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関東の二次林について研究しています。現在アズマネザサとヒサカキ・シロダモ・(アオキ)が繁茂している状態なのですが、このままサブクライマックスの状態が続くのでしょうか?それとも極相林へ近づくのは早いのでしょうか?何かヒントをお願いします。

A 回答 (1件)

アズマネザサ(←ススキクラスでしたっけ?)は明るい場所にしか生えないはずなので、林冠が閉鎖されるなどして林床が暗くなれば、アズマネザサは確実に衰退していくと思います。



一方、ヒサカキやシロダモなどのヤブツバキクラスの樹種は、関東地方平野部の気候的な極相林の構成樹種です。
スダジイ・タブノキ・カシ類などの高木種とともに落葉樹の下で成長を続けて、いずれは照葉樹林になると思います。

『極相林へ近づくのは早いのでしょうか?』という質問の意味は、ちょっと理解しかねます。
極相林に向かって遷移が進んでいるかどうかを調べたいなら、毎木調査の結果を利用して直径階分布や樹高階分布を求めるのが早道かもしれません。
また、Aufn.の結果から、ヤブツバキクラスの種の割合を算出することでも、遷移の進行度合いがわかるかもしれません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!!確かにアズマネザサは二次林が極相林に近づくと衰退していきますね!!コナラの稚樹が見られたのでコナラ林の成長の過程を経るのでしょうか・・。ヒサカキは極相林になっても残るという推測ですね。ヒサカキが繁茂している森林でも常緑カシ類が成長していたのでありえます。
学会のために階層別BAというのを調べたのですが、どう見たらいいのかわからないのです。4次の形になっているような気がするのですが・・・。今のmapleには4次のグラフを書く機能がないらしいので困っているのですが・・・。

お礼日時:2003/12/11 06:06

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