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 TPP(環太平洋経済協定)についての話を聞きました。
 単純に門戸を開こう、という話ではないようで、
 様々なデメリットがあるとの話を聞きました。
 冊子までいただいたので、中身を見てみると、

 ◇食の安全面で、脅威
 ◇労働市場の国際相場化が脅威。
 ◇医療の自由化によって、命の沙汰も金次第になる
 ◇国内農業は崩壊し、森林や林業にも悪影響

 ・・・などの項目がありました。
 全体的な印象としては、アメリカのロビイストなどが、日本を食い物にしようとしているといったトーンでした。

 この冊子を読む限りでは、なるほど。なのですが、
 なるほど、という感想以上のデータというか、判断基準となる情報を持ち合わせていません。
 そもそも私は、自由化には良いことの方が多いと考えていました。
 鎖国に対する開国。開くことは良いことだ。自由競争は(手放しではないが)良いものだ・・・といった認識を持っていました。恥ずかしながら、特に根拠なしに、ですが。

 そこで、もう少しこの辺のとくに自由貿易、国を開くことについて、知りたいと思い、ここに質問をします。


 質問としては、

 【 TPPは、本当に、そこまで凶悪なる、阻止されるべき協定なのでしょうか? 】
 
  

A 回答 (8件)

一頃しきりに、TPPは「農業」を捨てて「工業」を取る究極の選択だ… みたいな単純バカそのものの解釈法が蔓延していましたが、そんな認識でTPPを考えているのなら墓穴を掘ります。



TPPは参加国間の「全て」の分野の経済障壁を全廃する協定です。
関税の全撤廃だけでなく、金融・保険・サービス・医療・雇用・投資・不動産・政府調達・防衛… それら経済活動を伴うほぼ全ての活動を、参加国間で無条件で完全自由化する国際協定です。
現在の参加国は、
米国・豪州・ニュージーランド・シンガポール・ペルー・ベトナム・マレーシア・ブルネイ・チリ(・そして日本)

日本がTPP参加によって利するとすれば、その条件は、相手国が大規模な内需構造を持つ事だが、米国を除いた参加国は輸出依存度の高い国々で、この条件から外れる。
一方、日本自身は内需依存度が高く、大きくて美味しい市場。
日本は美味しい市場として、諸国からTPPへの参加が強要されている状態です。

参加国の間には経済規模の大きな相違がある。そのGDP比は
米国67%
日本24%
豪州4%
で、この3カ国で全体の95%を占める。
日本が参加するのなら、TPPは米国vs日本の経済合併を意味する。
対米面では、お分かりのように日本は経済面で「のみ」国の独立性を保っている訳ですが、ですので今のTPPに参加すれば日本は国を全て失います。米国に吸収(経済収奪)されます。
悪い例がカナダであり、カナダは米国と「無防備」なFTAを結んだばかりに、米国産業界の激しい収奪にさらされて、カナダの経済界(特に農業分野)は瀕死状態です。

日本としては、経済協定を結ぶのであれば丸裸にされる今の多国間TPPではなく、米国との二国間で入念に吟味された2国間FTAを結ぶ方が得策であり、主権国家としての当たり前の選択。
更に米国とは切り分けての他の諸国とのFTAを。
こうしなければ日本としてはやり様がありません。

これが政界のマトモ派の常識。

TPPで更に危惧すべき事は、他の参加国のシンガポール・ペルー・ベトナム・マレーシア・ブルネイ・チリがいずれも低コスト労働力輸出国である点。
日本人労働者の半額のコストで労働力を無尽蔵に供給されて、日本のTPPコジキたちは、日本人労働者と低賃金外国人無尽蔵労働者のどちらを採用するか。
分かりきった事です。
日本のような、不況で、デフレで、雇用不安が高く、貧困率が高く、巨額な財政赤字で政府出動もままならない国で、外国人労働者の無尽蔵流入を許可すれば日本は国が無くなります。

人的な交流も全て参加国間で「無条件」で「無制限」に「完全自由化」を、「全ての経済分野」で行なうのがTPPなんですから、移民1000万人計画なんてもんじゃなく、移民の数億人計画… ですわ。(中国が後から参加する可能性さえある)

【結論】
現在のTPP計画は、
「失うものが何もない国」 と 「競争すれば絶対に勝つ国」 には良い協定。
日本はどっちなんです?
日本はただのカモですよ。TPP参加したら笑い者になります。
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この回答へのお礼

 私のTPPに関しての知識は、#3、4、5様のご指摘のような「非効率だが税金にぶら下がっている農家たちが、門戸を開くことを恐れて反対している。」といったものでした。
 ただ、他の多くの方々から教えていただきました。

 ・日本の関税が安いこと。
 ・TPPを検討するにあたっては、そもそも加盟国の経済規模や構造も考えないとならないこと。
 ・「自由貿易」といっても、どの分野で、どれほどの自由化が行われるのか、その中身についても知らなければならないこと。
  
 教えていただいたことで、
 さらに知りたい事が出てきましたので、改めて質問をしたり、調べ進めてみます。
 
 たくさんの方からご回答を頂戴しましたので、この文章をペーストすることをお赦しください。
 とても参考になりました。
 みなさまのご回答を、どうもありがとうございました!

お礼日時:2011/09/13 15:31

No.4 を見てもわかるようにTPP推進派はTPPの事をなにも知らない。


だから
「それ故に、TPPによって国を開くと同時に、日本の各地にあるまだ知られていなかった製品や商品を 世界の市場に展開すべきときだ。」
とか馬鹿の事を言ってしまう。

日本は鎖国なんてしていなく関税率も米国並みに低い。
またTPPは世界の市場に展開されるような内容のものではないので、これまた的外れ。

また今後もドル安は続くため円をベースに考えれば米国市場は縮小してゆく。今でも米国輸出を主軸にと考えているような企業は経営能力のない衰退企業とみなすべきでしょうね。
米国は米国の国益の為にTPPを強く推進している。乗り遅れるぞ 脅されて何も考えずにその口車に乗せられるなんて馬鹿なことをする必要はない。
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この回答へのお礼

 私のTPPに関しての知識は、#3、4、5様のご指摘のような「非効率だが税金にぶら下がっている農家たちが、門戸を開くことを恐れて反対している。」といったものでした。
 ただ、他の多くの方々から教えていただきました。

 ・日本の関税が安いこと。
 ・TPPを検討するにあたっては、そもそも加盟国の経済規模や構造も考えないとならないこと。
 ・「自由貿易」といっても、どの分野で、どれほどの自由化が行われるのか、その中身についても知らなければならないこと。
  
 教えていただいたことで、
 さらに知りたい事が出てきましたので、改めて質問をしたり、調べ進めてみます。
 
 たくさんの方からご回答を頂戴しましたので、この文章をペーストすることをお赦しください。
 とても参考になりました。
 みなさまのご回答を、どうもありがとうございました!

お礼日時:2011/09/13 15:30

TPPは日本が参加することに何のメリットもない。

また日本がTPP不参加となると、米国にとってTPP参加する事にメリットも無くなる。日本はTPPなんて不平等条約は放っておけばよい。また現状でTPPに参加する途上国とはすでにFTA締結している国も多く、二重の意味で不必要。時間の無駄。

日本が進めるべきは、ブラジル、インド、ベトナムなどの発展途上国とのFTA交渉。互いのメリット、デメリットを生かし和える交渉による貿易協定の推進に尽力を注ぐべき。
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この回答へのお礼

 私のTPPに関しての知識は、#3、4、5様のご指摘のような「非効率だが税金にぶら下がっている農家たちが、門戸を開くことを恐れて反対している。」といったものでした。
 ただ、他の多くの方々から教えていただきました。

 ・日本の関税が安いこと。
 ・TPPを検討するにあたっては、そもそも加盟国の経済規模や構造も考えないとならないこと。
 ・「自由貿易」といっても、どの分野で、どれほどの自由化が行われるのか、その中身についても知らなければならないこと。
  
 教えていただいたことで、
 さらに知りたい事が出てきましたので、改めて質問をしたり、調べ進めてみます。
 
 たくさんの方からご回答を頂戴しましたので、この文章をペーストすることをお赦しください。
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お礼日時:2011/09/13 15:30

○米の生産コスト(2010)



日本  1ヘクタール未満  315円 kg
    5     未満  188円
   15     以上  160円
中国            163円
米国            144円

これを見て下さい。
農業など崩壊しません。
崩壊するのは、趣味やアルバイトで農業をやって
税金に寄生している兼業農家だけです。

こういう兼業農家を整理して税金の無駄遣いを
止める絶好のチャンスです。
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この回答へのお礼

 私のTPPに関しての知識は、#3、4、5様のご指摘のような「非効率だが税金にぶら下がっている農家たちが、門戸を開くことを恐れて反対している。」といったものでした。
 ただ、他の多くの方々から教えていただきました。

 ・日本の関税が安いこと。
 ・TPPを検討するにあたっては、そもそも加盟国の経済規模や構造も考えないとならないこと。
 ・「自由貿易」といっても、どの分野で、どれほどの自由化が行われるのか、その中身についても知らなければならないこと。
  
 教えていただいたことで、
 さらに知りたい事が出てきましたので、改めて質問をしたり、調べ進めてみます。
 
 たくさんの方からご回答を頂戴しましたので、この文章をペーストすることをお赦しください。
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 みなさまのご回答を、どうもありがとうございました!

お礼日時:2011/09/13 15:31

 国家単位での考えがすでに崩壊過程に入り始めていることを理解できない、アナクロ連中の発想。


 歴史の大きな流れの中で、大帝国の成立条件を分析した本(「最強国の条件」)では、寛容の精神こそが国を富ませていることを示唆している。つまり多様性であり、さまざまな考えや言葉が入り交じる世界のほうがおもしろいにきまっている。しかしこの新たな状況に太刀打ちできない現実に震えているのが今の日本人。特にようやく引退を迎えようとしているジジイどもだ。
 現在の国家のカタチは近代国家と呼ばれ、まだ2~3百年しかたっていない。首都にはすべての権限が集約され、官僚がのさばるスタイルである。その結果、何かと言えば政府の支援や援助を頼むだけのタカリヤが横行することになった。この状況では当然先に生まれたジジイ連中の声が大きくならざるを得ない。さらにたちの悪いことに、仕事場に居座ったままだから、若者に仕事が廻らず嫌気がさしている。それが出生率の低下の原因であり、同時にたくさんの企業が海外へ出ていこうとしている現実でもある。
 もう保護されたまま現在の既得権益を守ろうとする国に用はない。今若者がおとなしいと言われているが、これは単に国に愛想尽かししているだけにすぎない。さらにTPPなどの悪影響とかいっているが、それは権益を自分の懐に入れようとしているから、このままの状態を望んでいるだけだ。持たざる我々から見たら、一度粉々にして作り直したほうが早いのは明確なことだ。どんな産業や職業でも、古いものを残したままで創造はできない。創造のための破壊を始めるときだ。
 さらにTPP反対論者の心の内面には日本の製品や商品が最高だという、いわば差別的視点が秘められている。もうすでにASEANや中国・韓国の製造能力は決して日本とヒケはとらないまでになってきている。だから日本の企業は外へ出ていく。別に日本人でなくてもいいのだから。
 それ故に、TPPによって国を開くと同時に、日本の各地にあるまだ知られていなかった製品や商品を世界の市場に展開すべきときだ。さらにいまTPPの危機をあおる連中は、(あたりまえだが)これまでのデータを使っているだけにすぎない。さまざまな変化を取り込んでこれからの変化を示しているわけではない。これまでの大震災の時、実に多くの人たちがさまざまな支援を行った。TPPによる変化があっても、それに対応し競い合うことは今の若者とって、けっして難しいものではない。つまりTPPの危機をあおる連中は日本人を信じていないのである。若者を信じていないのである。
 こういう説を鵜呑みにしてはいけない。これまでも幾多の危機を唱えてきた連中は危機に立ち向かったわけではない。ただ傷を負いたくないから、あらかじめ予防線を引いているだけの連中だ。こんな俗説を信じてはいけない。すでに大震災のときに、大先生などの権威がまったく役立たずであることはよくわかったと思う。こんな連中のいうことを聞いていたら、大変な目にあうのはこれから生きていかなければならない若者たちだ。
 もう国や権威は信用するな。自分一人で何か成そうとすれば、TPPは大きなチャンスになる。本当に腕がふるえる時代がやってくる。かつて秀吉は権威が崩壊し、諸候が群雄割拠する時代の隙をついて、あれだけの結果を出した。今と同じ状況だ。いよいよ好機が訪れる。その時に備えよう。
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この回答へのお礼

 私のTPPに関しての知識は、#3、4、5様のご指摘のような「非効率だが税金にぶら下がっている農家たちが、門戸を開くことを恐れて反対している。」といったものでした。
 ただ、他の多くの方々から教えていただきました。

 ・日本の関税が安いこと。
 ・TPPを検討するにあたっては、そもそも加盟国の経済規模や構造も考えないとならないこと。
 ・「自由貿易」といっても、どの分野で、どれほどの自由化が行われるのか、その中身についても知らなければならないこと。
  
 教えていただいたことで、
 さらに知りたい事が出てきましたので、改めて質問をしたり、調べ進めてみます。
 
 たくさんの方からご回答を頂戴しましたので、この文章をペーストすることをお赦しください。
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 みなさまのご回答を、どうもありがとうございました!

お礼日時:2011/09/13 15:31

問題は一次産業。

特に農家が問題となっています。
日本には農家をやっている人が全体の約4%(位だったかな)であって、
二次産業の労働者(日本は材料を仕入れて製品を売る国)が数十%。

たった4%の農家を守るために日本の優れた製品を出せないというのは
害悪でしかありません。国を豊かにするならTPP賛成です。
日本ですら、経済産業省と農水省で意見が違います。
どちらも自分の利益しか考えていないから仕方がありませんがね。

農家にしても力のある農家は日本の食材を海外へ売りに出したいのです。
今後日本では食べ物が余ったからと言って、減反や野菜を潰すということはありません。
今後食料危機がやってくる可能性があるのだからTPPで自由化させ、
食料を安定させるべきです。

くどいですが、
数パーセントの農家を守るために、
数十パーセントの国産工業を黙らすのは間違っています。
国はもっと対外的に力をつけて、農家を手厚くするべきなんです。
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この回答へのお礼

 私のTPPに関しての知識は、#3、4、5様のご指摘のような「非効率だが税金にぶら下がっている農家たちが、門戸を開くことを恐れて反対している。」といったものでした。
 ただ、他の多くの方々から教えていただきました。

 ・日本の関税が安いこと。
 ・TPPを検討するにあたっては、そもそも加盟国の経済規模や構造も考えないとならないこと。
 ・「自由貿易」といっても、どの分野で、どれほどの自由化が行われるのか、その中身についても知らなければならないこと。
  
 教えていただいたことで、
 さらに知りたい事が出てきましたので、改めて質問をしたり、調べ進めてみます。
 
 たくさんの方からご回答を頂戴しましたので、この文章をペーストすることをお赦しください。
 とても参考になりました。
 みなさまのご回答を、どうもありがとうございました!

お礼日時:2011/09/13 15:31

アメリカが入った段階で、


「そうです」
ですね。

本当は、環太平洋の資源の乏しい国が集まり、
お互いに足りない資源を補いあう性質のものでした。

が、アメリカが無理やり参加してきたことによって、
全く性質が変わったのです。


あの国の、過剰な生産力にかなう国は、ほとんどありません。

結果的には
アメリカの一人勝ちになり、

他の国…特に、自動車産業意外に力点を置いておらず、きちんとした交渉のできるトップがいない日本は、
ぼろぼろになるでしょう。
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 私のTPPに関しての知識は、#3、4、5様のご指摘のような「非効率だが税金にぶら下がっている農家たちが、門戸を開くことを恐れて反対している。」といったものでした。
 ただ、他の多くの方々から教えていただきました。

 ・日本の関税が安いこと。
 ・TPPを検討するにあたっては、そもそも加盟国の経済規模や構造も考えないとならないこと。
 ・「自由貿易」といっても、どの分野で、どれほどの自由化が行われるのか、その中身についても知らなければならないこと。
  
 教えていただいたことで、
 さらに知りたい事が出てきましたので、改めて質問をしたり、調べ進めてみます。
 
 たくさんの方からご回答を頂戴しましたので、この文章をペーストすることをお赦しください。
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お礼日時:2011/09/13 15:31

この文だとデメリットばかりですが,メリットも同様にあります。



日本だけ参加しないという状況になり,国際社会に取り残されるのが個人的に怖いです。
(もちろん参加していない国はたくさんありますけど)


やってみなければ、どうなるか正直わからないという感じですね。
ただ参加しなければ、この日本の経済状況はずっと変わらないと思います。
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この回答へのお礼

 私のTPPに関しての知識は、#3、4、5様のご指摘のような「非効率だが税金にぶら下がっている農家たちが、門戸を開くことを恐れて反対している。」といったものでした。
 ただ、他の多くの方々から教えていただきました。

 ・日本の関税が安いこと。
 ・TPPを検討するにあたっては、そもそも加盟国の経済規模や構造も考えないとならないこと。
 ・「自由貿易」といっても、どの分野で、どれほどの自由化が行われるのか、その中身についても知らなければならないこと。
  
 教えていただいたことで、
 さらに知りたい事が出てきましたので、改めて質問をしたり、調べ進めてみます。
 
 たくさんの方からご回答を頂戴しましたので、この文章をペーストすることをお赦しください。
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 みなさまのご回答を、どうもありがとうございました!

お礼日時:2011/09/13 15:31

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