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腕時計のオーバーホールについて教えてください。

オメガ スピードマスターを持っている(2006年購入)のですが、
購入時に正規店の店員より5年に1回の頻度でのオーバーホールを勧められました。
しかし、手数料が高額なためできればスパンを長めにとってやって行きたいのが本音です。
そこで実際どの程度のペースでやっていけばよいのか悩んでおります。
使用頻度は少なく、月に1回程度止まっている時計を巻きなおして使用する程度で、
1度使用後はそのまま放置し次回使用時にはまた止まっているというような感じです。
頻度の目安の考え方として、
使用頻度が少ないと時計の油の劣化が進み易い、
一方常時動いている時計は動いていないものより歯車の磨耗が起こりやすい、
というような事を本で読んだのですが、
一長一短で勧められた期間より延ばして良いものかどうかの判断には活かせておりません。

上記のような使用頻度の時計であれば、
どの程度のスパンでオーバーホールを行なっていくのが
時計をより良い状態に保ち続けられるのか、
ご存知の方がおられましたら、是非ご教授お願いします。

A 回答 (7件)

 「日常的に腕にはめて通勤する程度の使用頻度と考えた場合にはどの程度のスパンでのOHが良いとお考えでしょうか。

3~5年の範囲で私のさじ加減ということになるのでしょうか。」についてですが、

 腕時計のオーバーホール(以下OH)の一般的な考え方を知っていただく必要があります。大きく分けて2つの考え方があります。(もちろん、注油だけをクローズアップしていますが、それ以外の部分も含まれていると考えてください。全部を説明していると難しくなるので・・・。たとえば、腕を振って歩くと、時計に遠心力がかかったり、姿勢差とか・・・)

1 OHが3年に近い方は購入時期と製造(注油)時期が不明瞭の場合。
2 OHが5年に近い方は購入時期と製造(注油)時期がほぼ同時期の場合。

1と2とも言えるのは、どちらも注油したときから、油が酸化、硬化、液化などが起きてしまう。(最近は、変化の起こりにくいものがありますが、機械との相性もあるので・・・)いわゆる、使っていなくても経年劣化(注油、パッキンなど)しています。その期間なのです。

 使用頻度は、考慮しないのが一般的(荒っぽい考えですが、一部理にかなわない部分もありますが・・・)なのです。他の方の回答の例えを用いて考えてみると、分かりやすいかもしれません。(ピントがずれるところもありますが)ほとんど乗っていない車も、毎日乗っている車も、公道を走る場合は、同じように車検が必要です。それはなぜなのでしょう。(う~ん逆に分かりにくいかなぁ~)

 それは、機械(器械などを含む)は、1度も使用していなくても、1日1日使えない物になっているのです。

 なので、他の方の回答の様に、OHの時期が機械(器械などを含む)としての考え方になるのです。なので、メーカー(たぶん安全率も考慮していると思われるが)は経年劣化の起こりやすい部品を目安にOHの時期を決めているのです。

 使用頻度を考慮に入れるとむしろメーカーのOH目安を守った方が安全で、毎日使っているというのは、壊している(これはかなり荒っぽい、と言うか嘘になるかも・・・)と言った方が当てはまるのかもしれません。

 つぎに「因みに2006年に新しく出たモデルをすぐに購入したので、製造されたのも購入日とそう大きく違わないと思うのですが。(誤った感覚なんでしょうか・・・)」上記にも書いた内容でなんとなく分かっていただけると思いますが。こればかりは、大量生産が出来ないモデルになると・・・です。(答えが出てない・・・)ちなみに、最初の頃のOHは、調整の意味も有ります。当然、OHに出すときに日に何秒ずれる(+-)とか、月に何秒(+-)とか、年に何秒(+-)を伝える(日差を計測しておく)と時計の精度が上がる場合が有るので、参考にしてください。だから、初めてのOHは大切なんだよと言う人はたくさんいらっしゃると思います。(手間がかかって困ると言って、じつのところにんまりしている・・・)

 つぎに「また、下の方は一度動かすと動かし続ける方が、動かしたり止めたりを繰り返すよりも時計の為には良いと仰っておられますが、そういうものなんでしょうか。もしそうであれば、今後は可能な範囲で時計が止まらないように使用していきたいと思うのですが。初めの質問内容のようなスパンでの使用であれば、動かし続けているのと大差無いという事ならこれまで通りの使用方法で行こうと思います。」う~ん・・・これは困った質問です。と言うのも、腕時計で試したことが私は無いのです。しかも、試した文献(記述)を読んだ事がないのです。雑誌とかネットでは時々見ますが、審議の程は分かりませんが、推測で言いますと、上記からの内容を加味して考えるに・・・、だいたい正しいのだと思います。ただし、条件によっては正しいとは言えない場合も出てきます。(今は、議論しません・・・)そこで、こう考える事は出来ませんか?腕にはめる時計だから、腕時計、OHの時期はほっておいても同じなら、毎日つけても(今まで通りで)良いのでは?(く、苦しいかな?)


 そこで、視点を変えて、今の「オメガ スピードマスター」を後何年使用するつもりなのかを考えてみてください。
それがもしかしたら、後20年でしたら購入してから7年毎(合計使用期間約20年)、20年以上使用続けるつもりなら、5年毎、とか・・・(え、上で説明した内容と矛盾してるじゃんw、当然、自己責任でお願いしますね。)です。20年使用し続けると5年毎にOHしていても・・・、おそらく本当のOHが必要になるとおもいますが・・・。


 長くなったので、総括します。要するに、前にも書きましたが、あなたが、精密機械と考えるのか、それともOHの必要な機械と考えるのか、または装飾品の一つとして考えるかです。以上が私のアドバイスです。参考にして抱ければと思います。

 P,S おもしろい(感慨深い)時計をお持ちなのです。悩みも楽しみ方の一つとして時を過ごしてください。
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この回答へのお礼

早々のご返答ありがとうございます。
大変分かりやすく解説いただき参考になりました。
早めにOHの手続きを取りたいと思います。

お忙しい中、親切にご教授いただきありがとうございました。

お礼日時:2012/01/05 16:15

#3です



>動かし続ける方が時計の為には良いということでしょうか。
私の経験上その方が時計のためにいいと思います


>必要なおよそのOHのスパンが知りたいのです。
1日に5分も10分も時間が狂うようでは時計としての役割が果たせないと思うので・・・
これは私が見ていて蓋を開けた状態が見られれば良いのですが
それが出来ませんので
クロノグラフであれば、歯車の隙間も少ないですし、遊びの部分が余りないですので
そのほうが一番気を使ってメンテナンスしてあげたほうが良いですよ

本来なら購入したときから月にどの位の精度が出ているのか
夏秋冬とどのぐらい変化があるのかなど細かく見ていただくほうが良いです


>上記のようなもの要求するのであれば最低でも5年に1回のOHが必要でしょうか。
もしくはもっと短いまたは長いスパンでのOHで対応可能でしょうか?
クロノなら3年でも良いくらいなのですが
販売した方が5年と言うことなので5年が最低限のベストだと思います
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この回答へのお礼

早々のご回答ありがとうございます。
大変参考になりました。
とにかく早めにOHの手続きを取ろうと思います。

長文にも関わらず丁寧にご教授いただきありがとうございました。

お礼日時:2012/01/05 16:12

こんにちは、どなたにでも言えるのですが、お手持ちの腕時計が比較的高額な機械式を購入時に何に悩みましたか?


値段?デザイン?ブランド?信頼?精度?それとも・・・?悩むところは人それぞれでしょうが、あなたが、「オメガ スピードマスター」に何を求めている(期待している)のでしょうか?精度をとことん追求(限界はありますが・・・)するのであれば、やはり、定期的なオーバーホールは必須かもしれません。他人からみて、オメガの時計と分かる程度で、ただ腕にはめているブレスレットの様なものであれば、オーバーホールは無用の長物なのかもしれません。むしろ、研磨にお金をかけた方が良いのかもしれません。

 そこで本題に入りますが、お尋ねにある「どの程度のスパンでオーバーホールを行なっていくのが時計をより良い状態に保ち続けられるのか」ですが、2006年購入とありますが、むしろ製造(注油)された時期から考える必要があります。そこで、考え方の一つとして、精密機器として考えるのであれば、毎年する。実用範囲(無理の無い範囲)として考えるのであれば、3~5年それ以外は、自分が必要と思うときにと言う程度が良いと思います。

 あなたが普段はめている時計の具合は、あなたが一番よく分かっているのです。おかしい?と思ってからでも良いような気もします。

 そうでなければ、次回の購入時の参考として、オーバーホールの必要の無い、若しくは、気軽に買い換える事の出来る時計(ブレスレット?)の購入をお勧めします。

 P.S この手の時計は手(金)がかかる事に魅力を感じている人も多くいらっしゃいます。オーバーホールが出来ない時計も多くあります。そんな動かなくなった時計(そんなに古くなくても)をブレスレットの代わりにしている方もいらっしゃいます。悩むところも人それぞれです。色々悩んで、今年は良い年にしていきましょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
こちらの説明不足を補っていただき、
いくつかのパターンをお示しいただきとても分かり易かったです。

私のこの時計に望むのは実用範囲と仰られている所に当てはまるのかなと思います。
基本的にはステイタスというか、買うのに勇気がいる程度の額の時計を
身に着けていることに対する自己の満足感を満たす事が目的なんだと思います。
ですので、秒単位での狂いは全く気になりません。
一方で身につけている以上、時計としての機能は日常生活に支障の無い程度には
備えた状態で動き続けて欲しいと思っています。
その程度の状態を保つ為に必要なOHのスパンを教えていただければと思って質問させていただきました。

全くOHせずに使い続けて動きがおかしいなと思った時にOHに出し、
新品を購入するのと同程度の額を請求されても困りますし、
一方で必要以上にメンテナンスにお金をかける余裕もないので、
落としたり、大きな衝撃が加わり破損するなどの特異な場合は除き、
日常的に腕にはめて通勤する程度の使用頻度と考えた場合には
どの程度のスパンでのOHが良いとお考えでしょうか。
3~5年の範囲で私のさじ加減ということになるのでしょうか。
因みに2006年に新しく出たモデルをすぐに購入したので、
製造されたのも購入日とそう大きく違わないと思うのですが。(誤った感覚なんでしょうか・・・)

また、下の方は一度動かすと動かし続ける方が
動かしたり止めたりを繰り返すよりも時計の為には良いと仰っておられますが、
そういうものなんでしょうか。
もしそうであれば、今後は可能な範囲で時計が止まらないように使用していきたいと思うのですが。
初めの質問内容のようなスパンでの使用であれば、
動かし続けているのと大差無いという事ならこれまで通りの使用方法で行こうと思います。
私の読んだ雑誌には一長一短というような書き方でしたので、
ご意見を伺えればと思い追加させていただきました。

長々と申し訳ありません。
お時間がございましたら
ご教授下さい。
宜しくお願いします。

お礼日時:2012/01/04 20:01

こんにちは。



店員さんのいうとおり、5年以内にOHしてください。

「使用頻度が少ないと時計の油の劣化が進み易い」

つまり、使用せずに時計を止めていた状態から油が劣化した状態でまた動かし始めると
部品の摩耗、特に歯車の上下真、歯、カナなどが摩耗しやすくなります。

結果、次のOHで部品交換が増え、OH代の他に修理代が加算されてしまうことになりかねません。

車の車検と同じと考えてください。
車検代の他に部品交換代がプラスされると痛いですよね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
車検と同じ考え方という考え方は無かったので、
なるほどなととても理解し易かったです。

お礼日時:2012/01/04 19:35

こんばんは



機械時計の場合初期の動作がどうであったか
あとははじめてのOHがどうだったかで違いが出ます
これって車にも共通することだと思いますので判りやすいともいますけど
車も止めておくと調子が悪くなりますよね
時計も同じです
一度空気にふれた状態でほおって置きますと油が劣化して変質します
こうなると動かし始めたものはずっと動かした方が良いということになります

反対に動かさないのであれば
動かさないのであればまったく動かさない方が良いですし

その初期の状態を見るためにも
正規代理店で分解掃除をして異常がないかどうかの確認をしてもらう必要が有ります
最長でも5年ずつが良いですね
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
私の場合既に使用し時計を動かしているという事なので、
この場合時計を長持ちさせる為には止めたり動かしたりを繰り返すより、
動かし続ける方が時計の為には良いということでしょうか。
その前に、ご指摘のように異常が無いかの確認がまず必要との事ですので、
近い内に1回目のOHはしようと思います。

上の方のご指摘もありますが、一応私が希望するのは時刻表示機能以外にストップウォッチ機能や
カレンダー機能が備わっていますが、
それらの基本として備わっている機能が普通に使用する上で困らない程度に機能し続けてくれることです。
仮に毎年OHして時計の1日の誤差が30秒以内に収まっているとして、
それが1~2分程度以内の誤差で動き続けてくれるような品質が保証されるのに
必要なおよそのOHのスパンが知りたいのです。
1日に5分も10分も時間が狂うようでは時計としての役割が果たせないと思うので・・・

長くなり申し訳ありません。
上記のようなもの要求するのであれば最低でも5年に1回のOHが必要でしょうか。
もしくはもっと短いまたは長いスパンでのOHで対応可能でしょうか?

お礼日時:2012/01/04 19:33

オメガの利点は何年経っても修理ができることです。


小生の持っている70年前の懐中時計も修理ができるそうです。

余談はさておいて
オーバーホールは頻繁に遅れるようになってからで良いと思います。

それは使い方にもよりますから・・・・・・
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
遅れるようになってからで良いとのご指摘ですが、
遅れるようになった時に初めてオーバーホールに出して元のように(通常の時計として問題ない程度)
使えるように修理していただく事は可能なのでしょうか。
(その時の故障の程度にもよるでしょうが・・・)
(他の方が仰るように部品交換代など余分にお金もかかるでしょうが・・・)

お礼日時:2012/01/04 19:21

10年に一回でお良いでしょう。

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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
他の方の意見も参考にしてどうするか考えたいと思います。

お礼日時:2012/01/04 19:17

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