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先日、外国の方と交流する機会がありました。
そこで、日本の公務員と民間企業のサービス残業の差について話したら、殆どの人がどうやったら民間企業のサービス残業を減らせるか考えていました。
でも日本の場合、民間企業と同じくらい公務員もサービス残業をしろ!と言う考えが多いと思いました。

日本人は震災の自粛もそうですが、苦しい人がいたら周りも一緒に苦しまなきゃ不平等だ!という考えだと思いませんか?

A 回答 (4件)

我々は労働の対価として賃金をもらっています。


ですから、対価なしで労働を強制されるとしたら、それは店の棚から商品を強奪してくるのと同じことです。
個々の労働者は会社にとっては一人、二人という数えられる労働力でしかない、ということに気がついていない人が多いんじゃないでしょうか。

これはかなりラジカルな理解の仕方かもしれませんが、外国の方は多分そう理解したから、サービス残業を減らすことを考え始めたのだと思います。

私はむしろ「サービス残業」という言い方が実態を正しくあらわしていないのだと思います。
例えば、週に80時間仕事してるとしましょう。このとき、日本語で40時間分を「サービス残業」といいますが、それをやらないと仕事にならない、というのが実情でしょう。
これを、#2の方のように、「日本人の責任感」に理由を求めてもいいのでしょうが、私は、むしろ今もらっている給料が週80時間に対する対価なのだと理解するべきだと考えています。

名目と実態に差があるのは、どんなことにでもありうる話で、今の場合、名目週40時間に対して実態は週80時間である、ということです。
この差を揶揄した言い方が、「40時間のサービス残業(ただ働き)」というわけです。単なる冗談ですよ。
だから、「残業規制」という考え方では、サービス残業はなくならない、というのが私の意見です。

そういうわけですから、ある労働者がサービス残業で「苦しんでいる」としても、それは、その人がその職業を選んだのです。
賃金やその他の労働条件がそれぞれ違うのは当然のことであって、いい条件の仕事には当然人が集まりますから、競争も厳しくなります。
ですから、後は、労働力としての商品価値とそれに対する対価のバランスで決まるだけです。
万人がフェラーリを買えないとしても、それは平等・不平等という話にはなりませんね。自分という労働力をいい条件で買ってくれる会社がないからと言って、それは不平等と言う話とは違うことになります。

とはいえ、
>苦しい人がいたら周りも一緒に苦しまなきゃ不平等だ!
それもひとつの考え方だと思います。
労働や賃金との関連で言えば、つきつめれば、個人の賃金や財産に差があるから、不平等が生まれるのです。
例えば、土地なんかは個人の財産としてではなく、みんなで共有して必要な分だけ共同体から「借り受ける」と言うような形にしたらどうでしょう。
賃金も、同一の内容に対して、会社Aと会社Bで賃金が違うのは不公平です。みんな同一の統制賃金にしたらどうでしょうね。
なかなか、革命的なアイデアだと思いますが。
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この回答へのお礼

>>名目と実態に差があるのは、どんなことにでもありうる話で、今の場合、名目週40時間に対して実態は週80時間である、ということです。

凄い納得しました
そういえば、ケインズの下方硬直性と関係があるかもしれませんね
本来ならもっと賃金が下がらなければ、いけないところ実際は下がらない。その分サービス残業で補ってるのかもしれないですね

お礼日時:2012/03/24 15:56

そもそも公務員と民間を比較すること自体間違いですね


公務員はなんとなく時間を浪費しても席は確保される
民間は100%の負荷を定時間でこなし一人前 実際はトラブルや雑用や欠勤などが入る
とそれだけ残業に移行する つまり徹夜してでもその負荷は解消されなければならない
実績がないと来年度からは他の職場に配置転換となり挽回のチャンスを与えられる
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サービス残業を言うといろいろだと思います。


私も、多い時で月に数百時間のサービス残業をしたことがありますが、自分としてはサービスと言う感覚はなかったですね。
どちらかと言うと、責任感でしょうかね。
日本人の多くは、責任感が強い人が多いので、サービス残業が多くなると私は考えます。

しかし、最近では欧米の考え方が入ってきて、サービス残業はやらない風潮になってきています。
それと、過労死問題も出てきたこともあります。
そのため、企業ではサービス残業をさせない代わりに、厳密な管理をするようになってきています。
要は、仕事もしないで残業代稼ぎをする輩の取り締まりをしなければならなくなると言うことです。
それに、残業は命令ですので自分勝手にできないことは、法律で決められています。

>日本人は震災の自粛もそうですが、苦しい人がいたら周りも一緒に苦しまなきゃ不平等だ!という考えだと思いませんか?

そうでしょうか。
貴方のような考えを持っている人もいますので、一概に言えないと思いますが。
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40過ぎの会社員です。



質問者さまが感じておられるような理由の方もいらっしゃるでしょうね。
他には、「苦しいことが美徳」という考え方の人もいらっしゃるのかな、と思います。


サービス残業に限って言うなら、スタートが違うためだと思います。

「サービス残業」という言葉を使う場合、その人は残業を悪だと感じていません。だから、サービス残業をあまりしないという人がいると、「もっとサービスしろ」となるのでしょう。
サービスではなく、「タダ働き」と言うべきだと思います。そうすれば、タダ働きだろうがやると思えることと、タダ働きならバカバカしいということを区別できるのかもしれません。

外国の方の場合、「サービス残業」という概念自体が理解できないでしょう。
ですから、素直に「報酬が支払われない残業」と受け取って、残業そのものを減らすべきなのに、そのうえ報酬も払われないなんて論外だ、なんとか減らさなきゃ、となるのだと思います。

話が脱線しますが、日本でもサービス残業をなくそうという動きはありますよ。
我社でも、残業そのものを減らそう、サービス残業はゼロを目指そう、とはしています。「業務上必須」と「個人的満足」の線引きがしにくい部分になると、どうしても「サービス」になってはしまうのが実情ですけれど。
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