.jp/CATAROGUE/CATAROGUEpdf/hifi …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
この10w150のカタログは探しても見つからなかったので助かります。設計するのに寸法がわからなくて。

実物をみていないのですが、確かに208は高級感がありますね。
ウーファーの設計が、Jドライブというユニットが見えないタイプを考えているので、ユニットが見えないならこちらもアリかな、と10W150が選択肢にあがった次第です。

お礼日時:2006/06/15 04:37

PA用のユニットというのは、能率が最優先になります。


(能率が3dB上がると、パワーアンプの出力orスピーカーの台数を半分に減らせるので、コスト面で有利になる)

能率を上げるためには「振動板の重量(mo)を軽くする」ので、その結果として「周波数特性が高域側にずれる」とか、「Qoが高くなる」とかいうことが多いです。

実際、FW-208Nと10W150について比べてみると

能率は、90dB:97dB
moは、40g:23g
f特は、29Hz~5kHz:40~7kHz
Qoは、0.2:0.27

で、口径差を考慮に入れても、Qoの差が小さい以外はほぼ理屈どおり(というか定石どおり)の性能差と言えます。


参考までに主観的な話をさせて頂くと・・・
PA用の方が「軽い・乾いた・抜けの良い」音がします。
オーディオ用の方が「重い・しっとりした・抜けの悪い」音がします。
(もちろん、箱設計で音の傾向を変えることは可能です)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
おかげさまでよくわかりました。
要は、マルチウェイ用ユニットとフルレンジユニットの違いと同じでしょうか。
あとは肝心の「PA」が何の略かわからないままです…

お礼日時:2006/06/15 04:30

リスニングにはFW


プレイには10w150です
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
すみません。リスニングとプレイとは何ですか?
PAとはライブのような用途で使うということはわかりました。しかし何がどう違うのかはわかりません。

お礼日時:2006/06/15 00:44

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