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主人公を始め、登場人物の心情を濃厚に書けるのはどちらですか?
小説は心情は書けないというのを聞いたことがあります。
詳しい方教えてください。よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

一人称小説だと語り手以外の心情を書くのは一手間かかります。

登場人物自身が発言する、語り手あてに手紙を書く、語り手がその登場人物の書いた日記を読む、登場人物が誰かに話したり聞かれたのを語り手が伝え聞く。

三人称小説だと、登場人物の心情を神の視点で書くことはたやすいですが、やり過ぎると読者はしらけます。

小説が不得手とするのは群衆、大人数の心情表現です。簡単になりすぎたり、くどくなりやすい。

漫画ではごく単純な感情はコマ数が少なくても表現しやすいですが、心情となると絵にしやすいものしか表現しづらく、作者の力量が要求されます。基本的には映画の文法を利用した手法で読者に察してもらうか登場人物が語ることになります。業田義家が4コマ漫画という制約の中で『自虐の詩』という傑作を描いたように成功例もないわけではないですが異例です。漫画ならではの手法として、吹き出し以外にナレーション風に書き添えた文で心情を説明するやりかたがあります。また心情を背景に描き込んだり、登場人物ごと歪ませて描く福本伸行みたいなやりかたもあります。ただし背景だけアシスタントが担当してタッチが違いすぎて違和感しか催さない失敗もありがちです。
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表現手法としては


小説:台詞+描写
漫画:台詞+画

小説は文章で表現するためどうしても未見のものに対してうまく表現できない
ただし、読み手が想像力を発揮していくので認識に対して「遊び(余裕)」がある
これは想像という行為が自分に都合の良い方向へ向かう傾向がある為

逆にマンガは見た目についてはほとんど想像の余地はない
画から声や性格、心理を想像する
これは小説とは真逆の行為となる

表現手法としてはマンガと小説はそれぞれ逆の特性をもっているが
挿絵や文章を入れることによって苦手な部分を補完することもできる
どちらが上でどちらが下でもなく得意分野が違うのだ

小説は心理描写が得意だと思われていて実際そのとおりだが
想像力を働かせる部分というのはそれらが「描かれていない」部分だということに着目して欲しい

どっかからまんま引っ張ってきたのですが、なかなか的を得た内容だと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。助かります。

お礼日時:2011/10/29 00:11

小説が心情を書けるのです。



書けないのは小説家の能力が不足しているからです。

漫画は表面上の表情と言葉だけで察することは可能だが、心情までは察せません。

小説と漫画の違いは、抽象と具体ですね。

もちろん、具体的なのは小説で抽象的なのは漫画。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2011/10/29 00:10

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