正しい歴史小説は？

Question

史実を忠実に再現してある歴史小説ってどなたかご存知ですか？歴史の勉強をしたいのですが、正しい知識を身に付けたいのです。
この人は信用できる作家だ！と言える人がいましたら教えてください。お願いします。

genmai59 · Accepted Answer

史実を忠実に再現した歴史小説というのは、ありえないんですが、楽しく歴史の勉強をするために歴史小説を読むのは、いいことだと思います。

お薦めの方法は、同じ時代の同じ登場人物が出てくる小説をいくつも読んでみることですね。起こった事件は同じでも、作家によって人物像や背景がずいぶん違っているので面白いですし、同じ事件を繰り返し読むことで、記憶にしっかりと残ります。また、どの小説にも書いてあることが、だいたいは史実でも正しいとされていることです。

さらに、小説を読んだあとで歴史書を読めば、楽しくしっかりと頭の中に入ってくるので、勉強になるでしょう。

入門書としては、やはり司馬遼太郎さんあたりがとっつきやすいでしょうか。NHKの大河ドラマの原作もいいかもしれません。

i536 · Answer

小説は英語ではfictionですよね。
フィクション(fiction)は、虚構・作り話・捏造・嘘のことです。

史実を忠実に再現してあるものは、この定義から小説とは言わないはずです。
したがって、歴史小説も小説である以上、史実を忠実でないということになります。
歴史小説から歴史を求めることは、『木に縁りて魚を求む』ではないでしょうか。

#1の方と同じ意見ですが、作者としての立場が存在する以上、
そもそも歴史にも忠実なものというのが無いと思います。

yshnyshr · Answer

＃２の方の意見のとおりだと思います。
小説は、面白くするためにいろいろ味付けがなされています。そのためどこまでが本当なのかわからないですよね。
どうしても正しい知識を身に付けたいとなると、小説ではなく歴史資料を調べ、自分で判断するしかないのではないでしょうか。

でも、一応信用できる作家ということなので、浮かぶ作家を考えますと、、、
不確実な資料をもとに、歴史上の人物はこうだったのではないかと、いろいろ自分の創作を加え作り上げていくのが上手いのはやっぱり司馬遼太郎さんではないでしょうか。
＃１の方が「竜馬が行く」を挙げてらっしゃいますが、この小説もあちこちフィクションがあるみたいですよ。
ただ、この竜馬は、実在の竜馬にかなり近いのではとおもわせるものがあるのが司馬遼太郎さんの上手いところだと思います。
あと、小説家と考えていいのかわかりませんが、「ローマ人の物語」を書いた塩野七生さんもかなり正確に史実を表現した作家さんじゃないでしょうか。
それくらいしか思いつきませんでしたが、よろしかったらこれらの方の本をお読みいただければと思います。

martinbuho#2 · Answer

歴史小説はどれも一応歴史を反映しています。しかし、小説ですから歴史に記録されていない部分は作者の創作になります。また話をすすめる上で実在しなかった登場人物が描かれるのが普通です。現在放映中の宮本武蔵の「おつう」などがその例です。又登場人物の会話はほとんど作者の想像力の産物と思うべきです。

従って歴史小説と歴史の教科書や研究書を比較する事は出来ません。歴史小説を通じて知らなかった歴史を知った場合は、歴史の参考書で史実を確認すべきです。小説はあくまで楽しく読むものです。

disease · Answer

歴史は戦争の繰り返しで、戦いに勝った方が記録を残します。
だから忠実な歴史書は少ないでしょう。

やはり現在に近いものほど信用度が増すのではないでしょうか。

お勧めは「竜馬がゆく」ですね。

正しい歴史小説は？

史実を忠実に再現した歴史小説というのは、ありえないんですが、楽しく歴史の勉強をするために歴史小説を読むのは、いいことだと思います。

小説は英語ではfictionですよね。

＃２の方の意見のとおりだと思います。

歴史小説はどれも一応歴史を反映しています。

歴史は戦争の繰り返しで、戦いに勝った方が記録を残します。

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