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キーボード/ シンセ/電子ピアノ の購入について、アドバイスをお願いいたします。

子供の頃クラシックピアノを習っていましたが、最近テクノ音楽に興味を持ち、電子鍵盤楽器の購入を考えています。
電子鍵盤でやりたいことは、以下の2点です。

1.ジャズやクラシック曲(バッハ、シベリウス)の練習に使う。
タッチレスポンス機能は必須です。
また、高音域、低音域を幅広く使ったクラシック曲の練習にも使用したいので、88鍵を希望しています。同時発音数も、それなりにあった方がいいです。

2.PCにつないで作曲や打ち込みに使う。

本来なら、1は、グランドピアノで、2は専用のキーボード付シンセか何かでやるのがいいのでしょうが、狭い一人暮らしのアパートに設置するので、できるだけ安価にコンパクトに上記2点を実現したいと考えています。
先日、楽器店を覗いたのですが、機能に対する相場がよくわからなかった(Aが高くてBが安い理由がよくわからなかった)ので、このくらいの機能なら、最低このくらいの価格はする、といった情報も教えていただけると嬉しいです。
おすすめの機種や、以下の点に対するアドバイスを教えていただけると幸いです。

(1).電子音の加工・ミックスについて
電子音楽に関しては、全くの初心者です。
やりたいことのイメージとしては、鍵盤を使ったDTMだと思います。
今のところ、PCのソフトシンセで作った音色で作曲したり、ミックスしたりしたいと考えています。
現段階では、電子音をアナログで加工した場合とデジタルで加工した場合の違いがあまりよくわかっていないので、まずは、入手が簡単なPCソフトで始めようという考えですが、これは初心者にとってよい選択でしょうか。
また、おすすめのシーケンサーソフトや音源加工法などあれば教えてください。

(2).打鍵に対する耐久性と、弾き方の工夫について
私は、打鍵が非常に強く、鍵盤に結構体重をかけて弾いてしまうのですが、
打鍵に対するキーボードの耐久性というのは、どのあたりで決まってくるのでしょうか。
キータッチが軽いシンセ付属のキーボードなどは、強くたたくと壊れそうだというのは容易に想像できますが、タッチ・レスポンス機能が付いたピアノっぽい電子鍵盤でも、
グランドピアノを弾くように弾くとすぐ壊れるので手加減しなければならないなんてことはありますか?
電子鍵盤を弾くためには、クラシックピアノの練習で培ったものを一度捨てて新しい奏法を身に着ける必要があるのでしょうか。

(3).キーボードの安定性
キーボードの場合、スタンドや机に置いて弾くと思いますが、あの細いスタンドでピアノのように弾いてしまうと、これまた壊れてしまいそうな気がします。
出来るだけ安価に安定させる方法はありますか。
やはり、純正のスタンドがベストですか。

(4).価格について
楽器店では、KORGのsv-1がタッチ、音、見た目、機能共にとても気に入ってしまいました。
ただ、スタンド、カバー、椅子も入れると少し予算オーバーです…。
私が希望する条件にあうものは、やはり安くとも20万円前後なのでしょうか。
電子楽器は、家電のように、新モデル発売前に安くなるなどということはありますか。

しかし、結局、中途半端に色々入っているキーボードよりも、電子ピアノかアナログシンセかどちらかを買った方がコストパフォーマンスもよいのでしょうか。

あまりまとまりのない質問で申し訳ありませんが、ご回答よろしくお願いいたします。

A 回答 (5件)

まず、「やりたいこと」が非常に多岐に渡るので、全部満足いくように考えると予算を大きく取る必要があります。

逆に、予算に制約があるなら、どこかは妥協しなければなりません。

1に関して。

KORGのピアノ鍵盤は、電子ピアノSP-170Sに採用されているNH鍵盤と、他の電子ピアノ、エレピ、シンセに採用されているRH3鍵盤の2種類だけです。ほかに、現行機種で手に入りやすいとすれば、YAMAHA(BH鍵盤、GH鍵盤、GHS鍵盤の3種類)、Roland、KAWAIなどの電子ピアノでしょう。

「ピアノの練習のためにピアノ鍵盤」という観点では、KORGはお買い得感があります。LP-350など5~6万円クラスの電子ピアノで、最上級のピアノ鍵盤が搭載されているからです。

ただ、この手の電子ピアノはサンプリング系の音源なので、音色の面では不満が残るかも知れません。アコースティック楽器は、音量とともに音色(音の表情)も変化しますが、その音色が4段階程度しかなく、ある音量から急に音色が変化するためです。

その辺りを解消しているのが、YAMAHAのCPシリーズなどモデリング系の音源を搭載したモデルです。アコースティックピアノには敵いませんが、音量・音色の変化はかなり滑らかになっています。

いずれにせよ、鍵盤タッチだけでなく、音色の面でもアコースティックピアノの代用足りうる電子ピアノを探すとなれば、それだけで20万円前後は見ておく必要があると思います。言い換えれば、予算の制約があるなら、音色は妥協する必要があります。

なお、キーボードのレスポンスに関して、ファミリーキーボードでもなければ、ふつうの電子ピアノ、シンセはヴェロシティ対応です。また、多くの機種でヴェロシティカーブを変更できますが、鍵盤の(機械的な意味での)重さは変えられません(それは、ピアノの調律師に鍵盤の重さを変えてもらうのと同じで、恐ろしく複雑な作業になります)。

2に関して。

(1)
DTMがソフトシンセだけで足りるなら、ハードシンセを買う必要はありません。電子ピアノにMIDIアウトが付いていれば、最低限の環境は整います。

言い換えれば、こうです。音楽を制作する上で、アコースティックピアノの音をマイクを立てて録音できれば、もちろん良いでしょう。しかし、「Steinwayのxxxx年製のxxxxをxxxxホールで...」となると、なかなか困難です。ソフト音源の音は、アコースティックピアノには敵いませんが、俗に「ピアノ」と呼ばれる音なら自由自在です。「アコースティックピアノでしか味わえない良さ」にこだわるなら、ホールを借り上げて、数100万円かけてピアノを空輸すれば良いですが、そこまでしないならソフト音源でも足りてしまう訳です。

シンセも同じで、「ハードシンセでなければならない絶対的な理由」がないのであれば、ソフト音源で十分に事足ります。むしろ、安価で豊富な音源を手に入れられ、あとの編集も容易です。

DAWに関しては、好みの問題が大きいですが、Cubaseが最も普及しているかと思います。Mac、Windows両対応で、プラグインやソフト音源も広く対応しています。もっとも、やりたい音楽のジャンルによっては、他のDAWの方が向いていることもあります。

(2)
耐久性に関する問題は、あまり聞いたことがありません。シンセ鍵盤でも、力任せに叩き付けたりしなければ問題はないでしょう。プロでも、ピアニスト兼シンセ奏者というケースは多く、私のような素人から見れば相当強い打鍵ですが、シンセの鍵盤が壊れたといった話はあまり聞きません(知らないだけかも...?)。

なお、シンセの鍵盤もいろいろで、ファミリーキーボードに毛が生えたようなレベルから、かなり固い(重い)タッチまで、さまざまです。メーカーによっても違いますし、同じメーカーでもモデルによって差があります。

(3)
いわゆるX字型のスタンドは、持ち運びなどを前提にしているので、強く弾かなくてもけっこう揺れます。テーブル型やコラム型は比較的頑丈ですが、それでもアップライトピアノのような安定性は求められません。もっとも、酷い安物でもなければ、壊れることはないでしょう。

電子ピアノの純正スタンドも同じで、重いと言ってもせいぜい数10kgなので、100kg単位のアコースティックピアノとは比べるべくもありません。

(4)
アナログシンセ(ヴァーチャルアナログ、アナログモデリングも含む)は、非常に「とんがった」楽器です。1台1台全く個性が異なり、特に純粋なアナログシンセは日常的なメンテナンスが必要です。(1)でも書いた通り、その楽器でなきゃダメだ、という強いこだわりがなければお薦めはしませんし、実際に試奏せずに買うのは絶対に避けるべきです。

PCMシンセは、ある意味で「何でも屋」なので、多少適当に選んでも使い物にならないということはありません。しかし、アナログ系のシンセは、同時発音数でいえば20音くらいが関の山で、モノフォニックシンセも非常にたくさんありますし、出せる音色にも限りがあります(その範囲内でなら、音作り自体はPCMシンセより柔軟ですが)。それでも、その1台の独特の音色に魅せられたなら是非購入するべきですが、「なんとなくシンセ」だと、お勧めできません。

この回答への補足

詳細に回答していただき、ありがとうございます!アコースティックピアノの音色についてはそれほどこだわりがありませんので、近いうちにLP-350を近所の楽器屋で試弾してみます。

アナログシンセも魅力的ですが、当面はご紹介いただいたソフトウェア等でやってみて、技術力と資金力が向上したらまた検討することにいたします。

ところで、鍵盤の耐久性についてですが、電子ピアノの場合、内蔵されている音色やタッチのリアルさで価格が決まっており、特に安い方が壊れやすいわけではない、と考えてもいいのでしょうか?

補足日時:2011/09/10 18:26
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>> 近いうちにLP-350を近所の楽器屋で試弾 //



ついでなので、SP-170Sもあれば同時に試弾してみると良いと思います。LP-350は、強弱の差による音色の違いが2段階しかありませんが、SP-170Sはもう少し細かく(4段階?)別れています。SP-170Sの方が後発なので、サンプリングの質=音質自体はLP-350より良いと思います。ただ、ペダルがダンパーだけなので、グランドピアノの練習としては、あまり良くないかも知れませんが...

ちなみに、SP-170SやLP-350のサンプル容量は分かりませんが、SV-1は電子ピアノではなくシンセサイザーに分類されていて、音源システムもKORGの1世代前のシンセサイザーのフラッグシップ機と同じで、波形容量が大幅に強化されています。音質面では、(質問文でも書かれている通り)KORGの中で最高クラスでしょう。

さらに言うと、KORG最新のシンセサイザーであるKRONOSは、ピアノ音源にSGX-1というシステムを採用していて、サンプリング系ながらかなり凝った音作りが可能になっています。実のところ、KORGでいちばん音の良い電子ピアノは、シンセサイザーだったりします。

あとは、高嶺の花ですが、Nord Piano、Nord Electro 3 HP、Nord Stage 2辺りも試奏されてはどうでしょうか。Electroはピアノ/エレピ/オルガンのコンボ、Stageはヴァーチャルアナログ (VA) シンセも積んでいます。

>> アナログシンセも魅力的ですが //

テクノ系だと、鍵盤楽器としてシンセを演奏するだけでなく、ステップシーケンサやサンプラーを使った曲作りも多いと思います。Doepfer、Future Retro、Elektron、JOMOX、MFB、Dave Smith等々、目移りして困る訳ですが...

ちなみに、上で挙げたNordシリーズのVAシンセNord Leadは、上原ひろみが弾いていることで有名ですね。音色は賛否両論あるメーカーですが、楽器としての完成度は高いと思うので、試奏されると良いかも知れません。

ほかのVAシンセとしては、WaldorfのBlofeldや、NovationのULTRANOVA辺り、大手の楽器店なら試奏用に店頭展示しているでしょう。どちらも面白い楽器です(しかも価格設定が安めで手を出しやすい)。アナログシンセの勉強用としては、Roland SH01 GAIAも良いと思います。

現在手に入りやすい(鍵盤付きの)アナログシンセとしては、Dave SmithのMophoやProphet '08辺りがあります。Prophet '08は、個人的にけっこう本気で狙っていますが、懐事情が... もちろん、大御所のmoogもさすがに良い音ですね。

>> 電子ピアノの場合、内蔵されている音色やタッチのリアルさで価格が決まっており、特に安い方が壊れやすいわけではない //

そこまで詳しい訳ではありませんが、比べれば安いモデルの方が脆弱な印象は受けるかも知れません。たとえば、部品の加工の精度、重量、剛性など、手を触れると「まあ値段が違うからね...」と感じる部分はあると思います。

ただ、それが3年後、5年後にどう影響しているのかは、分かりかねます。幸い、実家に母親の弾くアップライトがあるので、電子ピアノを購入した経験がありません(それとて、人前でピアノが弾けると公言できるほどの腕前ではありませんが...)。

いずれにせよ、タッチにはこだわりをお持ちだと思うので、筐体の剛性なども含めて試弾されると良いと思います。
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この回答へのお礼

アナログシンセについて詳しく教えていただき、ありがとうございます。上記機種の紹介動画をいくつか見ましたが、本当に多種多様で面白いですね。
色々と検討した結果、設置予定場所に防音の問題(打鍵音などが響きやすい)がありそうなことがわかりましたので、クラシック練習は自宅外のピアノのみで我慢し、DTM専用の音源なしMIDIキーボードを購入することにしました。シンセは、ひとまず入門用のフリー/デモ版のソフトウェアを使います。
来年あたりに引っ越す予定ですので、その際には、大きな楽器屋さんで、教えていただいた機種などを中心に試弾して、またゆっくり考えたいと思います。
この度は親切に教えていただいて、ありがとうございました。

お礼日時:2011/09/12 02:18

No1の回答をしたものです。



すいません、訂正します。

No3の回答者様のとおり、鍵盤の重さは変えられないです。感度の調整でした。

デジタルピアノを子供の時使っていて、デジタルピアノにはその機能があると、勘違いしていました。
申し訳ありませんでした。
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書き忘れました。


補足します。

鍵盤は気に入ったものを買って、音源として、以下のようなものを使う方法もあります。
かなりの音です。メーカーサイトやYoutubeで音を聞けます。

http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.a …

MIDIケーブルで接続します。
鍵盤に、MIDI OUT端子が必要です。

でもまずは、先ほどのソフトを試された方がいいと思います。
目的によっては、鍵盤の購入だけで、いいかもしれないです。

パソコンと鍵盤の接続は、今の鍵盤は普通USB端子がついていて、それで接続できます。
MIDI OUT端子だけしか無いときは、MIDIインターフェイスが必要です。単品で、3000円ぐらいです。

http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.a …
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この回答へのお礼

なるほど。音抜きの鍵盤なら比較的安価で、必要に応じて音源を買い足せるわけですね。
ソフトのご紹介もありがとうございます。
早速試してみようと思います。

お礼日時:2011/09/10 17:17

実力のある方のようで、私が回答するのも失礼だと思いますが、ご参考までに。



まず、読んだ瞬間思ったのが、色々やろうとし過ぎていないか、ということです。

もちろん、簡単に買い換えや買い足しができるものではないし、メーカーの最新機種は、さすがに魅力的なので、よく分ります。

しかし、その状態だと、お金はいくらあっても足りないのではないかと思います。
買った後でも、DAWソフトやソフトシンセやヘッドホンやオーディオインターフェイス・・・、など欲しくなるかもしれないので、それを見越して、無理せず始めて、必要に応じて、年々グレードアップしていくのがいいのではないかと、私は思います。

*************************

まず、以下のショップのサイトが、仕様の比較などしやすく、安いのでお勧めです。
http://www.soundhouse.co.jp/shop/MidCategoryList …

1についてですが、
・タッチ・コントロールなどという名称で、ある程度の製品は、鍵盤の重さを変えることができます。
・SV-1の鍵盤は、RH3という構造の鍵盤で、同社のLP-350という電子ピアノにも採用されているものです。以下のページに、解説があります。
http://www.korg.co.jp/Product/DigitalPiano/RH3/

やはり、このへんは好みの問題なので、実際に試奏するしかないと思います。
特に重さだけの問題なら、タッチ・コントロールで解決できるかもしれないです。

2についてですが、
実際に使いながら、理解したほうがいいと思うので、以下のサイトの手順で、ソフトのデモ版を試してみることをお勧めします。テクノで使えそうなシンセ(制限があるものもある)も豊富です。
パソコンのキーボードを鍵盤がわりにも使えるので、取り敢えずMIDIキーボードもなくていいです。

http://filenotfound.blog15.fc2.com/blog-entry-27 …

このソフトのデモ版は、日数制限がなく、Wavファイルの書き出しも可能で、かなり使えます。
(制限は、プロジェクトの保存ができないので、閉じると制作したデータは消えてしまうことぐらいです。ただ閉じる前にWavファイルで書き出しておくことはできます)

こちらに有志の方々が作ってくれた、日本語のFAQもあります。
http://www42.atwiki.jp/fruity/

先ほどのショップのサイトで、各社の仕様を少し研究して、試奏にいかれるといいと思います。

ご参考までに。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
やりたいことがありすぎるというのは、まさにご指摘のとおりです(^^;)
やはり、クラシックを気軽に練習+パソコンにつなげる電子ピアノを購入し、音色はソフトで編集するのが身の丈に合っているかなと思います。
最近の電子ピアノには大抵MIDI IN/OUTがついているようで、音色にこだわらなければいろいろあるようですね。
楽器屋で弾いてみて検討します。

お礼日時:2011/09/10 18:41

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