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基本的にベースはルートを弾いてリズムをとる事は理解しているのですが

ベースアレンジにおいて、コードが変わる場合、1音目には必ずそのルート音を
弾かなければならないのでしょうか?

違和感がなければ、3度、5度、またはそのキーのどの音でも使ってもいいのでしょうか?

よろしくお願い致します。

A 回答 (1件)

かなり動くラインでも1拍目の頭は多くの場合ルート音でその方が無難で安定感がありますが、必ずということはありません。

以下キーはハ長調(C major)またはイ短調(A minor)とします。

コードがFからCへと変わる場合、音を飛ばさず音階にそってファからドに下げるとき

(1)・・・ファミレ|ド・・・
(2)・・・ファ|ミレド・・・

(1)が無難な線ですが(2)も可能です。レを飛ばすこともあります。転調が多いときまたペンタトニックをその近辺で使っていてメジャーかマイナーかはっきりしないようなとき意図的にCコードのところにミを入れることでメジャーであることを示すことができます。反対にミ♭から下がるとCマイナーを強調することになります。

メロディやソロでペンタトニック(マイナーペンタ)を主に使う伝統的なロックでは7th(短七)音であるシ♭をCコードのラインに絡めることはよくあることで、1拍目の頭に来ることも少なくありません。八分音符の連打で最初が7th音なものの例として Led Zeppelin の Rock 'n Roll などがあります。
これはペンタトニックが許される曲調で使うのが非常に重要で、ポップスや今日のJPOPで使うと台無しにしかねません。そのくらいペンタトニックの音は影響力を持ちます。

5度の音はベースラインを組み立てるのにルートの次に重要ですが、それから始まるのは以外にも一番少ないようです。3度のようにマイナー・メジャーを決定することもなく、ルートから離れているので使いにくいのでしょう。
1拍目の頭にソがあるようなときはその小節がCだけではなく頭に半拍のGが入っているケースが多いようです。むしろ半拍のGが入っているならベースラインは「シドドド・・・」のように滑らかにすることもよくあります。

コードを支える以上にもう一つのメロディとして役割を目立たせるなら2度を目立たせることもありますが安定性を欠きます。


以上の他、いわゆる「分数コード」の場合は当然ですが本来のルート以外を弾きます。当然分数コードである必要性とその効果を狙う意図があります。
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