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2月に初めて武奈ヶ岳に登りたいのですが、登山時間等及び現在の状況等わかりませんので、
お分かりの方教えていただいたいのですが。
予定の工程ですが、
(1)JR堅田から江若バス(8:45発)で坊村登山口~御殿山~山頂~中峠~金糞峠~青ガレ~イン谷口~JR比良駅
(2)坊村登山口~御殿山~山頂(往復)  帰りのバスが坊村発が15:46ですが間に合うでしょうか?
(1)若しくは(2)で考えています。
またワカン等必要でしょうか?
冬以外にリトル比良・釈迦岳等は何回か登山しています。
(昨年末に釈迦岳からカラ岳に行く途中で吹雪に会い迷いかけてので心配)

よろしくおねがいします。

A 回答 (2件)

こんにちは。

比良山は八雲ヶ原をベースに、コヤマノ岳・武奈ヶ岳を含むその周辺をメインに毎週掃除活動をしているボランティアです。
ご質問の件ですが、先のご回答者さんのご助言は大変適切と思います。

以下、少し補足をさせていただきます。

尚、先のご回答者さんがおっしゃっておられるとおり雪の状況、そして、ご質問者さんの経験・技術・体力等によって大きくかわってきますが、ここでは便宜上
前提(1)初心者ではないけれど、雪山経験はあまりない
前提(2)雪の状況は平成24年1月29日と同じと仮定
前提(3)2月初旬~中旬
とします。

まず先に(2)について…
江若バス(通称堅田バス)での往復を考えていらっしゃるということは、今シーズンから3月15日まで土日祝日も出町柳と行き来する京都バスが運休となっていることをご存知のものとご推察いたします。
結論といたしまして、前述の(1)~(3)の前提条件とすると、帰りのバスに間に合うかは大変微妙と思います。結果的に間に合うかもしれませんが、勝負をかけることになりそうですので、あまりおススメしたくありません。

次に(1)について…
以下の2点からおススメしたくないところです。
a.(1)の前提条件ですと、中峠から下るヨキトウゲ谷は危険と考えます。この谷は沢沿いルートで積雪も深く、かつ、何度も渡渉ポイントがありますので、下手をすると踏みぬきます。怪我のもとです。この季節、ヨキトウゲ谷を通る方は、それなりの体力・技術・経験を持つ腕に覚えありの方がほとんどで、それ以外の方は(登山地図にはないですが)、中峠を経由せず、コヤマノ岳南尾根を冬道として使っているケースがほとんどです。
b.下山時刻が日没後になる恐れが高いです。堅田バスですと、坊村出発が10時近くになると思います。昨日並みの積雪ですと、大山口到着が日没後になる恐れがあります。となると、夕方で凍結状態の正面谷を下山することになります。青ガレは積雪期はかえって歩きやすくなっていますが、凍結する夕方の下山は、初級者の方には危険と思います。

今シーズンよりは、坊村からの御殿山ルートは公共交通機関ではなく、自家用車で行ける場合になさっておいた方が安全上無難と思います。あるいは、最初から御殿山ピストンにしておくとか…。

公共交通機関で登山口近くまで来て、武奈ヶ岳山頂までのアプローチで、現在のところ、最も成功確率の高いのは(=よく使われているのは)、下記のコース取りかと思います。

(1)朝早くJR比良駅に到着
堅田バスをお考えということは、大阪駅7時45分発新快速をお考えのことと思います。これでは完全に遅すぎると思います。遅くとも、7時台にJR比良駅についておいていただきたいところです。JR比良駅に予め近江タクシーさんを呼んでおいてイン谷に向かえば、更に時間短縮となり成功確率があがるかと思います。
(2)大山口から正面谷を金糞峠に向け上がる
ただし…雪崩には十分お気をつけください。金糞峠までのトレースは、まとまった降雪後も地元の熟練の方が朝一でトレース付なさっていますので、大丈夫と思います。
(3)金糞峠から西、八雲ヶ原方向と大橋方向の分岐を大橋方向に少し向かった先の橋を渡り、その先にある入口からコヤマノ岳南尾根に取り付きます(その先にももうひとつありますが)。10数年前、比良では有名なさる方が整備なされ、今もメンテなさっておられるルートで、これまでも冬道として通の間では知られたルートでしたが、ヨキトウゲ谷の危険性が増してきたことから一昨年秋以来、有志の方々ご一同が一般の方にも取り付きがわかりやすいようにしてくださいました。そのおかげで、どれだけ多くの事故を未然に防ぐことになっているかと思うと、頭が下がります。登山地図にはのっていませんが、昨年雑誌に紹介されたこともあり、この季節は登山地図にある中峠へのルートよりもよほどメインルートらしい踏み跡がついています。ネットで検索していただければ情報はたくさんあります。
(4)コヤマノ岳山頂を経由し、武奈ヶ岳へ
その際途中で、コヤマノ岳にある「八雲ヶ原(旧ゲレンデのパノラマルート)への分岐」をぜひ確認しておいてください。現在の現地の積雪では標識は雪の下ですが、日曜は大体私もその標識をスコップで掘り起こしていますし、八雲ヶ原へおりるルートにトレースがない場合は、日曜朝につけるようにしています(留守する場合は無理ですが)。トレースがその標識のところを通らず、ショートカットで武奈ヶ岳へ向かっていることも往々にしてありますが、八雲ヶ原(パノラマルート)へのトレースの有無は絶対に確認しておいてください。
(5)武奈ヶ岳からは(4)のトレースをたどり、旧比良スキー場のゲレンデを通るパノラマルートで八雲ヶ原におりてください。時間的には遅くとも15時までには八雲ヶ原に到着していただいた方がよいと思います。武奈ヶ岳とコヤマノ岳の鞍部に、イブルキのコバを経由して八雲ヶ原に向かうルートの入り口もあり(鉄の標識があります)、このルートも日曜朝一、大体トレースの状況をチェックしていますが、質問者さんの様子だと、前述のパノラマルートの方がよいと思います。八雲ヶ原に15時までにとなると、武奈ヶ岳山頂は14時には出発していただくことになるでしょうから、それまでに武奈ヶ岳に到達できないと判断したら、コヤマノ岳でとどまった方がよいかと思います。コヤマノ岳山頂も、なかなかのもので、ワタシは武奈ヶ岳山頂よりずっと好きです。
(6)(4)の八雲ヶ原へのトレースがなかった場合は、元来た道を戻り、金糞峠から正面谷に下りていただくことになろうかと思います。
(7)八雲ヶ原からは、北比良峠を経由して、ダケ道で大山口へ下山してください。八雲ヶ原から北比良峠への道がわからないという方が時折いらっしゃいますが、休日であれば八雲ヶ原に誰かいるでしょうし、北部湿原池(京阪さんが自然回復の一環として造った池、ただし今は雪の下ですが)前の鉄の標識に、小さな掲示をしてありますのでご参照ください。

尚、地図とコンパスの基本的活用は最低限習得しておいてください。地図は、雑誌や観光本なんかにあるものではなく、コンパスをセットするのに使える2万5000分の1や5万分の1の、登山で使えるものにしてください。細かいことを申し上げる様ですが、比良山は遭難が多い山です。その多くが道迷い、冬山での道迷いは即命に直結しかねませんので、身を守るため、おススメします。それと、登山届は忘れずに…。ワカン・スノーシューがないと…そもそもコヤマノ岳で歩けないと思います(笑)

もひとつ…前述の前提条件ということでしたら…単独行ではなく、(現地での)経験・技術のしっかりした方と一緒に歩かれることを強くおススメします。

以上、ご参考になれば幸いです。
「冬の武奈ヶ岳」の回答画像2
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この回答へのお礼

さっそくのご回答ありがとうございました。大変貴重なご意見拝見させていただきました。
先の質問の通り冬山はほとんど未経験(金剛山、三嶺山、高見山等しかありませんでした。)
冬山登山の経験を積もうと以前から何回か登っている比良山系で経験を積もうと考えましたが、経験者を探してチャレンジします。(昭文社発行の地図No.45[比良山系 武奈ヶ岳]の地図を携帯しています。)山岳ガイドの日帰り山歩きベスト100のP100で武奈ヶ岳のコースが乗っていたので(坊村~御殿山~ワサビ峠~山頂~八雲ケ原~カモシカ台~大山口)コースで4月にトライします。ありがとうございました。
PS よく武奈ヶ岳周辺の登山している方の紹介はどこで聞けばいでしょうか?

お礼日時:2012/01/31 00:26

お疲れさまです、2月とは一番雪が深い時期ですね・・・


また新雪か否かによってまったく異なりますので想定不可能です。

リフトやロープーウェイの在った時代とは違い、人が入っていませんゆえ

(1)は季節の良い時期でも健脚コースです、ビバーグ覚悟で臨んでください。
(2)無難なコースですが御殿山で撤退したこともあります。

なお、ワカンとアイゼンは必須です。

参考までに京都出町柳行きの京都バスが17:20分頃あります。
坊村のバス停は待合の小屋があり、案外すごし易いですよ。

以下で最新の情報をウォッチください。
http://irorimura.com/cgi-yama/link_top.htm
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