プロが教えるわが家の防犯対策術!

体内被曝をさけるため、ヨウ素を服用するという方法がありますが、

素人の知識ではありますが、
ヨウ素を服用し、こうわ状態にしておくことで放射性ヨウ素等からの被曝を防ぐ
と認識しています。


そこで疑問なのですが、吸収されず、甲状腺をスルーした放射能物質はどこにいき、どうなるのでしょうか?

スルーしても違う場所で吸収され、放射能を放出・・・なんてことにはならないのでしょうか?

便などで体外に放出されるものなのでしょうか?
だとすると放出された後の放射能物質はどうなるのでしょう?



知識人の方からすると質問文がめちゃくちゃだとは思いますが、ご解読?のうえ、
素人にもわかりやすく教えてください。

A 回答 (5件)

放射性物質はそれぞれに身体に集積するところが違います。

集積しないものもあります。

いずれも排出されやすい、されにくいはありますが、排尿や排便で出ていきます。

テレビでよく聞くヨウ素131やセシウム137は放射線治療にもよく使われる物で排出されやすいです。

排出されても放射性物質は壊変する(違う物質に変わる)までその物質であり続けますが、放射性物質には半減期(放出エネルギーが半分になる)というものあるのでそれを過ぎれば上記の放射性物質の身体への影響はほとんどなくなるでしょうしもともとエネルギーの少ない放射性物質ですから。安心してください。

身体が心配されてますが、影響は本当に微々たるものなので、気にしない方がいいです。

ストレスを溜めずタバコやお酒をやめる方が何百倍も発癌率を下げられると思います。
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ヨウ素を吸収しにくい状態にしておいて体からそのまま出す、そういう原理でヨウ素剤は有効という事ですね。

体内に放射性物質が取り込まれて放射線を出し続ける状態は体外にあるだけの状態よりずっと危険ですからそういう予防的な治療があるわけです。
ヨウ素剤は有効な割にはたいした副作用も無いということで、必要な局面では迷わず飲んでおくべきでしょう。

人体に取り込まれなかったヨウ素131、ヨウ素127が他の生物に取り込まれる事はありえます。
放射性ヨウ素131は気体になって大量に出ますが、半減期が5日と短い=5日で1/2、10日でさらに半分=1/4 というふうに減って行き50日で1/1000になります。
でもヨウ素127という放射性物質は半減期が1570万年という長さです。
放射性物質(=放射能と言います)は放射線を出しながら別の物質に変わって行くという性質を持っています。ですから半減期がくると元の半分に減っているということです。

いろいろ意見はありますが、飲んでもたいした事ないなどという無責任な言説は、意図をもって流されています。特に放射線の影響を受けやすい若い人は本気にせず工夫して極力摂取を避けるべきですね。自衛してください。
http://www.cnic.jp/modules/radioactivity/index.p …
http://www.cnic.jp/modules/smartfaq/faq.php?faqi …
http://www.cnic.jp/modules/radioactivity/index.p …
世の中は年配者ばかりでできているわけではありません。

体に取り込まれやすいストロンチウム90の半減期は29年ですから、体内に取り込まれて骨などになってしまったら一生影響を受けるという事です。体に取り込まれやすい放射性物質は他にもありますので軽く見てはいけません。
取り込んでいる生物を食べたら同じです。生物は食べたり食べられたりという食物連鎖で成り立っています。とにかく放射能を多く摂取したらそれだけ良くないのは確かです。

レントゲン何枚分という比喩がありますが、その何枚分かを毎日寝ている間もずっと受けるとしたらなにも影響が無いと考えるのは少なくとも科学の考え方ではないと思います。線の量はとても大事です。

体に取り込まれなかった分も“消えてなくなる”わけではありません。他の生物に取り込まれたり、水中や土中に残りながら崩壊して放射線を出しながら別の物質になって行きます。
3号炉の中にあるプルトニウムの半減期は24万5千年ですから人類が進化滅亡したとしても無くなっていないという事になります。

今の所原子炉から気体で大量に出ていると言う状況は免れていますが、水に混じって漏れています。自分の理性や知性を働かしての注意が必要です。
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こんにちは。



>>>スルーしても違う場所で吸収され、放射能を放出・・・なんてことにはならないのでしょうか?

なります。

>>>便などで体外に放出されるものなのでしょうか?

そのとおりです。
おそらく、汗にも少しは含まれるでしょうね。それぞれの割合は知りませんが。

>>>だとすると放出された後の放射能物質はどうなるのでしょう?

崩壊、半減期についてはすでにご回答がありますけれども、
こういう考え方がわかりやすいと思います。

空気中あるいは食品から体内にある物質が入るとして、空気中や食品の中のその物質100%が体内に入ってくるのではなく、ごく一部が入ってくるわけです。
そして、便として排出されるときは、いわば水で薄めているような状態ですから、物質の濃度はかなり薄まっています。
それをまた下水道に入れると、さらにさらに濃度が薄くなります。
下水道やその先、つまり、自然界では、その物質がたまりやすい特定の場所があるのは、まれです。
人間が意図的に物質を濃縮しない限り、口に入ったときの高い濃度には戻りません。
多く見積もっても、体内に取り込んだときの100分の1にもならないはずです。
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もともと、ヨウ素は、体内ではほとんど甲状腺にしかなく、ほんのわずかしか必要がないモノです。

また、日常の食べ物にもあまり多くは含まれていません。
なので、少ししか食べ物に含まれていなくても、積極的に取り込むように体は出来ています。また、吸収したヨウ素のほとんどが甲状腺に集まるということで、濃縮されてしまうということですね。

体内にほんの少ししかイラナイし、ほんの少ししか留めることが出来ないものなので、もう十分、の数倍、数十倍の量を一定期間ごとに服用していると、新しいヨウ素が定着する可能性がグッと減るんです。
お子さんの写真を撮ろうとしたときに、数人しかいなければすぐ見つけることが出来ますが、数万人、数十万人がわーっとやってきたら、まず見つけられないですよね。化学の原子・分子の世界だとそんな感じの話になります。

ちなみに、甲状腺以外には、ヨウ素は集中しないので、少々の濃度であっても怖くはないんです。
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体内から出た放射能は薄められているという意見がありましたが、


現実に東京・神奈川・新潟その他各所の下水処理施設の汚泥から放射能(セシウム134、ヨウ素131、セシウム137)が検出されていて、どこかの過程で濃縮されたと考えられています。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110517/kng1 …
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/110523 …
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/pref/23103.h …
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110512/dst …
http://www.city.kitakata.fukushima.jp/info/13194 …
経路は不明です。(この物質は原子炉の中以外ではできません)
放射能についてわかっていない事はたくさんあるのです。
おそらく排水中に含まれていた物が微生物体内に取り込まれて濃縮されたと解釈するのが妥当でしょう。
もちろん下水ですから便なども大量に流れてきていると思われます。

体内に取り込まれる以上に環境(土の上、大気中、川など)にもたくさんあるわけですから、場所によって凝集したり拡散したりはいくらでも考えられるし、実際あるという一例でしょう。(たまたま観測された一例に過ぎないのです)
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