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天皇崇拝の教育を受けずとも天皇への国民の支持が揺るがない理由を教えて下さい。

平成天皇のお人柄や高齢でご病気なのに公務を真っ当される姿をみていると素晴らしいお方だとしみじみ思います。また東日本大震災でも避難場所をジャンパー着て回られる姿を見てありがたいお方だと思いました。

君臨しても統治せずのスタイルで、これだけ国民の支持を集める理由は何でしょうか?

私は二十代で、戦前戦後の天皇のポジションがどうだったかは知らないですし、戦争責任問題など様々な過去の論争もあったと思います。

それでも時代を越えてそこはかとなく国民に慕われる理由は何でしょうか?

A 回答 (7件)

それは貴方が感じていることを皆、感じているからです。


おごらず高ぶらず、尊敬できる人柄、これに尽きると覆います。
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この回答へのお礼

なるほど、非常に考えさせられるご回答でした。感謝致します。

お礼日時:2012/06/02 18:55

天皇がいつも考えていることは国民の幸福です。



被災地に行ったりして、常に国民の立場や気持ちになって考えていることです。

何不自由ない環境で生まれてきたのに、国民の気持ちよく理解しようと熱心に聞いているからです。

私はなぜ国民の立場で感じることができるのか不思議です。

気持ちをわかっている発言をするから尊敬されるのだと思います。


私だったら毎日「キャビアやトリュフ」とか「もっとうまいものはないのか?」言っていそうな気がします。
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この回答へのお礼

ご回答頂いて、新しい視座が見につきました。本当にありがたいです☆

なんかお金とか権力とか違う次元にいらっしゃっると感じますよね。世俗とはなれながらも国民を思ってらっしゃる感じが素敵です。

お礼日時:2012/06/02 20:43

色々な理由があると思います。



私の知り合いの中国人女性などは、天皇のファン
です。特に雅子さんが大好きみたいです。
これは、芸能人に対する感情と
同じようなものでしょうが、日本人にも
少しはあると思います。

その他にも、幼い頃から、周りの大人達が
そういう態度をとっているから、自然と
慕うようになってしまった、ということも
あるでしょう。

私は、その他に次の理由が挙げられると
考えています。
天皇という存在は、連綿と、少なくとも1000年
以上も続いてきました。
つまり、日本の歴史の徴表です。
フロイト流に言えば、天皇に接するときは
日本の歴史に接している、そういう無意識的な
感情が作用しているからではないのか。
それは、個々人の先祖を想う心情にも繋がっている。

だから、慕われるのだ。

そう考えています。
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この回答へのお礼

視察深いご回答ありがとうございます。 知識が増えました。感謝です

お礼日時:2012/06/02 18:53

日本人が文字を持てたのは天皇のおかげです。

538年(異説あり)に百済の聖明王が、欽明天皇に仏像や経典をプレゼントしてくれたのが切っ掛けです。その時点では日本に文字が無い。
その背景には、百済が高句麗や新羅と対立して、日本(当時は倭国と呼ばれていた)と誼を通じたいと考えた事情がありました。高句麗や新羅と対抗する為には日本を是非味方につけたいと考えた訳です。天皇がいたからこそ、聖明王はそう考えた訳です。もし日本が小国分立で倭国大乱と呼ばれるような有様だったら、聖明王はそう考えなかったでしょう。仏像や経典を贈りたくても誰に贈っていいやら分からないような状況でもどうしようもなかったでしょう。味方にしても頼りないと考えたなら、贈らなかったでしょう。もし欽明天皇が、仏像や経典の価値を判断できないような人物だったら、仏教も漢字も普及しなかった筈なのです。「こんなもの、貰っても意味分からん。誼を通じたいなら、酒と女を持って来い!」なんて言う様な俗物だったら、日本には仏教も漢字も普及しなかったでしょう。欽明天皇は仏教受容の是非を重臣たちに諮ります。もし仏教を受容したら、自分たちの既得権益を侵されると考えた物部氏は反対し、物部氏と対立する蘇我氏は、諸外国が受容しているのに日本だけが拒否できる道理がないと唱えて賛成に回る。仏教受容問題は、欽明天皇の代では決着がつかず、物部氏と蘇我氏の権力闘争も絡んで、長期化します。が、結局、蘇我氏の勝利となり仏教を受容することで決着がつきます。

日本は仏教の普及と文字の普及が同じだったのです。経典は漢字だけで記述されていた。中国や朝鮮から学者を招聘して、漢字を勉強した。

奈良時代は、奈良仏教の時代です。朝廷が選抜した学僧が仏教を勉強した時代です。
平安時代は、平安仏教の時代です。仏教が貴族を中心に普及した時代です。
鎌倉時代は、鎌倉仏教の時代です。仏教が武士や百姓を中心に普及した時代です。

時代が進むと共に、僧侶は朝廷の保護を離れて、独り立ちしていくのです。当初は国費留学生のような形で、遣隋使や遣唐使の船に同乗させてもらって隋や唐で仏教を学んだわけです。鎌倉時代には、布教が進んでいて、各宗派がそれぞれ独自の信者を獲得していて、朝廷の保護がなくても自立してやっていけるようになっていた。

平安時代には、カタカナやひらがなが創案されました。これは僧侶が経典を読み解く為にお経の文章の側に小さな文字でルビを振る為に創案したのです。漢字だけの文章を読み解くのは誰にとっても無茶苦茶に骨の折れる大難事でした。それがルビで意味や読みを書き込めば、誰でも容易に勉強できるようになった。

これこそが日本が世界に誇れる日本文化です。ルビという表記方法は、日本にしか存在しないのです。当初、カタカナやひらがなはルビの為に創案された文字だったが、やがて漢字と併用される独立した文字として扱われるようになります。漢字と漢字の間の副詞、助詞、接続詞などにひらがなを用いることで日本語の文章はたいそう読みやすくなっています。また、外来語などにカタカナを使い分けることで日本語の表現力が飛躍的に補強されています。例えばカステラ。カタカナであることで、これは日本の伝統菓子ではなくて、ポルトガルあたりから伝えられた菓子ではなかろうかという見当が誰でも立てられる。

元々は仏教を受容したからこそ、カタカナやひらがなが生まれたわけです。「必要は発明の母」。難しい経典を読み解く為の工夫が必要だったからです。そしてカタカナやひらがなの創案が文字の普及に力を発揮したのです。平安時代には源氏物語、枕草子といった女流文学も生まれました。

仏教伝来の事も、カタカナやひらがなの創案の事も歴史の授業では、さらっとしか教えていないけど、これが日本の歴史に果たした役割がどれほど大きいことか。

近代においてアジア諸国の中で、唯一独立を保ったのが仏教を受容し、立憲君主制だった日本とタイだけだったことの意味に気づいて欲しい。

日本の歴史は、天皇の歴史です。天皇がいたからこそ、日本は倭国から日本になることができた。天皇がいたからこそ、日本は欧米列強の侵略を免れた。天皇がいたからこそ、今の日本があるのです。

戦争責任問題?たわけたことを!戦争をしたからこそ、日本は軍国主義を一掃して民主化できたのではなかったか。戦争をしたからこそ、戦前の寄生地主制を廃して、小作人を自営農化できたのではなかったか。戦争をしたからこそ、戦前孤立した日本が、今日国際連合にアメリカに次ぐ世界第2位の国連分担金を受け持つ経済大国になったのではなかったか。

日本がハワイのようにもならず、日本人がアボリジニのようにもならずに済んだのは天皇がいたからではなかったか。
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この回答へのお礼

回答者様の知識の深さが滲み出るお答えでした。非常に勉強になります。

歴史をひもといた回答頂き、ますます天皇の存在の大きさを感じました。

お礼日時:2012/06/02 20:47

受験での競争 会社での競争 社会での競争 政界での競争


そんな事にとらわれることなく
日本のことだけを考えていらっしゃるからでしょう。

競争がないことを羨む人もいるかもしれませんが

皇室の方々ぐらいは
そんな競争にとらわれることなく
我々の行く末を案じていただける
国民全体の祖父母としてお元気でいていただきたいものです。
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この回答へのお礼

なるほど、考えさせられました。回答に感謝致します。助かりました☆

超越したところで見守って下さる感じがしますね。

お礼日時:2012/06/02 20:48

考えられるのは、



スター性。
森泉や石原良純・・等のテレビタレントを観てもおわかりだと思いますが、所謂‘ぼんぼん’というのにはそれなりの愛嬌があります。なぜなのかはわかりませんが、それは生まれながらに恵まれた生い立ちからくる「自信」や「余裕」から来るものなのかもしれません。「擦れていない」のです。・・・天皇というのはそれの最も極端な例(おそらく世界的に見ても最も)だと思います。
皇室というのがクローズされた世界であることも、そのスター性にかなり一役買っていると思います。バラエティに出たりして「地(じ)」を出したりしない女優さん程、いつまでも好感度が高く飽きられないでしょう。それと同じ。そういう意味では、長く閉ざされた‘演出’を続けてきたことは、結果的に皇室の勝利とも言えると思います。

それから、人は「ファンタジックな世界」に憧れを抱きます。古の世界・・歴史や昔話に憧れを抱くのものもそのひとつの例だと思います。
皇室は、(形が当時そのままでないにしろ)1000年以上前の古き良き日本が今に残るという、今となっては世界的に見ても大変貴重な存在です。それは浄瑠璃や伊勢神宮や白川郷のような、伝統芸能や文化財や世界文化遺産といったものと似た趣(価値)があると思います。大衆に取って皇室は「非現実」であり「ファンタジー」なのです。

そして、むしろ政治的権限が無いから、というのも大きいです。天皇は公務がありますが、それに対する失敗はありません。事実上、何の責任も負っていないのです。
そういう意味で、少なくとも他の政治家・役人あるいは一般労働者と違い、仕事においてイメージが落ちることはないというのは確かでしょう。

そして最後に、「皇族として生きていくことが、傍から見ると大変である」ということ。
以前、皇室に関する街頭インタビューで「ご自身の娘が皇室に嫁ぐことになったら、親としてどう思うか」という問いに、多く親からは「乗り気ではない」「心配、不安」といった声が出ていました。これは多くの日本人が納得出来るところでしょう。そしてこれが全てを物語っていると思います。
今の皇族は国民の「いけにえ」であり、「貧乏くじ」を引かされている感はあると思います。(実際のところどうかは別として、表向きは明らかにそうなっていると思います。)自分達の権限を利用して贅沢三昧で美味しい思いをしているだけならいくらでも足を引っ張る口実になるのに、彼等には「文句をつける」隙が無いのです。同情すら買うことはあれど・・。
そういう意味で、彼等は日本人の美徳の1つである「自己犠牲」の象徴的存在であると思います。(ここは言い切ります。)


以上から、天皇をスターとして捉えるなら、その商品価値は殆ど完璧といってもいいと思います。

(かくいう自分も、皇室にはある程度の関心がありますし、今の皇室には相応の価値があると思っています。天皇制に対する是非以前に、現段階での彼等の功績と社会的・世界的影響を考えた上でです。)
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この回答へのお礼

そういう見方もあるんですね♪一人で悩んでた疑問解決しました(^∀^)

目からウロコが落ちました\(^^)/素晴らしい回答サンキューでーす☆

お礼日時:2012/06/02 20:50

それこそ、神代の時代から続く高貴な家系が


日本の中心にある安心感と他国に対する誇りだと思います。
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この回答へのお礼

納得しましたo(^-^)o的を得た回答でありがたい限りです☆

お礼日時:2012/06/02 20:51

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