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レシプロ機について色々調べているのですが、スピットファイアとハリケーンの違いについて知りたいのです。

よくスピットファイアは優秀ですが、エンジンは過給器の関係で急降下(他マイナスGが掛かる機動)が駄目だったと聞きます。
(この欠点は後には改良されたそうですが。)
対してハリケーンはスピットファイアより旧式ですが、後に運用を対爆撃機や地上爆撃機として活躍したと聞きました。
そこで疑問に思いました。

1、ハリケーンはスピットファイアと同じマリーンエンジンなのに、ドイツのスツーカみたいに急降下爆撃が出来たのでしょうか?
それとも急降下しなくても戦車等の地上目標は充分破壊できたのでしょうか?

2、それとも実は違うエンジンだったのでしょうか?
だとしたらなぜスピットファイアは何故急降下に弱いエンジンを使っていたのでしょうか?
(馬力とか性能とか総合すれば一概に欠点とか言えないとは思いますが。)

3、スピットファイアのエンジンはキャブレター式と聞きました。
キャブレター式の場合、普通の飛行機と違い降下する時は背面でプラスGをかけて降下と聞きました。
だとすればその方法で急降下は可能だったのでしょうか?


どなたかよろしくお願いします。

A 回答 (5件)

大体そんな感じです。


多少は大丈夫ですが、完全にレッドアウトしてしまうと気を失うし、さらにGが掛かると眼球から出血します。

>回転ジェットコースターで(あればの話ですが)外側を1回転するのがマイナスG。
ちなみに実在のジェットコースターでは最初の坂道を登りきって、降りる瞬間がマイナスGです。
あの「フワッ~~」の感じです。
それ以後は後ろ方向へのGとなります。
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この回答へのお礼

色々と回答ありがとうございます。

だいたいは合っていた様で安心しました。
Wikでも見ましたが、よく小説とかで目の前が真っ赤になると言うのはそういう事だったんですね。

>ちなみに実在のジェットコースターでは最初の坂道を登りきって、降りる瞬間がマイナスGです。

はい、確かにふわっとします。
でも瞬間ではなく降りてしまうまでがそうかと錯覚していました。

ae-1spさんの回答は本当に分かりやすくて助かりました。
2週間を過ぎたので回答を締め切らせていただきますが、どの回答にもベストアンサーを付けたい気持ちです。
ですがそうも行きませんので、締めを飾る意味でこの回答にベストアンサーを付けさせていただきます。
改めて、ありがとうございました。

お礼日時:2011/10/19 21:18

単に小説書いた人間が戦闘機の挙動とGの掛かり方の意味を分かっていないだけだでしょうね。

(戦記ものでは頻繁にある。ヒドいのになると戦艦大和が甲板員が居るのに主砲を発射している。死んじゃうよ・・・・)
スプリットSもインメンマルターンもプラスGです。スピットファイヤーでも可能です。

小説にある逃げ方では敵機がその挙動をすると、こっちも同じ手(もしくは似た挙動)がつかえます。
しかし、射線に捕らえた状態でいきなり敵機がロールなしの急降下のループ(マイナスG)で回避させると、先に書いた通り死角に入られるので対応が遅れます。こっちは通り過ぎちゃってることになる。もっとも敵機もこんな挙動は命がけですが。

>スライスターン
この方向変換した水平状態から上昇して敵機の後ろにつくのがローヨーヨですね。
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この回答へのお礼

すみません。遅くなりましたが、回答ありがとうございます。

お陰で自分である程度戦闘機の動きや状況を思い浮かべられるようになりました。
戦記物や航空関連の書籍を見ても用語を知らなかったり、また意味は分かっても動きがイメージ出来なくて困っていたものですから。
ちゃんと自分が理解できたか説明するのに、小説風で説明を試みるのをお許し下さい。

「スピットファイアがローヨーヨーでメッサーシュミットの真後ろに追い付いた。
絶好のチャンスとばかりに機銃の発射ボタンを押そうとした時だった。
突然、メッサーシュミットの機首が前方に落ち始めたかと思うと目の前から消え去ってしまった。
ロールも無しに消えたので、墜落か失速かとパイロットは困惑した。
その時、機体後部に強い衝撃を受けたかと思うとスピットファイアは急速に高度を落としていった。
メッサーシュミットのパイロットが一か八か急降下のループでスピットファイアの後ろへ回り込み、反撃したのだった。
しかし賭けに勝ったパイロットは、真っ赤な視界と頭痛それに眩暈といった高いツケを払わされ、勝利の余韻を味わうどころでは無かった。」

実際レッドアウトを起こしたら反撃どころでは無いとは思いますが、自分で書いていて酔いそうになりました。


自分へのおさらいとして・・・
回転ジェットコースターで普通に内側で1回転するのがプラスG。
回転ジェットコースターで(あればの話ですが)外側を1回転するのがマイナスG。
という風に受け取っていますが、また間違っていたらすみません。

お礼日時:2011/10/14 22:58

>ロールはエルロンロールの事でいいんでしょうか?



そうです。エルロンロールの事です。
私が書いたのはスライスターンの事です。

水平状態から左(または右)に操縦桿を倒してロールを掛ける。
直後に、操縦桿を手前に引きつつ左(または右)ペダルを踏みヨーイングを掛ける。
機体が水平に成るように操縦桿やペダルを調整して方向転換した水平飛行状態に戻る。

この方法だと加速しながら高度が下がっています。

こんな状態です。(ページの中段)
http://www.geocities.jp/saku_air/ADi/9.html

この回答への補足

また図々しいのですが・・・もしかしてまた私の勘違い、思い違いだったらすみません。

何かの小説で「スピットファイアに追いつかれると、メッサーシュミットBf109は急降下、スプリットSで逃げたがスピットファイアはマイナスGのかかるそれが使えないので旋回性を生かして逃げた。」
とありました。
背面飛行突入時はともかく、その後の降下時にマイナスGがかかるとしたら、インメルマンターンも上昇時に似た状況が起きるのでは?と思いました。

スピットファイアはスプリットSやインメルマンターンは無理なのでしょうか?
出来ないのなら、何が理由なのでしょうか?


 
>自然に水平に戻っている感じです。
念の為ですが、きちんと操縦しているから滑らかな動きに見えるという意味です。

補足日時:2011/10/07 22:42
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

みたところ完全には背面にならず、その状態で旋回して自然に水平に戻っている感じです。
360度1回転ではないんですね?
スプリットSが「⊂」の形で垂直に下方へ曲がるのと少し似ていると思いました。

お礼日時:2011/10/07 21:45

>背面のプラスGなら理論上は可能としても、現実問題としてよほどでないと戦場では危険を冒してまでやらないでしょうね。



私の取り違いだったらご勘弁ください・・・
背面プラスGは普通の挙動です。

水平飛行中から横にロールしながら降下旋回するのが通常のやり方です。つまり背面飛行でのプラスGです。
水平飛行からそのまま降下するとマイナスGが掛かり、―2、3Gほどで気を失います。(レッドアウト)
逆にプラスGなら8、9Gぐらいで気を失う。(ブラックアウト)

上記のようにマイナスGの方がはるかに危険です。

ちなみに水平方向で人間が急減速に耐えられるのは40Gだそうです。
もっとも骨折や眼球の飛び出し等致命的な重症が起こりますが・・・

この回答への補足

また間違っていたらすみません。

ロールはエルロンロールの事でいいんでしょうか?
とすれば背面飛行でのプラスGをかけた旋回とは以下の感じでよろしいのでしょうか?

例:右にロールして左旋回。
『操縦桿を右に倒し、機体中心を軸に180度回転(水平から背面)して左旋回が終わる頃にはまた180度回転(背面から水平)で水平に戻っている。』

私の表現では旋回の為に計360度1回転ですが、これだとゆっくり過ぎるような気がします。
それとも実際は何回もロールをくりかえしているのでしょうか?

補足日時:2011/10/06 21:33
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この回答へのお礼

いえいえ、ご指摘ありがとうございます。
興味があって色々勉強途中なのでむしろ助かります。

私の頭の中では旋回もなしに、いきなり背面になってその状態のまま急降下するイメージを勝手に持っていました。
こちらの勘違いでした。すみません。

お礼日時:2011/10/06 21:33

全てにはお答え出来ませんが・・・



1.
急降下は出来るでしょうが、「急降下爆撃機」としては使用できないでしょうね。
理由は機体強度が足りないから。爆弾抱えた重量級の機体では戦闘機用の機体強度では耐えられない。
降下中に爆弾を落下させられないメカトラブルが発生すると機首を起こそうとした時点で機体が分解する。

また、同じく爆弾を抱えた状態では落下の加速に機体が耐えられない事も考えられます。
スツーカやなんかはその対策としてダイブブレーキ(エアーブレーキの一種)が翼の前面に付けられています。もっともダイブブレーキを使わないで爆撃も出来ます。

急降下爆撃で無くても水平爆撃(水平飛行から爆弾投下)でも十分効果は有ります。
拠点へ急降下爆撃するためには上空に上がり、降りてくると言う動作が必要で対空砲に喰われる危険度が上がります。それなら水平に突っ込み、爆弾を落として急旋回するほうが危険性は下がります。
近接信管の発明も有り、WW2後半には急降下爆撃機は姿を消しています(対戦車用は除く)。

ハリケーンが爆撃機として使用されたのは翼の強度がスピットファイアーより高かったからです。
エンジンとは関係が有りません。

あと、記憶ですがスツーカが急降下爆撃する際はひねりを加えながらプラスGを掛けた状態で爆撃していたと思います。

2.
航空機は基本的にプラスGが掛かるので、マイナスG(急降下)の対応を軽視していたのかも?

3.
降下は可能だと思います。
但し、急降下を続けると1、に書いたとおり機体が分解するかもしれません。

また、この状態で敵機を追いかけようとしても無駄です。
相手はいきなり旋回なしで降下するので、機体下部の死角に入り既に相手を見失っています。
こっちを一旦バンクしてからに成るので対応が遅れてしまいます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

いえ、参考になる部分がたくさんあります。
エンジンうんぬんではなく機体強度の関係は思い至りませんでした。
急降下爆撃でなくとも水平爆撃で充分なんですね。

>2 航空機は基本的にプラスGが掛かるので~
ae-1spさんのこの言葉をヒントに私なりの仮説を立ててみました。
開発当時はそう思っていたのかも?⇒運用しているうちに欠点となった。

背面のプラスGなら理論上は可能としても、現実問題としてよほどでないと戦場では危険を冒してまでやらないでしょうね。
常識的なパイロットなら。

お礼日時:2011/10/05 23:27

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