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放射線が”見える”実験がよくありますが、あれを見てると、線香花火の様子によく似ています。放射線の種類はいろいろありますが、大きさやその飛散スピード、物を透過する状況が違うんだろうと勝手に想像しています。

この”イメージ”は間違っていますか?

よくご存じの方、教えてください。

よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

お礼有り難うございます!


回答が遅れてしまい、申し訳ございませんでした。

放射線の人体による影響ですが、質問者様の仰る通りの影響で合っています。
しかし、それは外部被ばく、つまり主にX線と呼ばれる放射線の影響の場合です。

ご存知のように、放射線にも色々あり、その種類により、被爆箇所、被爆内容が変わって来ます。

一般的に、外部被ばくではX線が、内部被ばくではα線、β線が問題となってきます。

被ばくの種類では、身体的影響と遺伝的影響があり、身体的影響は被ばくした本人に影響が現れるもの、遺伝的影響は、被ばくした本人の遺伝子が影響を受け、その子孫にも影響を及ぼすものを指します。

さらに身体的影響では、急性影響と晩発影響とに分けられ、急性影響ではかなりの被ばく量を受けた事により、数週間の内に影響が現れるものを言い、晩発影響とは白血病やガンのように長い潜伏期間の後に影響が現れるものを言います。

さて、このような放射線の影響には「確定的影響」と「確率的影響」があります。
確定的影響とは、ある一定量以上の放射線を受けた場合に発生する影響の事を指し、確率的影響とは、受けた線量により、発生確率が増加して行く影響の事を指します。

今、日本で問題になっている放射線の影響は、こちらの確率的影響の方が大きいと思われますね。

いずれにせよ、福島第一原発で起こっている問題は、そこのウランを原点に太陽のように放射線が発生している状況で、よくテレビで騒がれている分布図は、放射性物質の飛散状況を表したものです。
放射性物質とは、放射性ヨウ素や放射性セシウムなどの事で、その一つ一つが質問者様の仰るとおり、ごく小さな太陽のようなものと捉えてけっこうだと思います。

自分もあまり詳しくは分かりませんが、取り合えず参考程度として下さい。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!

TVではいろいろと語られる偉い先生たちも多いみたいですが、このように「確定的影響」と「確率的影響」を親切に説明してもらって、よくわかりました。

わかりやすい説明、ありがとうございました。

お礼日時:2011/08/09 15:29

どちらかと言えば「太陽」のイメージの方が強い。



太陽も同じように太陽光線として放射線を出しているのだから、同じ原理になるのだろうが、放射性物質から出される放射線は、その物質から距離の二乗になる。
つまり、距離が離れれば離れるほど、弱くなると言う事だな。
太陽光線も物によって多少透けるものもあれば、完全に光を防げるものもある。
そう言う意味で、自分は「太陽」と言うイメージが強い。

質問者様の言う通り、放射線の種類も色々あり、通り抜けられる物質も変わって来る。
なので、放射性物質を起源とし円を描けば、透過出来るものと出来ないものがあり、目に見えるとすれば、花火のようにも見えると思う。

ただ、線香花火のようにはじけた先で肥大化する事はないので、そう言う意味では少し違うかも知れない。

あくまで今、日本中に飛びまわっているのは「放射線」そのものではなく、「放射性物質」であるしな。

ごちゃ混ぜになっている部分もあるから、気を付けなくてはいけない。
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この回答へのお礼

なるほど。
ありがとうございました。

放射性物質自体が太陽の極端に小さいものぐらいのイメージでいいのでしょうか?

もうひとつ、あの“見える”放射線が”焼き火鉢”の極細のような感じで細胞を傷つける(透過すればの話ですが)と考えていいのでしょうか?

早々とご回答いただいたのにもかかわらず、また、質問して申し訳ないのですがよろしくお願いいたします。

お礼日時:2011/08/08 18:49

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