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何でも良いので助言をいただけると嬉しいです。
私はいわゆる少数派・・・だとよく言われます。
少数派を排除しようとする人が多いように感じるのですが、少数派を排除する必要は何故あるのでしょうか?
日本は民主主義国家なのか?
民主主義ってなんだろう?
多数決って民主主義なのか?
多数決の理論は法にも定めがあるけれど、その法を縛っているのは憲法だよね?
憲法って誰と誰が契約しているの?
(憲法制定当時、私は生まれていなかったけど私も契約対象なの?)
日本はよく法治国家と言われているけれど、日本という法人が誰かと憲法の契約をしていると思えば良いのだろうか?
法人「日本」を構成するのは多数意見だよね?
憲法の存在意義がわからない少数派は日本で生きちゃいけないの?
つまり、生きているということ自体が少数派なのか?
多数派になりたいと思ったら肉体を捨てる必要があるのか?
答えが出ない。。。何かヒントをください。
思考が多数派ではないので、支離滅裂に感じられるかもしれませんが、ちょっとした助言を頂けると嬉しいです。
No.7ベストアンサー
- 回答日時:
1,民主制てのは、基本的には価値相対主義を
前提にしていますから、少数派を排除する、て
考えは民主制からは出てきません。
2,多数決は、実際の必要性という事の他に
理論的には次のように理由付けがなされます。
つまり、何が正しいのか、価値があるのか、断定
できないから、多数決に寄る訳です。
何が正しいのか、価値があるのかが判っていれば
それをやらなければいけません。
多数決で決めることは誤りです。
全員が反対しても、その正しいこと、価値があることを
やるべきです。
社会主義がまさにこれを根拠に、少数派を排除しました。
3,”憲法制定当時、私は生まれていなかったけど私も契約対象なの?”
↑
kqueen44 さんも、国民ですから、その通りです。
ここに、国民とは現在する国民のことではありません。
過去現在未来と、一連の流れの中にいる「歴史的意味の国民」です。
だから、憲法制定時存在しなかった人も、選挙権を持って
いなかった人も、総て含まれます。
4,”日本という法人・・・”
↑
国家法人説は過去の説になっています。
5,”憲法の存在意義がわからない少数派は日本で生きちゃいけないの?”
↑
憲法はなんの為に存在するのか。
それは、国家の恣意を封じ、もって国民の権利を保護
する為に存在します。
これを近代的意味の憲法と言います。
だから、少数派の人も日本で生きていけます。
憲法の構造ですが。
多数決で、法律を作ります。
でも、それだと少数派の権利が保護されない
場合が出てきます。
それで、司法制度があるのです。
裁判官が選挙で選ばれないのは、これが理由です。
御回答ありがとうございます。
裁判官が選挙で選ばれていない理由がこんなところにあったのですね!!
そして「国民」の解釈。
国家法人説が過去にあった説だったと言うこと。
大変参考になりました。
No.8
- 回答日時:
日本で初めて作られた法律である十七条憲法の第一条が有名な「和をもって貴しとなす」です。
最初の法律の最初の言葉が「和」でありますので、かように日本人というのはなによりも「和」を最優先させる民族性をもっています。ですから、少数派がアレコレと言い出すと、それは「和を乱す」ということになります。総意がそうなっているのに「それはいかがなものか」なんて言い出されると「せっかくの和を乱すのか」ということになります。ですから、そういう和を乱す意見は排除せよというバイアスはかかってくると思います。
一方、和の重視は違った面というか弊害というかそういうのもあります。他の方も回答していますが、日本人はしばしば「少数派の意見も導入せよ」あるいは「話し合って取り入れよ」なんて言い出します。
これがどうして困ったことになるのかというと、今の大阪市がまさにそうですが、市長が「もうお金がないから予算を削ります」というと「いや、ウチを削るのは困る」「もっと貧しい者の意見も聞け」とやいのやいのと言い出します。そういう人の意見をいちいち聞いていたら右に曲がることもできないから「リーダーが右に曲がると決めましたから右に曲がります!」というと、「それはハシズム(ファシズム)だ」と反発します。でも、右に曲がるか左に曲がるか決めなければいけないのに「左に曲がりたい人の意見も聞くべきだ」「いやまっすぐ行く人の意見も取り入れるべきだ」なんて言い出したらキリがありません。
バブル崩壊前の頃や江戸時代や平安時代の真っただ中みたいな時代には和重視で世の中うまくいきます。とくになにもしなくてもいいですからね。
ただ、今の時代や幕末のような「非常な時代」には変革を望まずひたすら「和」を重視するやり方は「なにも決められなくなる」ので弊害の方が大きくなりますね。
欧米の民主主義は、少数派だろうが多数派だろうが議論するときは議論しますが、リーダーによって方針が決まると全員そのリーダーに従いますからそういう意味では「多数派も少数派もない。リーダーが決めたことが方針だ」となります。それに不服がある奴は?戦って負けたら滅ぼされますからね。死人は文句を言わないというわけです。
御回答ありがとうございます。
「和」の心・・・
大事だなぁと思います。
しかしながら、自分はさておいて興味の薄い分野には「決断力を!」なんて結論を急がせたような記憶があります。
時間の限り議論すると言うのも、選択肢。
リーダーが決定したから決定と言うのも潔く感じられます。
No.5
- 回答日時:
若いですね、、、。
自分の存在場所やらIdentity を探している状態ですね。
日本の国の取っている制度は、民主主義ってやつですから、議決には多数意見を採用して物事を取り決めます。
ただし、少数派にもチャンスが有るのです。少数派と思われている環境を打破できるチャンスのことです。
なぜかというと、多数の意見だけが正しいかと言えばそうでない場合が沢山あります。
その物事に自信が有るのであれば、相手を説得し、啓蒙し、大いなる勇気や誠意を持って事にあたってください。
心を動かされて仲間になる人が必ず現れるでしょう。
今の世の中のは何でも下り坂、良い子ぶり、仮面人間、、何にもしない人、がはびこっています。ですから、聞いていて馬鹿馬鹿しいことばかりですが、少数派を自認するのでしたら、強い心でみんなを説得することを心がけてください。
あなたみたいなのが沢山出てくると、良い世の中になりますよ。
肉体は若年者に分類されるような年齢ではあります。
ようやく「人は一人では生きられない」の意味がわかりつつあるような年頃です。
啓蒙活動を始めようと思います。
押し付けるのは良くないですが、自発的に考え部分的に共感する人が増え、多数意見に変われば生きやすいと思いました。
でも・・・少数意見に変わってしまった人はどうなるのだろう?
変化が怖いと思うこともあります。
No.4
- 回答日時:
>少数派を排除しようとする人が多いように感じるのですが、少数派を排除する必要は何故あるのでしょうか?
排除しようとするのは「幼い集団」だからです。成熟した大人の集団では、少数意見を取り入れ、なるべく大勢の人が納得する行動を取ります。
>法人「日本」を構成するのは多数意見だよね?
多数意見ではないでしょう。様々な意見の集合体と考えるのが、良いのでは?
ある人の意見と、ある人の意見の重なる部分が、多数意見の実態だと思います。
>憲法の存在意義がわからない少数派は日本で生きちゃいけないの?
>つまり、生きているということ自体が少数派なのか?
???なんだか、論理に飛躍がありますね?
憲法は、それまで封建社会であった国が、国民の主権を尊重し、大多数の国民の幸福を追求するために、その国の国民と結んだ契約です。
ですので、それぞれの国民が存在意義が分かろうが、わかるまいが、その国民の幸福をなるべく守るのが国の義務となります。ただし、国民でもいろんな考えの人がいるので、全員の幸福は守れません。(例えば、快楽殺人を好む者の幸福はかなえられないのです)
>多数派になりたいと思ったら肉体を捨てる必要があるのか?
いいえ。自分の意見が正しいと思えば、穏当な手段で表明すればいいのです。その意見に同調する人が増えれば、あなたも立派な多数派になります。
ただし「多数派になりたい」というのも、幼い自己実現要求の一つだとは思います。
少数派であろうが、多数派であろうが、「私は私」と思えれば、何も怖いものはありませんので。
御回答ありがとうございます。
「意見の集合体」というところに感銘を受けました。
質問当時の私は、おそらく何かに所属していたいという欲求があったのではないかと思います。
変化し続ける自我で他者を否定しないように生きていたいです。
No.3
- 回答日時:
>日本は民主主義国家なのか?
>民主主義ってなんだろう?
>多数決って民主主義なのか?
日本は民主主義であり、国民全員が権利者であり
多数決ではなく「合意」によって意思決定がなされます。
国民の多数が合意すれば、意思決定とみなされます。
しかし多数派や少数派は最初から最後まで決められたものではなく
思想や活動によって少数派が多数派に変化することもあります。
>多数決の理論は法にも定めがあるけれど、その法を縛っているのは憲法だよね?
>憲法って誰と誰が契約しているの?
>(憲法制定当時、私は生まれていなかったけど私も契約対象なの?)
>日本はよく法治国家と言われているけれど、日本という法人が誰かと憲法の契約をしていると思えば良いのだろうか?
憲法は契約ではありません。
日本国に生まれ、日本国籍を得た時点で
日本国憲法の原理原則の下での生活が保証されます。
あなたが少数派の意見を主張することも認められています。
国民の意見を認めない国も多数ありますよ。
>法人「日本」を構成するのは多数意見だよね?
>憲法の存在意義がわからない少数派は日本で生きちゃいけないの?
>つまり、生きているということ自体が少数派なのか?
>多数派になりたいと思ったら肉体を捨てる必要があるのか?
何を持って多数派意見とするのかわかりませんが
少数派の意見を多数派に変えたければ、そういう活動をすればよいのです。
単純に言えば多数派だった自民党を、少数派だった民主党が
民意や政治活動で逆転したのが現在です。
以前は女性が働くなんて少数派の意見でした。
しかし女性の地位向上のために活動した人達の力で
現在は(原則)就職、労働に関する権利は平等というところまで向上しています。
日本国憲法が不満なら、憲法改正のための活動をすれば宜しいかと。
憲法改正派は、とても少数派と言えないぐらいの規模の人がいますよ。
本格的に改正活動している人が少ないだけです。
それが嫌なら、日本国憲法の及ばない海外への移住をお勧めします。
アフリカのソマリアなど、政府自体が機能していないので
憲法自体がありません。一切の憲法が適用されない生活が出来ますよ。
そこでも存分に生きている人もいるし、肉体を捨てる必要もありません。
御回答ありがとうございます。
勉強になりました。
価値観は変化する物であり、少数意見が多数意見に変化するというのは盲点でした。
日本国憲法を読みなおしたところ、少しだけ改正した方がいいのかなぁという部分もあったので、研究してみます。
(特に10条の辺り)
No.2
- 回答日時:
何をもって少数派なのかが書いてませんが。
憲法は原則としてその国家に生まれ籍を置いた時点で契約したことになります。
まぁ渡航者の犯罪などはまた別の話しですが。
民主主義は多数決です。
天皇が主権を放棄し、意思決定者が「国民」とされている以上、不特定多数でありながら全員が同格である国民から一つの答えを出すことはできません。
ゆえに多数決になるんです。
ま、今の日本の政治が本当に民主主義(多数決)かは議論の余地がありますが、「国民が自分の意志で選んだ意思決定者」が日本を動かしているという構図だけをみれば「民主主義」と言えるでしょうね。
>憲法の存在意義がわからない少数派は日本で生きちゃいけないの?
極論で言えばそのとおりです。
例えば質問者様が家を買う時に不動産屋と契約しますよね?
それと同じで、我々日本国民は日本国家が管理する土地に住まわせてもらっています。
その居住権が即ち「国籍」であり、その国籍を得る代わりに税金を払い法律を守ることで、国と「契約」しているわけです。
逆にそういった「契約」をしている事で、我々国民は他国家や犯罪・ケガ・病気などから守ってもらってる部分もあります。
なので、その「契約」自体が意に反するというのであれば、国籍を捨て国外で自由にすればいいのです。
我々は法律を押し付けられているわけじゃない。法律を守ることで相応の権利や庇護を得ています。
その法律を守る気が無い、というのならその庇護も捨て去るべきです。
庇護を受け守られながら「法律は守れない」なんて、クソ甘えた話でしょう?
少数派であろうと日本に住みたいなら日本の法律の元にあるべきで、それがイヤなら日本から与えられる恩恵を捨てるべきです。
御回答ありがとうございます。
医者や心理専門家等から、150人に一人くらいの割合で存在すると言われる脳の機能を持っているため、行動(言動)や思考が比較的少数派だと言われます。
日本から与えられる恩恵を捨てようかとも思っていたので、概ね間違いではなかったようです。
生まれ落ちた瞬間に契約締結と言うのも納得しかねる部分ではありますが、出生直後の能力から考えて、日本に生まれ落ちて良かったなと思います。
捨てる自由があるということを忘れていました。
勉強になりました。
No.1
- 回答日時:
わたしは多数決とは、人間社会の中では必要なことだと思います。
ですが、そのあり方については疑問を抱いています。
人は一人では生きていけません。
多数の中で生活しなくてはいけません。
そのため、大多数が望むものを社会に反映させないと、生きにくい世の中になるわけです。
でも、では少数派の意見は?
となります。
わたしは少数派の意見も多少は取り入れた折衷案というか、建設的な案を最終案にすべきだと思っています。
時間や予算の削減によって、少数派を排除するやり方がもっとも簡単であると思われてきました。
でも、それでは真のよりよい社会にはなりえません。
おざなりの、かりそめの良い社会にしかならないのです。
本来なら、時間や予算を惜しまずに建設的に話し合えば、時間も予算も無駄になることはなく、よりよい社会になります。
ですから、たとえば、社会の大多数が禁煙社会を望んでいても、一部の愛煙家は吸うところがなくなっては生きにくいでしょう。
今までは少数派を排除して禁煙をごり押ししてきましたが、これからは分煙という考え方を推奨していく。
根本にあるのは、個ではなく、全の和を思いやれるかということなんだと思います。
ですから、多数派は少数派の意見をくみ上げる努力をし、少数派は多数派がいるという事実を受け止める努力をしなければ、世の中はうまく回っていかないということではないでしょうか。
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