チョコミントアイス

上場って資金は入るかもしれませんが、会社の切り売りみたいなものですよね?
株主を納得させないといけない分、会社の独断的な判断はできなくなると思います。

創業者たちは今まで自分の好きにできていたのに、株主を増やすことでそれもできなくなりますよね。
少なからず「俺の会社」みたいな感覚はあると思うんですが、上場してしまうと人の会社の雇われ社長的な位置づけになりますよね。
面白くないと思うんですが、そこまでして上場したいものなんでしょうか?

確かにお金があれば事業も拡大できるでしょうが、今まで通りのやり方はできませんよね?
下手すりゃ資金はあっても、株主の顔色伺って何もできないということになりかねないと思うんですが。
だとすると、資金が手に入るというメリットは活かしにくく、デメリットばかりが目立つように見えます。

割り切る基準とかあるんでしょうか?

A 回答 (7件)

>俺の会社


株式会社では、会社の方針は、株主の意向で決められます。したがって株式公開しても、社長自身が株式を多量に持っていれば、「俺の会社」のままにすることは可能です。ただし、情報公開や法令順守がきびしく求められるようになります。
逆に会社が大きくなって、社長自身が経営能力の限界を感じた時、もっと能力の高い人に社長をやってもらう事が合理的です。これが雇われ社長です。元社長は大株主となって裏(別に表でも良いですが)で会社を操ることができます。

上場のメリットは、資金調達ができるということ以外に、会社の知名度、信用度が上がることがあります。
そしてそれは優良取引先や優秀な人材の確保に、ひいてはより優秀な会社になることにつながります。

デメリットは、上場や上場維持には、大変な手間と多額の費用がかかることや、買収される可能性があることなどがあります。

以上は、「公の」株式上場のメリットデメリットです。
公でないメリットは、上場によって株の価格が上がることです。ブーム全盛のころは、10倍、100倍にもなりました。1千万円が1億円、10億円になるんですから、たまりません。ウホウホです。
今ではそんなにはならないんでしょうが、数倍にはなるんでしょう?
会社を立ち上げて上場させ、株価が上がったところで会社ごと売り払う。
手にした大金でリゾート地の別荘暮らしを始める。
これ考えただけでもへどが出そうなアメリカ流成功の方法です。

最大のリスクは、今の株式市場のギャンブル性とかマネーゲーム性です。本来の優秀な会社や有望な会社への投資ではなく、売った買ったで、すぐに儲けを求めるスタイルがほとんどではないでしょうか。まじめに成績を出している会社が売られたりと、翻弄されます。新興市場は、特にひどかったですね。株価は、一時の10分の1とか100分の1になってしまった会社も多いようです。

>割り切る基準
多額の資本が必要な場合か、有名になる事が必要な商売の場合は、上場のメリットは高いと思います。逆に、資本が足りているか少額で済む場合は、上場メリットはないと思います。
特に自分の会社に愛着があるなら、今の乱れた株式市場になるべく晒すことは避けた方が良いと思います。
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この回答へのお礼

少しでも他人に株式を握られたら自由にできなくなると思っていましたが、やはり持ち株数が物を言うんですね。
それなら「俺の会社」のままにもできるし、株価上昇で利益だけ得て勝ち逃げということもできます。
会社のことだけを考えるなら資本が足りてる以上は上場しなくても良いけど、俺様主義の経営者にとってはメリットの方が大きそうです。

お礼日時:2011/08/17 09:59

相続税対策の意味もありますわな。


仮に私が起こした会社が爆発的に成長したとしましょう。
大した給料も取らず仕事だけやってきた場合、子どもへの相続財産が株式しかありません。
株式の換金性が乏しければ子どもは相続税が払えない。

今まで書かれてない上場理由の一つを補足しておきました。
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この回答へのお礼

相続税対策もありますか。
増える遺産としても考えられますよね。

お礼日時:2011/08/17 10:00

私がまっ先に浮かぶのは「サントリー」ですね。


wikipediaにおっしゃるようなことが書いてありました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3% …

メリットは皆さんの回答でだいたい出尽くしてますけど、
・上場しているだけで宣伝効果がある。
・上場には一定の審査基準があるので「上場会社」というだけで信用が付く→営業がやりやすい、融資の金利も安くなる。
・優秀な人材が(ある程度)勝手に集まってくる。
とかもあるでしょう。

アメリカなどはベンチャー企業が株式上場で持ち株が大金に化けて、さらに大手に会社を高値で売って「上がり」、リタイアor別会社起業なんて人がゴロゴロいるみたいです。

ちなみにアメリカではいまfacebookとかGrouponの上場を前にITバブルっぽくなってます。
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この回答へのお礼

優秀な人材が集まるというのは確かに強みですね。
そういえばテレビで特集を受けていた会社の社員が、親戚に堂々と会社を名乗れると喜んでいましたし、後輩の方が優秀で焦りを感じるとか言ってました。
やはり上場会社というのはステータスなんですね。

お礼日時:2011/08/17 09:53

株式上場は、多くの場合、会社のためではなく、株主のために行います。


上場していなくても、株式会社なら、株主がいますよね。創業者利益を最も簡単に得る方法です。
会社の経営陣は、株主の意向は逆らえませんから、創業者一族が持つ膨大な株式を簡単に売り払える環境を整えるという意向には逆らえません。
また、銀行なども融資の条件に、経営状態の透明化を計れる上場を条件に課すこともあります。

実際、一度、上場した会社が、自社株を全て購入して非上場化する例もあります。この意図はご質問に書かれた通りです。
創業者に握られたままでは、自由な経営ができないのは、会社からみた場合、同じなので、手順を踏む必要があるわけですね。
経営者と創業者やオーナーが一致していないケースは多いですよ。MicrosoftやAppleもそうでしたよね?
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この回答へのお礼

>経営者と創業者やオーナーが一致していないケースは多いですよ。

しまった。
そのことを忘れていました。
確かに創業者やオーナーが経営者の椅子に座っているなら、自分の会社を好き勝手に・・・というのがあるかもしれませんが、もうお金と割り切って経営を人に任せている場合は、より多くの利益が自分に来ることだけを考えれば良いですよね。
なるほど。

お礼日時:2011/08/17 09:50

ゼネコン大手の竹中工務店は確か上場していなかったと記憶しています。


恐らく質問者様と同じ考えを昔から持っていたのではないでしょうか?
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この回答へのお礼

物作りとか、やはりいちいち株主の顔色なんて伺ってられないですよね。

お礼日時:2011/08/17 09:47

>だとすると、資金が手に入るというメリットは活かしにくく、デメリットばかりが目立つように見えます。


たしかにそうですね。

事業拡大をしなくてもよい企業は上場しなくてもよいのかもしれないですね。
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この回答へのお礼

そういえば、カルビーが上場したんですよね。
あれほど大きな会社がしていなかったことが驚きですが。
あそこも確か「じゃがいも以外への事業の拡大」が目的だと言ってました。
自社の儲けだけでできそうな気もしますが・・・。

お礼日時:2011/08/15 11:23

>だとすると、資金が手に入るというメリットは活かしにくく、デメリットばかりが目立つように見えます。


確かに、バブル期と比べると新規上場する会社は、かなり減っているようですが、10年以上前のITバブルでは、ストックオプションを利用する為、上場することを目的に会社を立ち上げていたという感じがします。あのライブドアの幹部もストックオプションを利用して個人で何十億の金を入手したというのは、有名な話だと思います。
逆に、吉本興業のように上場するメリットがなくなった会社は、株式を買い取り上場廃止にしてしまった会社もあります。上場のメリットがなくなったら、意味がないですからね!
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この回答へのお礼

ああ、なるほど。
会社に金を・・・ではなく、経営者が自分の懐に入れることもできるんですか。
ストックオプションは聞いたことはありましたが、使い方までは知りませんでした。
自分の金が目的なら、懐に入った後は辞任しても構いませんよね。
吉本は確かにデメリットの方が大きそう。
つまらない素人視点でのネタの介入があったりしそうですから。

お礼日時:2011/08/15 11:21

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